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2008年4月18日金曜日

Sleipnir 重箱の隅を突付いてみる2

Ver2.6.1 に対して

久々に起動したらアップデートがあるとの通知。
それはいい。しかし、アップデートのダイアログを表示中に背景では前回起動時のタブとURLを記憶していてそれを読み込んでいる。
で、それを止めようと思ったのだが、ダウンロードダイアログが表示中はSleipnir(ブラウザ)にフォーカスが移動しないのだ。これは良くない。

2.7.0では青が未開封のタブになっているが、これは未開封を解くと黒になってやはり視認性が悪い。そこまでやるのなら、
[現在アクティブなタブ] [未開封のタブ] [開封済みの非アクティブのタブ] って事にすればいいんじゃないのか? これは他には無い新しいタブの表現だと思うがね。

あと、気付いた点。現在開いているタブは少しだけタブの高さが高い。ほんの少しである。
これは視認性が悪過ぎる。基本的には影のタブは文字色を薄くするか、逆に現在開いているタブの色か文字を視覚的に強調すると良い。太字でもちょっと視認性が悪い。他のタブブラウザやMDIブラウザはハッキリと分るように工夫されている。

また、これらの報告をしようにもユーザー登録が必要であること。
そんな「ちょっと要望してみようかな」程度のことにいちいちユーザー登録なんぞしたくない。
改善に協力しようじゃねーかとは思わないので「あおもりくまはMozilla系のコミュにいっぱい参加してるじゃねーか」というのは別だ。

利用者は、ただ「よいしょ」すれば良いとは思わない。自分が使いやすいと思う必要な改善は実現性のレベルも理解したうえで細かなところからでも開発に助言すればいい。

この辺の考え方なんかはオープンソースであるMozillaと、企業であるOpera、独占企業のMicrosoftと、コンポーネントブラウザの各開発元それそれで考え方も貢献の仕方も、採用の実現性も違うけど、それぞれのブラウザの開発元は、乗り換えを推奨するにあたって、他のブラウザより多機能である点よりも、他のブラウザが当たり前のようにできる基本的なブラウジング体験を持っているかに掛かっていると思う。
それは最初から使える機能の多さよりも重要だとオラは思う。ブラウザ拡張機能なんざ後からいくらでも足せる方が最初から使いもしない機能満載よりいい。
軽いほど開発ペースも早いしね。アッチを直したら、コッチがダメってことも少なくなるし、付加機能は別と考える方が肝心なブラウザ本体のバージョンアップの足を引っ張らない。

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