北陸地方の大雪が大変そうだ。
北海道でも停電が発生している模様。新潟は交通が麻痺。停電でスタンドの営業にも影響がありそうだし、そもそも道路が駄目ならタンクローリーで給油できない。
でだ。
やはり真冬の停電となれば反射式石油ストーブが大活躍だよね。
オラが実家に反射式ストーブを買ってあげたのが2010年の冬なんだよ。
停電したらFF式ファンヒーターも使えないだろってことで。で、翌年3月の大地震。
10年も使えば流石にボロいので買い替えたいけど去年なんか「弘前市内は何処にも売ってないよー!」と母親が騒いでいたので、いつもの月イチの連れ回しの刑で鰺ヶ沢町に行ったついでにコメリに依ったら何種類もあったというオチ。似たようなやつは展示品限りだったけどね。
探す場所がそもそも間違ってる。
市内になければ郡部に行けば良い。ホームセンターは小さいけど、それなりに万遍なく似たようなカテゴリーは置いているんで。
そして重要なのは、必要になったら買うんじゃなくて、災害を想定して用意すること。
ニュースで他所の地域が冬に停電したら他人事と捉えない。
まあ、オラは寒冷地仕様なので電気がなくてもどうとでなるけど。
どちらかだよね。寒さに強くなるか、電気が無くても暖を取れる手段を用意するか。とりあえず使い捨てカイロくらいは用意してないとね。3年位は全く問題なく使えるし。あっても寒い日は使うでしょ。その時に更新すれば良い。
災害が発生してから慌ててスーパーとかに行列ができるのを見れば、普段から何も考えていない人が慌てふためいているようで、危機感無いなーって何時も思うんだよ。日本人って結構災害に遭ってる方だから、冷静沈着かと思ったんだけど、便利に慣れすぎてリスク管理が疎かになってるんじゃないのかな。
そうそう、オール電化って考えてみれば凄い脆弱性のある住宅だよね。
電気がなければ地獄だよ。煙突の穴も無ければ換気扇も動かない。そんな家で反射式ストーブを炊こうものなら酸欠で危ない。
そこまで連想できれば良いけど、先日は大雪で停電した新潟でエンジンかけたまま車中泊した20代女性が車が埋まって酸欠で亡くなっている。大雪の時にエンジン掛けたまま車内で寝るなって凄く有名な話だよね。
世の中には知らないと死ぬことで溢れているんだから自分の関心のあるカテゴリしか見てないと死ぬよ。芸能界とか流行とか見なくても知らなくても死なないけど、事件事故って「何時か我が身に」ってことで考える機会を得るものだけど「ふーん」で終わってる事が多いと思う。
皆は学校の授業で理科(科学や化学も含む)を習うよね。あれって社会に出てから役に立たないとか思ってる人が結構居ると思うけどさ、身の回りで起きる物理現象や化学反応の結果。様々なエネルギーの特徴など人体に影響のあるものも間接的に習うんだよね。
人間は酸素がなければ死ぬってことも小学校で習う範囲だから、学校では命に関わる現象について小学校のときに脅しを込めて必修科目を作れば良いんだよ。
そうすれば自前でキャンピングカーを買って、中でBBQやった父子が酸欠で死亡みたいな事故(未必の故意の事件とも言える)も普通は起きない。火は酸素を消費して二酸化炭素が発生するし、鳥インフルエンザで大量殺処分するときに使用するのは二酸化炭素。ここまで書けば二酸化炭素で動物はすぐ死ぬって簡単に連想できる。
では、なぜ無関心なのか。
単純に「理科に興味がない」「理科は覚えても役に立たない」という人が少なくないから。
むしろ、死にたくない人はしっかり理科だけは覚えろと言いたいところ。
あと、雪で電線切れてる場合、地面が冠水してたら感電死するかもとか。これも理科だね。
溺れそうになった時にどうするか。浮力に関することだから、これも理科だ。
他にも生死に関わる事象に限らず、万が一のときに知っておくと便利な知識が理科には満載だ。結果的にそれによって命が助かることもあるよ。支点・力点・作用点とか、パスカルの原理とか、比重とか、直流・交流・電気の性質・雷・伝導性・絶縁物質などなど挙げればキリがない。
でも、覚えきれない。面倒だ。役に立たないと思ってると、理科くらいは常識中の常識な人間から見れば「何でそんな簡単なことを知らないで死んだのだろう」と思われるわけで。
あと、理科には観察力を必要とするから、見えている状態からリスクを想像するスキルも向上する。単純な物理現象に関してもそうだし、まさか引力と重力とかを理解していない人は居ないと思うけど、水は低い方に流れるというのが常識の人なら山で遭難しても川伝いに歩けば道路に出ちゃうんだよね。
子供が理科は苦手って言ってる子が居たら、理科をちゃんと勉強しないと死ぬんだよと脅したほうが良い。
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