2024年3月13日水曜日

学習用PCはどうせ壊れるのだから高機能である必要はない。

 更新年数以外にも子供は落としたり踏みつけたりとPCはすぐに壊れるだろうし、ジュースをこぼす。雨に濡らしてしまうなどもあるだろうな。貸与という形で故意または重大な過失の場合は保険処理するか、その本体価格の5割を請求という形にすれば良い。大事に扱うという心も育てないと馬鹿な子はすぐに壊すでしょ。

PCの性能やOSについては何でもかんでもWindowsである必要もない。要するにその環境やハード、ソフトウェアを理解するという点ではAndroid+キーボードでもChromeOSでも良い。ファイルはクラウドに保存するのだから、仮にハードが壊れてもバックアップはクラウドにある。これだとハードの物理的損傷は児童の取り扱いだけに留まる。修理品は学校で予備機として壊れた場合に代替として貸与すれば良い。

問題は、個別に市町村がハードを選定していること。これだと親の転勤で別の地域の学校に行った時に学習環境が変わってしまう。本来であればこういった導入から使用方法。学習要項は文部科学省が仕様を決定し、発注するハードウェアの要件やデフォルトアプリもきっちりキッティングされた状態で、ログインアカウントを入れることで引き継ぎできるようにすれば良い。

発注が市町村に委ねられると仕様はその自治体の予算に縛られ、仕様もその自治体の教育委員会が決めることになる。これでは教育委員会がアナログの化石ばかりだとそこの小学校は大変だ。一人の優秀なITプロフェッショナルが居るのと居ないのとではハードウェアの性能よりも教材の提供方法や共有方法に大きな差が出来る。

結局のところ、音頭を取るトップがIT音痴だと思いつかないわけで、文部科学省は採用時にITスキルの高い人材を採用し、IT音痴はこの県に関して口を挟まないみたいなことをしないと、「モノを知らないのに口は出すクソ」が進行を邪魔するのだ。

「情弱はクチを出すな、カネを出せ」と言えば良い。

ま、無理だろうな。馬鹿ほど高い地位に居たがるし、仕切りたがる。そして自分の功績にしたがる。だからクチを出してケチを付ける。議論ばかりが好きで建設的ではない。話が進まない。なにせ仕組みがわかってない。でも割り込んでくる。日本の悪いところだ。

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ま、これはこれで良いのかも。

ただ、費用はかかるだろうね。でも先生の負担は下がる。教育のアウトソーシングも結構だ。何もITスキルの低い先生が無理してやることはない。学校の先生とて一般人だ。すごくPC操作が卓越している人も居れば、ゲームと動画視聴にしか使えない人も居るだろう。高齢の先生だとPCは年賀状印刷にしか使わないとかも居るんじゃないの?。

一般的な企業も同じだよ。一人のプロフェッショナルが居ると居ないとでは、導入までの進捗管理に大きな差が出る。選択肢がいくつも有る場合はそれを選定する時点でどれが最も現場に合っているのかを判断できる。実際にその場で使ってみて判断を下せる人間だ。手取り足取り教えて貰いながらだと売り込む側の言いなりになってしまうんでね。言いたいことを言えるのは、売り込む側よりも上手の人間じゃないと無理。

何もわからないから全てお任せって感じになると比較もクソも無い。アレもコレもと色々とプランに追加されてあっという間に予算を食いつぶす。要するに全てを任せると金がかかるけど、自分である程度のことが出来る先生だと余計なサポートプランを蹴ることができるので費用は抑えられるってこと。

それこそ、導入から構築まで全部できる人が居れば、最低限の予算で始められる。

何もかも分からないことだらけの人間しか居なければパッケージまるごと買わされて高く付くってこと。幾らでも安く出来るものを、人にやらせると高く付くのは当たり前。世の中はそんなもの。結局はモノを知らない人ほど金が飛んでいく世の中だ。だからそういう商売も成り立つ。

この辺が分かっていない大人が多いってこと。

大人になったから。先生だからこそ自己のスキルアップは必須項目だ。ましてや世の中はこんな状況。情報機器くらい使えなきゃね。

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