2022年11月19日土曜日

暑いと寒いの感じ方の個人差

暑いと寒いにはそれぞれ個々人の主観がある。


暑すぎて死にそう。直ぐに涼しい所に行きたい。

暑くて我慢成らない。このままじゃ死ぬかも。

暑くて我慢成らないが、ぎりぎり耐えられる。

暑いと感じる。汗が出て気持ち悪い。

暑いが、我慢出来ないほどではない。

温かいと感じる。不快ではない。

適温。

涼しいと感じるが、心地よい。

少し肌寒いが、特段騒ぐほどのことではない。

寒いと感じるが、我慢出来ないほどではない。

寒い。しかし、我慢できないほどではない。

凄く寒い。何か1~2枚着たほうが良い。

非常に寒い。暖を取りたい。

我慢出来ないほど寒い。今すぐに暖を取りたい。

寒すぎて肌が痛い。このままでは凍傷になる。

寒すぎて逆に何も感じない。むしろ皮膚が熱い。


と、まあ、色々だ。これらもあくまで個人の体感温度であって、平気な人はもっと幅があるだろうと思う。サウナに強い人は暑さに強いだろうし、極寒を日常的に体感している人は体がそれに慣れていると思うから対応できているだろう。

北欧の人でも色白で肌が綺麗・・・と思ったら、細かい産毛みたいなのがびっしり!という人も居て、これは産毛があることで肌着との間に更に空気の層を作りやすい。

オラは炎天下の浜で1日中、舎利石を拾っていたこともある。軽い熱中症になって帰ってから頭痛がしたものの、回復は早かった。

これはオラの体組成の水分量がむくみより少し低い程度でかなり水分が多いため、汗や呼気である程度の体温調節ができたため。普通なら頭痛と全身虚脱と嘔吐というレベルであろう。サウナや岩盤浴をしているつもりになれば気持ち良いとも感じる事ができるだろう。

適温の範囲はそこそこ広いが、常態的に暑いのは苦手。これは湿度が40%以下と低ければ結構な温度でも耐えられるし、湿度が70%だと汗ダルマで大騒ぎだ。汗が止まらず自分の湿気で更に不快感が増大する。そういう意味では寒いよりも暑いほうが有害だろう。

非常に寒いにしても、大騒ぎするほどのことはない。特に寒さに対する耐性が普通の人より低いので、寒いを通り越して痛いというレベルじゃなければ1~2枚着るものを追加するだけで十分だ。痛いというレベルでも無風なら耐えられる。

今日の野外の温度は「今直ぐ雪が降っても不思議はない」程度に下がっている。氷雨が降っていて風が少しあるので寒くは感じるも湿度は高く、騒ぐほどではないし半袖でも5分くらい外でタバコ吸ってても平気だ。実際の所、鳥肌すら立っていない。

要するに我慢できる程度であればわざわざ身を縮めたり、寒い寒いと足踏みしたりする必要はないし、暑くても口に出して騒ぐ必要も無い。暑いと言えば余計に暑く感じるからだ。ただ、寒いに関しては人一倍どころか、かなりの耐性があるので、みんながオラを見るだけで寒いというが、オラは寒そうな素振りを一つも見せないので「絶対に可怪しい!」という。

着ているシャツをめくって、ほら、下は着てないよ?。鳥肌も出て無いよ?。気のせいだよ?(ニヤニヤ)というのがオラの反応。

厚さ寒さは主観の違いでもあるし、太っているか痩せているかで奪われる熱量の速度も違う。筋肉量や脂肪の量でも違う。代謝率でも違う。心拍数や血流でも違う。


ちなみに、肌が乾燥しているかしっとりしているかも違う。汗をかいている状態では気化熱で通常よりも寒く感じ、暑い時は自分の肌の周囲の湿度が急上昇するので余計に気持ちが悪い。暑くても湿度が低いと蒸発した汗は空気に吸収されるし、風があれば周囲の湿気も風で流されるので湿度は下がる。

気温が低くても無風なら、自分の周りの熱が奪われにくいので寒くは感じない。逆に風速1mごとに体感温度は1℃下がると言われているので、寒い時に風が強いと急激に体温が奪われ、肌が乾燥してチクチクして痛いと感じたり痒くなったりする。寒いところから暖かい場所に急に移動すると血流が良くなって、じわーっと感じたり、痒くなることもある。

でも、ここで血液の循環が悪い人は、いつまでも体温調節ができずにいたり、逆に急激な気温の変化で血圧の急上昇や急降下を起こしたりもするので、要するに暑い寒いに対する許容範囲の広さが重要。冬の風呂場の脱衣場はヒートショックのリスクが高いというのは常識だけど、例えば体温の上昇や下降が緩やかだとそれは起こらない。むしろ、外気温に体温が急激に左右されやすい人の方が危険なのではないか。痩せすぎの人ね。

だって、痩せている人が健康かと言えば実際にはそうでもない。太っている人はみんな病気かと言えばそうでもない。痩せている人は暑さに強く寒さに弱いかと言えばそうでもない。

太っているのに、この程度の寒さで?という気温で厚着している人も居る。見ているこっちが暑いくらいだ。これは逆にその人の健康を疑っても良い。あれほど太ってるのに、体温調節ができないということは、熱を生み出す筋肉量が足りない。つまり代謝が低すぎる。脂肪が厚すぎて脂肪に流れる血管がコレステロールで詰まり、脂肪に血液が十分に回らなため蓄冷剤と化している。一度下がったら上がりにくく、一度温まったら冷えにくい。オイルヒーターだな。

体温を上げようにも血管の内側に脂肪やコレステロールがたっぷりとコーティングされていて血流が非常に悪い。この状態では血管が収縮したら血圧も急上昇しかねない。それこそ血管が弱っていれば脳卒中やくも膜下出血の危険もある。


では、最適なのはどういう人か。


多分だけど、血行が良い。そこそこ脂肪がついている。筋肉量が多く熱を発生させやすい。ある程度の寒暖に体を慣らしてて、直ぐに冷暖房に頼らない人ってことだろう。自分の体温のコントロールをやめてエアコンに依存してしまうと、災害時にエアコン使えないから先に神経がやられるんじゃないかな。文明の利器に頼りすぎると人間はダメになる。

イザってときにアレが無いだの、コレが無いだの言う我儘は被災時に通用しない。

0 件のコメント:

コメントを投稿