2024年6月12日水曜日

それ、本物?「魚沼産コシヒカリ」「大間のマグロ」「舎利石」

いつぞやニュースにもなった生産量を遥かに上回る大量の偽ブランド米が出回ってる魚沼産コシヒカリだけど、昨年の干魃に続いて今年も既に渇水で田んぼは危機的状況。

そして何故か米どころ新潟県に大量輸送される新潟県以外の米。パッケージには魚沼産コシヒカリの文字が入ったブレンド米として流通させたとしても、本物が数%しか含まれない魚沼産コシヒカリって、魚沼産コシヒカリと呼べるのだろうか。国はブレンド米の名称に関して分量の一番多い米を大きく表示するように法制化が必要なのでは?。

魚沼産コシヒカリはウマイ!とか食ってる米が、実は殆どが青森県産まっしぐらだとしたら、それは魚沼産コシヒカリが旨いのでは無くて青森県産まっしぐらが旨いのではないだろうか。

いつぞや、熊本県産のアサリの数十倍の量の偽熊本県産アサリ(中国産)がニュースで大問題になった。同じような事が新潟県産米でも起きている訳だが、裏に小さく複数原料米と書かれているとしたら、それは間違いなく嵩増しされ、表示されない米の味が旨いのではないか。

同じことが大間のマグロでも言える。大間のマグロもシールを偽造や増し刷りされていないとは言えない。
実際に漁協が把握しきれていない量の大間のマグロ。そもそも青森県内には大間のマグロは流通していないとまで言われている。何故なら県内で消費するよりも高く売れる大都市に出荷された方が遥かに儲かる。
わざわざ大間まで行って大間のマグロを食う青森県民がいない様に、これもまた偽ブランドである可能性が高い。

大間のマグロは漁獲量のちょろまかしが横行していて、昨年大騒ぎされ、まだまだ全容が暴かれていない組織的犯行さえありそうな雰囲気だ。

規制する側も大間のマグロというブランドで金を青森県に落としたい。だから漁獲量に大幅なペナルティが課されていない。
それこそ割り当て全量削減でも甘いと言える程の大チョンボをブランドを護る側が容認している。
普通は許され難い裏切り行為の筈。

偽ブランドの席巻はオラの独壇場でもある舎利石にも起きていて、偽物の駆逐は急務ではあった。一時は減った偽物は不景気の加速でまたもや溢れかえってる。似ても似つかないものでも舎利石と名前が付いていることが重要らしい。

要するに、「名前を冠していれば偽物でも売れる」という現実がそうさせている。
この日本人のブランド中毒は度し難いレベルである。

中身より名前。
重要なのは中身ではなく知名度やブランドを有り難がってしまう。偽物でも名前が大事。本当は大したことが無いものでもブランド品は売れてしまう。本物の質よりも独り歩きしている名前が重要という現実。

これはこれでマーケティングとしては成功と言えるのだろうけど、その嘘の代償は偽物をばら撒いている本人に跳ね返る事はあるのだろうか。

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