正しい反論の仕方
http://youtu.be/G8PPmS-XERk
肥後守でエンピツや角材を削る正しい(???)方法を動画で紹介していますがどこかおかしいのです。
- まず、親に対して言っているのか。教育者に対して言っているのか。そこをはっきりさせたほうがいいです。
- 正しい持ち方と言っていますが、肥後守を握って中指でチキリを押さえてみてください。綺麗に握れますか?。しっかり握れますか?。無理がありませんか?。 道具には最適な使い方というのはあっても、その使い方を限定してはいけません。道具とは使う人によって色々な使い方があるのです。いきなり大きな間違いと 言っているのは、その使い方でずーっと使ってきた人に対して喧嘩を売っているのと同じです。
- チキリを親指で押さえて使うことを「大き な間違いです」といっていますが、握り方は十人十色で構わないと思います。マメができて痛くなるとかその辺はどうでもいいのです。刃物について間違いがあ るとすれば持ち方が危ないとか人に向けるなという問題のみです。マメなんて何度かできては潰れるうちにそこが硬くなります。問題は本人が最も自由な使い方 ができる持ち方でいいのです。
- 次に、カメラ位置が悪すぎる上に手元が全く見えません。削られている対象も見えません。エンピツや角材がどのくらい綺麗に削れているかの確認もできません。
- 手の動かし方がぎこちないです。なんか持ち方を無理して矯正しようとしていませんか?。この持ち方が正しいんだ!と言っているうちは説得力はありません。マメが何だ。タコが何だです。
最後のコメントは微妙です。肥後守の携帯について筆記用具要れ(筆箱など)に畳んで入れることで銃刀法違反にはならないというのはよしとしましょう。
でも、親が子供にナイフを持たせる前に、親が子供にナイフでエンピツを削るやりかたをきちんと指導できるのでしょうか?。今の若い親は鉛筆削りは色鉛筆く らい。授業はシャープペンシルって世代じゃないんですか?。親が使い方を教えられないかもしれないのに、子供にいきなり肥後守を持たせろというのは危険極 まりないかと。持たせろと言ったはいいけど、それで肥後守殺人事件でも起きたら、肥後守ファンは悲しむでしょうね。勿論、オラもそれだけは勘弁して欲し い。ただでさえ今の銃刀法で6cm以下っていうアホな縛りが納得できません。要するにどんな道具でも使い方を誤れば人を殺せます。それこそ割り箸でも人は 殺せるのです。
そして、親はきちんと刃物がどういうものか教えられるのでしょうか?。自転車のルールすら教えない親が殆どだと思いますが、自転車も肥後守も使う人によって凶器にも便利な道具にもなります。
子供に肥後守を持たせましょうと言うのなら、子供に対してどのように刃物と付き合うのかきちんと子供が納得できる理由を投稿者は動画の中で言うべきです。もちろん、自転車は乗ったら道交法を守らなければ行けない乗り物です。
携帯電話を持たせる前に肥後守を持たせろと漠然とした要求(?)をしていますが、たぶん言い方が間違っていますね。別に肥後守でなくともいいのです。刃物 を小さい頃から使わせれば、手を切ったり突き刺したりして怪我をします。時には痛い思いもします。そして、刃物とは危ないものという認識を身をもって経験 し、人に向けて使うものではないという認識が教えられなくても定着します。
最初はリンゴの皮むきが最適かと。リンゴを剥けない人は青森県(特に津軽エリア)民じゃないってくらい定番の果物ナイフ。皮が切れることなく剥けるか父親と競争したものです。父親は父親でこれまた大人気ないことに本気(マジ)で勝ちを取ろうと細く長く剥きやがりました。
まあ、各家庭で手っ取り早いのは母親の料理の手伝いをさせるってことが手先を器用にする秘訣とも言えますね。刃物によってどういう持ち方が危なくないの か。形状から自分が危なくない持ち方を工夫します。肥後守を1本持たせたら手先が器用になるかと言えば、エンピツを削れる程度じゃそれほど器用にはなれな いし、かといって、エンピツを削れないレベルの子供では大人になっても色々と手先が不器用で恥をかくことにも。
実際のと ころ、まず肥後守よりも箸の持ち方をマスターさせること。大人になって箸を満足に使えない人を見ると可愛そうに思えます。 その次は母親の料理の手伝い。果物ナイフでジャガイモの皮を剥いたり、絹さやの筋を取ったりするくらいTVを観ながらでもできるようになれば、脳みそが並 列処理に強くなります。手先をどう動かしたら効率的か反復させるにはモヤシの根取りなんかもいいでしょう。
そして肥後守。これはエンピツを単に削らせるのではなく、綺麗に無駄なく削れるように挑戦させること。100円ショップで売っているエンピツは10本入りなので練習には最適でしょうね。
ただ、あれは木の材質が最悪で芯も最初からかなり折れています。つまり使えないエンピツのような形をした棒だと思ってください。だから勿体無いという感覚は無く練習用としては最適でしょう。
これも最初は手元を見ながら慎重にやることでしょうが、慣れるとTV観ながらでも余裕でできるようになるでしょう。その頃には肥後守タコができているかも。持ち方については刃物をしっかり持てること。手を切らない持ち方と手の動かし方さえ最初に指導すれば充分でしょう。
肥後守を小学生に持たせたから手先が器用になるかと言えば、ちゃんと使えた人だけでしょうね。世の中にはなにをやらせても不器用な人って居るものです。大抵は親または保護者、幼稚園や保育所の保母さん・保父さんの影響が大きいのでしょうけど。
まず、興味を持たせること。
子供がわかる知識を与えることと納得できる理由を用意すること。
解からないことに答えを与えるのではなくヒントを与えること。
そして上手くできたら褒めること。上手くできなかったらどこが悪かったのか一緒に考えること。
( ´(Д)`)y━~~~ また長文打って時間を無駄にした・・・
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