2015年11月18日水曜日

さて、肥後守収集も飽きてきたな

手持ちが80本を超えたところで、先日の乱造品。
肥後守というブランドは粗悪品と区別するための品質保証のためのブランドと理解していたが、やはり造りが雑になりすぎて、これ以上購入するのは金の無駄ということに気づいた。

せいぜい購入しても「青紙割込」の中/大と、「白紙割込」の笹刃までだろう。剣型は珍しいかもしれないが、研ぐ時のことを考えたら大変そうだ。あれはコレクターアイテムであって、実際に使うにはあまりメリットを感じない。
青紙割込 特別手作りはちょっと高いんで、バンバン買えない。せいぜい笹刃まで。

それ以上の1本1万~2万くらいの肥後守は眼中に無い。

大きさは大がベスト。中はSK材割込みまたは青紙割込以上じゃなきゃ刃厚が足りずに刃先の強度が落ちる。

結論「使ってよし!砥いでよし!眺めてよし!」な肥後守は以下

 SK材割込-大-(シルバー=メッキ)
 全鋼-大-黒
 青紙割込-中-大/背黒-中-大(真鍮)
 白紙割込-笹刃(真鍮)

実用サイズ

全サイズとも特大はパス。せいぜい大きくても大大まで。
刃厚は2.5ミリ以上無いと駄目。全鋼の中は研ぎと整形までやると薄すぎて刃先の強度不足になる。
全鋼もSK材割込も悪くは無い。きちんと砥げば青紙割込と大差ない使用感を得られる。

チキリの形状

最近の潰しすぎは見栄えが悪い。せいぜい鞘の幅と同等がカッコイイ。
べたっと丸く薄く潰したチキリは色々と台無し。厚みも出るから以前の肥後守用に作ったケースやらシースに入らなくなる。
この部分は前のままがベスト。ということで、チキリがいまのままでは買わないほうがいい。
もう必要十分な在庫も抱えたし、潰れチキリは買わない。

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