起きたのは6時半。はてさて寝るか出掛けるか。天気も良さげなので寝ているのも勿体ないということで。
今日の今別はは空が不安定で雷が何度も鳴り、途中で3度も雨が降る。最後のはスコールがごとくの土砂降りで、背中と尻がずぶ濡れ。
海岸の状態は月曜のような状態から少し細礫が減ってたものの、概ね採取量だけ見れば良好。品質は月曜と同様のレベルで良質な舎利石が大半を締めた。いつもこうだと有り難い。
今日は一人ではなく、舎利石仲間一名を同伴した。ただ、採取中は基本的に地べたに集中しているので会話はない。
舎利石採りはソーシャルディスタンスが守られる健康的で集中力を養える上に、結構ハードな運動でもある。普段使ってない筋肉が翌日には悲鳴を上げているレベルで。
落ち着きのない子供にやらせれば忍耐力も付くんじゃないかな。指も細いから1ミリでも摘みやすいし、手先も器用になるだろうと思う。
とまぁこんな感じで良品から極上品をピックアップ。これで500はある。
少なく見えるのは小粒が大量に採れたからで、今日は2〜3ミリを重点的に浚いまくった。雨が降らなきゃあと200は採れたかも。
月曜の採取と併せて5ミリ以下と以上を分けるとこうなる。
実は、今日の収量は月曜並だったのだが、別用途で譲渡済み。
因みにオラが大量に採っているから舎利石が減っているとか戯言を言ってる人が居るが、少し考えたらそれは有り得ない事だと解る。
海が荒れると浜の様相が大きく変化するので浜の半分前後の砂と礫が入れ替わる。
人の手で浜の表面を撫でて採るから全体から見ると極めて極々一部だ。湾の幅を考えたら気の遠くなる量だ。
それに舎利石は柔らかいので波にも揉まれてどんどん削れて小さくなって消え去る。
浜の数十メートル沖合まで舎利石を含んだ砂と礫。埋蔵量は莫大である。
新しい舎利石は海底の母石の岩脈から産まれる。岩脈を調べようも無いがおそらく袰月より遥かに巨大かも知れない。
そこからどんどん舎利石は産み落とされる。表面がザラザラの舎利石が常に採れることは常に産み落とされている証拠でもある。
結果として、高々あおもりくま1匹が一般人の何十、百数十倍の採取スキルを発揮したとて採り尽くせるはずは絶対にない。
せいぜい、1日か数日分を取り尽くす程度。しかし、1日に這いずり回る浜の面積は浜の1〜2割と考えれば尚更採り尽くせるはずはないのだ。
ってことで、戯言を言う人は舎利石がその時に流れ着いてないからとか、脳内視力がオラより劣ってるからか負け惜しみって事で。
もしも舎利石が採れなくなるとしたら、消波ブロックで潮の流れが変わるか、母石の岩脈が風化しきった時だけ。消波ブロックの影響は大きく出ていることが確認された。
何度も言うけど裸眼視力は関係無い。舎利石を採る為に必要なのは、認識力と動態視力である脳内視力の方だからだ。
あと、1ミリでも摘めますからね。オラの指は太いけど器用だから。ピンセットとどちらが速いでしょうね。
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