ネットの世界は
いま、ツイッターだのが主流だけど、これらの書き込みは一過性のもので、また新しい何かが出てくるかもしれない。手軽さとスピードだけを優先した現在最もニーズにマッチしたウェブ上の表現方法。そういうものだと思う。
ソーシャルネットワーク(SNS)は主としてコミュニケーションツールとしての機能性が高い。日記やアルバム、コミュニティー機能。それにつぶやき機能とチェック。ニュース記事に対してのそれら機能の併合と、その機能性はどんどん膨らんでいる。
ブログは定着してウェブサイトに取って代わるものには成らないが、情報発信と記録という結果を残せて、しかも更新が手軽。それでいて特定の固定ページを作ることができる機能も有してきている。何気ない日常の何かを、思ったままに直ぐに残せ、写真も挿入できる。現代版の日記としては非常に優秀な技術であると思う。
チャットは最近その単語すら聞かなくなった。携帯電話の普及と安い通話プランで、文字を打ってやり取りするよりも話した方が早いからだ。でも、複数同時に通話をする機能は無い。技術的には全く難しいものではないはずだが、通話料の問題があるのなら、音声チャット対応のプランを用意すればいいでは無いか。最初に通話を始めた人が後から掛かってきた通話の接続可否を決定する機能。もしくは電話でチャット用の部屋をチャンネルを指定してそこに全員がかける。それで技術的な問題は無くなる。
ウェブサイト(NHKも含め間違った表現をしているがホームページではない)はページ単位で自由なレイアウトやデザインが可能で、制作にはそれなりの技術と感性が必要であり更新も非常に面倒(技術的な作業は簡単だがメンドクセーの方の面倒)なので片手間で作ることはできない。
でも、固定したページでURLも工夫すればかなり短くできるので、他のウェブ上の表現方法と違って何から何まで自由度が高い。
ウェブの世界がこれからどんな世界になっていくのか。それはインターネットサービスを発展期から体験してきた古い人間であるオラには想像もできないことだが、手軽さを追求したものはこれからもどんどん出てくるだろうけど、それらサービスを使う人間の質は、サービスが複雑怪奇になると追従できるほど優秀ではない。推らく自分で何かを発信する人は希少なままで、それを利用する受身の人が大半であることは今のまま続くのだと思う。
世の中の面倒くさいことをわざわざ自分から進んでやる人間などリアル社会を見てもあまり居ないものだ。自分としてはその大多数には絶対になりたく無いのでほかの人がやらないことを好き好んでやることもあるのだが、オラが習得した数々の技術や技能というものは、取っ掛かりさえあれば誰でもできることばかり。
最初の取っ掛かりというのは、大抵の場合、「きっかけ」だけなのだから。
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