ホテルや旅館で宿泊者は部屋でネットが使えるかどうかを重要視する時代。Wi-Fi有りという表示を基準にして宿泊先を選ぶのは当たり前となっている。しかし、どうやら利用者と提供者の考え方に大きなすれ違いがあることに気付いたのが今回の旅行だった。
というのも、6箇所回って部屋でWi-Fiが使えたのはゼロ。従業員にWi-Fiが使えると聞いて使えると言ったのが5箇所。部屋で使えるのはゼロ。有線LANのみ1箇所。自前契約回線で宿泊者へロビーのみだが無制限にWi-Fiを解放しているのは1箇所。docomoのみ簡易基地局を用意しているのが1箇所という結果となったからだ。
①利用者の解釈⇒部屋でWi-Fiが使える。
②ホテル・旅館の解釈⇒ロビーで繋がれば条件が厳しくても関係ないし、客に聞かれるまで言う必要無し。
③一部のホテル・旅館の解釈⇒自前の回線を提供し、制限なく利用して頂く。
④部屋でも使えるのは当然というホテル⇒きちんと広告やCMで自信を持って公言。(但し自前かどうかは不明)
ここで最も重要なのは①で、部屋で思う存分廻りを気にせず音を出しながら+声を出しながらネット出来る事。スマホやタブレットがここまで普及し、ネット回線を使用した無料通話が流行っているのだから、Wi-Fiは今では必要なものとなっている。
ところが、いざ宿泊先で確認してみるとホテルや旅館の解釈は様々で、Wi-Fiが有るというだけで利用者の望む形態での用意は成されていない。
酷いのは無料Wi-Fiスポットを設置してWi-Fi有りと解釈している所だ。1回の接続が10分や15分の縛り。それが一日で何回まで。または一回切れると暫く利用出来ないなど時間制限が厳しすぎる。部屋で使えないだけでなく、ロビーですら接続制限がある上に、スパムメールが山盛り届き、他にそれが流出する危険が有ると知って誰がユーザー登録する?。宿泊者の誰が納得出来る?。
ホテルや旅館関係者だけでなく、旅行代理店にもきっちり理解して貰いたい。Wi-Fi有りの意味と提供形態・手段・方法を。Wi-Fi有りと表示しているホテルや旅館が安易にWi-Fi有りと表示している現状。そして、提供方法にユーザーと提供者の間に考えの大きなズレが生じていることを。
Wi-Fiの有無に関しては、ホテル・旅館の自前の回線か、無料スポット提供会社のものか。、無料スポット提供会社の場合は会員登録がの有無は?。ロビーだけか。部屋でWi-Fiが使えるのか。単にWi-Fi有りと言ってもこれだけの違いがあり、解釈の違いがある。
因みにオラはSBのポケットWi-Fi 007Zを所持している。これは高速回線がある地域でのみWi-Fi親機として周囲にある複数個のWi-Fi対応形態端末と通信可能な通信専用電話機のようなもので、以外と役に立つ。今回の旅行では部屋Wi-Fiが無い所で2箇所使えた。今日の宿泊先でもこれで部屋からネットしている。