家の中まで聞こえるように呼ぶスズメ
「チュチュン!」
最近は急に視力が衰えて、PC画面と睨めっこしていると非常に目の奥が痛い。
乱視も入ってるようだし、両目で見れば補正は効くものの片目だとモロに像がダブる。
で、雪も降らないし、ラッキー!って感じで休みの日は寝てる。ごろごろ・・・ごろごろ・・・
今日も今日とてごろごろ・・・冬に外で遊ぶなど自称「くま」としてはありえない。
山が雪でいっぱいなら寝てるに限る。
それでも来るんだよね。定時連絡じゃないんだけど。
「チュン!」
あー・・・はいはい。
外に出ると10m向こうの木の枝に移動する。 チュンチュンチュンチュンチュンチュン・・・え?猫居るの?
んじゃ、そっちに投げるから。スズメの停まっている枝から飛び降りたら丁度良い位置にバウンドするようにバームクーヘン玉を放り投げると、すぐに飛びつく。それだけあれば夜も眠れるだろ?と、2個目を放る。
常連も何羽か来て、オラにもクレ!と言う。 あーはいはい。
大した量でもないが彼らにとって、それは生命線。
色々と人間が彼らの住みにくい環境を作り、巣穴がいっぱいあるアカシアの巨木を切る。
今は隙間のある家なんてあまり無いんだから、夜に寝る場所もどんどん減っている。
先日の一件もあるし、いつものように来るスズメも人知れず餓死して来なくなることだってある。
人間にとっては取るに足らない食料でも、彼らにとっては腹いっぱい高カロリーなエサ。せめて、オラとのリンクがある奴らだけでも切れないようにしなきゃだ。