綺麗と思うなら錦石か否かは重要じゃない
磯松海岸は、広い駐車スペースと海岸へのアクセスが容易で、子供から高齢者まで全年齢対応の錦石拾いできる七里長浜北部の海岸です。
観光バスも余裕で何台も停められます。石拾いツアーを観光資源にするならここは最適でしょう。
石の種類も非常に多彩で、瑪瑙(透明、白、黄、橙)、玉髄(黄身、黄緑、茶)、玉(赤、緑、黄)、流紋岩(青、水色)、珪化木(木目、黒)、鹿の子石(黄、赤系)、花子石(灰色)、魚々子石のほか、名前も分からないような様々な色や模様の入った石が拾えます。
色は上記以外の桃、紫、クリーム、焦げ茶などバリエーションに富んでいるので、石だけで絵画風の巨大な壁画が作れそうなくらいカラフルです。
石の硬さも錦石のモース硬度7のものから5程度のものまで様々で、概ねバレル研磨機で磨くと光る物が多いです。
珪化木であれば硬い布やフェルトで擦ると半光沢まで磨けます。
どんな色や模様が綺麗に見えるかは個人の好みですので、風合いや模様も同系統の石でさえランダムで、それこそ同じものなど一つもないと言えますが、玄武岩(真っ黒つるつる)と瑪瑙(白系)に限っては形状も似たりよったりです。一般的に特徴のない石ほどどれも似ています。
中には泥岩が二酸化ケイ素を多量に含んで錦石並に固くスベスベのものもあります。磯松海岸の石は種類の多さが特徴で、なんてことも無い石でさえ綺麗なものだらけ。直線的な縞模様も曲線的な縞模様も、縞模様の密度も様々で、木の化石(珪化木)と見間違えるものもあります。
三内丸山遺跡や小牧野遺跡に展示されている石器と同じ材質の石もあります。
ここの石で勾玉などのアクセサリを作るのも良いでしょう。色や模様が豊富なだけ、日替わりや週替り。ラッキーカラーの数だけ用意するのも面白いでしょう。
簡単なペンダントくらいなら、ダイヤモンドドリルで穴を開けられ、丈夫な紐は百均で買えます。
一つとして同じもののない石で自分なりのパワーストーンネックレス制作というのもシンプルで素敵な装飾かと。
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