2023年11月16日木曜日

休みのない職業なんて成りたいやつ居ないだろ普通。「温泉旅館の女将を体験(下風呂温泉)」

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責任が重いだろうし、女将が最終的にクレーマーの相手をするんでしょ。でもって世間が連休の時は休めないだろうし、基本的に365日休み無し。給料が如何ほどかは知らないけど、こんな職業をイマドキやりたいなんて思うだろうか?。

仕事のモチベーションっていうのはたまの長期休暇が非常に重要で、気づかないうちに自覚しない疲労が溜まりまくる。オラが連続で5日も休むと、翌出勤日には手書きの文字が全く別人になるほど綺麗に書けてるわけで。

これが本人が自覚していない本当は滅茶苦茶神経がやられているって状況。要するに仕事で溜まった披露は、仕事から1週間位離れないと綺麗さっぱり抜けないんだよね。

この女将の仕事を1周間休むということが可能なのかは知らないけれど、閑散期に旅館の全員が一斉に休めるのであれば可能であろう。

オラが民宿かなにかをやるとすればだ、きちんと長期休暇を年間行事予定としてネット上に公開して、定期的にリフレッシュもできるようにして、収入に依っては営業するけど、ある程度稼いだら臨時休業も入れるだろうね。

何というか、日本人って沢山仕事をしている人が偉いという味方しか出来ない人が多すぎて、仕事なんて時間や量よりも質だって人は少ない。だから本当は30分で済むような仕事を残業までしてやってる人のほうが働き者として昇進させるからアホな構造ができる。

大事なのは仕事のメリハリと最適化であって、如何に省力化したり時短したり、周りと協力しあって休める時に休むという考え方に持っていかないとプライベートの時間が減る。

このプライベートの時間というのが大事で、それを人生のイベントに投入するのが自然な流れだと思う。それを業態に依って休みが多いとか少ないとか、全くないみたいな差が出てしまうので、いつまでも昭和方式を好んでるんだと言いたい。

要するに、サービスの多さよりも、多少セルフサービス的なものがあっても、他のことでお客様が満足してくれればそれで全体の評価が上がるでしょってこと。それを旅館とかこうあるべきだとかいう旅館業の型にはまったものをいつまでも提供するよりも、より印象に残るもので評価を獲得する方が従業員の負担は減って、休息も満足に取れると思うんだよね。

あと、そのエリアにひとつしかないとすればしょうがないけど、大小様々の同業者があるのであれば、相互に客を取り合うよりも、順繰り休業して、その間に施設の補修と従業員の休みを取るという方法もあるだろう。

物流業界はその辺の共配とか協業とか、集約とか、委託ってのがどんどん盛んになってて、僻地に数社で配送するよりも、僻地を持ち回りで1社に配送してもらえば、車もドライバーも戦力を無駄遣いしなくて済むってことだ。

20年前じゃ考えられないようなライバル企業同士でそれを実際にやってるんだからね。

マジでオラ自身も当時は考えられないような物流効率化法は進んでるんだよ。旅館業もそういった点で、年に◯回、しっかり休みが取れるような就業を組合全体で取れるようにしていますって方がさ、同業者同士の客の取り合いよりも業界の人手不足を補う手段として考えようよって時代なんじゃないのかな。

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