店の主観と客の客観
腹も減っていて昼飯兼晩飯ということで、蕎麦屋が見えたので立ち寄ったのだ。
客が一人も居ない・・・かつてあれほど混んでいた蕎麦屋は閑古鳥が鳴いていた。
とりあえず、ここは過去に利用したしハズレじゃないからと入る。
母親は天そば。オラはカツ丼(スープ、新香、小鉢付き、大盛り+100円)と単品メニューに書いている。ほほう、これはお得だ。
・・・ここから店の主観とオラの客観がズレる。
メニューを聞きに来た店員に舞茸天そばとかつ丼を頼む。ここで確認。
(゜(エ)゜) 「カツ丼にスープ、新香、小鉢が付くんですよね?」
店員 「セットメニューならこちらになります」と、セットを勧められる。
(゜(エ)゜) 「え?付いてないの?だってここに書いてるし・・・んーーー・・・んじゃセットで」
店員 「お蕎麦は温かいのと冷たいのどちらになさいますか?」 メニューにはかけ蕎麦と丼が写真付きで載ってる。ツユだけ飲めばいいか・・・カツ丼は熱いから冷たいのがいいな。
(゜(エ)゜) 「んじゃ、冷たいほうで」
さて、少し待つと出てきたものは、母親が頼んだ天そばに、「カツ丼、ミニざる蕎麦、茶碗蒸し、新香」であったので、「あのー、さっきから色々と違うんだけど?」
まず、丼ものの単品メニューに「スープ、新香、小鉢付き」 と書いているのでそれを私が声出し確認した。しかし、セットメニューはこちらですと、セットを勧められた。汁が飲みたかったらね。元々そんなに食べられないので、んじゃ仕方がないから、セットで頼んで蕎麦食わずに汁だけ飲めばいいと思って、仕方がなくセットを頼んだんですよ?。で、これはざる蕎麦ですよね?
私は間違ったこと言ってませんよね?クレーマーじゃないしメニューに書いてること、写真の内容と出てきたものが違うから言ってるんですよ?
店はスープを持ってくるという。写真と出てくるものは違うわ、店の主観が一方的過ぎる。メニューをメニュー通りに提供する気がない。 頼んだメニューに「はい」の一言でで良いんじゃ?。何で、そこでメニューに乗っている内容を無かった事にしてセットメニューになる?。余計なお世話だよ。
とりあえず、カツ丼と新香を食う。カツ丼を食い終わる頃にスープが出てくる。ざる蕎麦と茶碗蒸しは戻す。しかし、待っても小鉢が出てこない・・・何をやってるのやら・・・他に客が居ないのに。
出てこないので会計にする。金を払う時に、「ところで、小鉢って何ですか?出てこないんですけど?」・・・茶碗蒸しです・・・はぁ・・・駄目だここ。何もかもが説明不足。何もかもが店の主観。そりゃー閑古鳥が鳴くわなぁ。
料理を選ぶ→食う→金を払う。これは単純な契約だ。店がオーダーを拒否。セットの内容も店の主観。説明不足。メニューの欠品。謝らない。 (謝れと強制はしないし言葉にも出さない。常識の問題だ。)
客の頼んだものとイメージが異なる場合はキャンセルが可能という法律がある。 しかも今回は意思の齟齬がないようにオラは事前に確認したがセットメニューに変更された。しかも結果は写真と違うセット内容だったこと。(冷たい蕎麦はざる蕎麦になりますと書けばいいだけのこと)
店が店の主観でメニューを作っても、そのメニューを見るのはお客視点。つまり不特定多数の第三者であり、客観である。メニューに書いている以上は、その通りに出さなきゃならないし、完売でない限り店に拒否権はない。ダメならメニューに書かなければいいだけのこと。
消し忘れなら、消し忘れと言えばいい。何も難しいことはない。誰にでも分かるようにすればいいのだ。
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