「小さい子どもいるのに」漁船転覆、シジミ漁の31歳夫と27歳妻不明 小川原湖(青森県)
小さなお子さんが居るのであれば、尚更ライフジャケットの装着。防水のスマホや携帯の所持。転覆時に取れる手段を考慮するといった「もしも」「かもしれない」などは自分と家族の幸福を考えれば無視できないものかと。
そういえば、過去に下北半島の漁業者の転覆遭難(死亡)事故で、漁師がライフジャケットを着けないのは車でシートベルトをしない事と一緒というような日記を書いたら関係者が日記を消せと特攻してきたね。
結局は自分のことだし、残された子供の不幸を考えれば、どうすべきだったのか訴えるのは遺族の方であり、オラではない。それでも漁協は組合員への100%ライフジャケット装着の義務化を進めていないし、海上保安庁がライフジャケットの着用をしていない漁業者への違反点数の付与と罰金を課さない限り、不幸な事故は無くならない。
陸上の事故と違って海上の事故ともなれば生存率は大きく異なる。人間は何十時間でもみずのうえを漂ってはいられない生き物なんだから。コレも結局は少し考えれば分かることなんだよね。ここで何も考えないというのは流石に危機意識が欠如しているとしか言いようがない。
これもさっきの日記と同じ。死に方はその人の人生の集大成である。
もっと解り易く言えば性格が現れるってこと。
<追記>
【詳報】16日の捜索で見つからず… 30代男性と20代の妻のシジミ漁師夫婦・行方不明のまま 80人態勢に増員し17日に捜索再開へ 目撃情報もなく…
思ったんだけど・・・公海上じゃないから捜索費用は漁協から出るんかねぇ・・・。
小川原湖の海流(湖流?)がどうなんか知らんけど、流されるってこともあるのか。それとも汚泥に沈んでたら見つからないよね。
慎重さが足りないということに尽きるかと。こういったものは漁協で海上保安庁を交えて講習会を開くなど、決して無理をしないという大前提を植え付けるべきでしょうね。
今回も結局のところライフジャケットを着ていれば携帯で救助を呼べた。携帯(スマホ)が防水なら水没しても安心。仮にウェットスーツを着ていれば冷たい水に浸かっていても救助まで持ちこたえられた。同時に、各種アプリの使い方を知っていれば位置情報を共有ってところまでできる。
難しいから。そんなのあるの知らなかった。必要ないと思ったなどと思わず、自分の命と家族の幸せを考えるのであれば、無理するにしても対策だけは万全にしておく必要がある。あれもしたくない。これもしない。収入を増やしたいではどうかと。少なくとも最低でも3隻出漁しなければ出漁は許可しないなどのルールを作れば、転覆時に他の船の助けを期待できる。何もかもがこれまで大丈夫だったからというだけで安全マニュアルの作成や周知といった命を守る手段を取らなかったことが最大の原因。
【速報】湖に沈んでいた妻の遺体を18日朝に発見 漁船転覆で捜索の31歳と27歳のシジミ漁師
繰り返されるのは学習しないから。明日は我が身と思っていないから同じ事故を他人事として見ていられる。自分の番が初めてきたとしても、後悔する暇も与えてくれないだろう。小事で済めば反省の余地もあるだろうけど。
でも、自分が対処ができないのに無茶をするのは無謀で自殺行為だ。普通の人は0度の水に落ちればすぐに低体温になる。思うように体を動かせずに徐々に意識を失うだろう。持っても15分だ。皮下脂肪があって低温耐性のあるオラなら2~3倍は余裕だろう。それだけの熱を生み出せるし真冬に強風ずぶ濡れで7時間耐えられたから。
そもそもそんな小さな船に乗るのにライフジャケットも着けない理由が分からない。浮いていれば蘇生の可能性もあっただろうに。思考を巡らせることを面倒だと思うのは生を諦めること。これ以上同様の事故が起きないように再発防止策を漁協全体で協議すべきかと思うけどね。
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