日本語がムズカシイ日本人
人に説明する。人に状況を説明させる。
これは会社で無くとも人として会話のやり取りとして普通にあることだ。
でも、オラが短い文章構成できっちり質問しても、普段から無駄に会話の長い人は文章に無駄な繰返し、主語の欠落、倒置法の多用、文章の組み立てがバラバラで、長い割に全く伝わらないなんて事がごく普通にある。
事故の状況の聞き取りや勤怠管理。作業上の流れに於いての矛盾や不備。
本来はこうで、こうなるべきが、こうならなかったけど、こうあるべき流れが本人の登録ミスなのか、それともシステム上またはハードウェアの故障であるのかという状況確認で、普段から使っている本人が上手く説明できず、論理上はこうなる筈とオラが理解しているものの、実際に端末を操作した事がなく、どのようなタイミングでどのような表示になり、イベントの発生とクリア条件がこうなるというのを、説明を数分ダラダラと聞きながら、オラの中で文章の推敲を行ってるのだが、結果として肝心な部分が会話より抜け落ちて頭の中が???だらけになる。
人に説明をする時は、状況が飲み込めている前提で話すべき。
何せ、状況は本人しか分からないからだ。だから本人が説明できて当たり前。
ところが、当の本人も順序立てて状況変化を端的に切りながら話せば良いのだが、会話の中の句読点や。が抜けたり区切り位置が変で日本語として成り立っていない。
例えばオラが期日までにやれと言われた教育や回答は済んでいたとする。
で、これ、やったか?→やりましたで終わるところ、最後に○○さんがと言ってくるんで、オラにやったかと聞いてるのか、○○さんにやらせたのかを聞いてるのか会話の最後まで分からない。
本人は○○さんにやらせたか承知の上で聞いてきているのだが、聞かれているオラにはオラに聞いているようにしか聞こえない。
例えば、システム上でこういう流れで表示され、時間の経過とともに累計が表示され、条件を満たすと法的にクリア。条件を満たさないと違法になるとしよう。
その場合、本人は行動の流れとともにシステム上の表示の変化を「こうしたら、こうなる」と言えば良い。でも本人が空覚えで時系列順にに話せないとすれば、聞いてる方の頭の中ではフローチャートグチャグチャなってるわけよ。
例えば、
誰が、何を、どうしたら、どうなって、結果としてこうなる。しかし、こうあるべき所が、実はこうならなくて、結果としてこうしたのだが、こうはならなかった。だから、これは自分の間違い(またはシステムの不具合)である。
みたいな説明の流れができれば短くて分かりやすい。もしこの文章を句読点ごとに切ってぶちまけて出鱈目に配置したら、言ってる本人が相手にどこまで説明したのか分からなくなるだろうし、相手は自分が言ってる事を理解しているという前提で話しているものだから、聞いてるオラの頭の中は???で溢れる。
オラが母親によく言う言葉がある。
考えながら話しかけるな。文章を考えてから声に出せと。
実作業の流れもそうだ。先に人に投げれば取り掛かれるものを、自分の用事を先に済ませてから投げるとどうなるか。
投げられた人は、投げられるまで待ってるか、投げられることを知らない訳だ。で、本人が自分の要件が終わったタイミングで投げられる。投げられた人は投げられてから作業に入るわけなので順番がおかしいだろって普通は言うよね。
つか、言わなくても分かるでしょ。先に投げていれば、同時に終われるんだから。
ほら、日本語の乱れと同じで、順序立てれば綺麗に短く済むか、無駄だらけの欠落だらけで結果が滅茶苦茶のどちらかだ。
オラはアナログ人間であると同時に、何かを考える時や説明する時は頭にフローチャートを書く。面倒臭がり屋でもあるので逆に余計な手間や時間を嫌う。
小学校低学年の作文や感想文じゃないんだから、文字数を減らしつつ、短い文章に意味をギュウギュウに詰めたい。やたらと。区切って行数を稼ぐみたいな話し方も小学校低学年で卒業してほしい。
でも、世間一般の日本語が苦手な人って、1分で済む電話に10分を掛けるんだよね。
日本の会議が長いだけで中身が無いってやつと似ていると思うんだ。
如何に短いテキストで人に分かるように自分の言いたいことを伝えるってのは慣れでもあるし、人から長いだけで中身が無い会話だって言われないと、本人は自覚しない。言われても自覚がない人も居るんだけどね。
録音して自分が言ってる事を聞いてみれば、自分の日本語が分かりやすいか判るよ。オラに指摘される内は良いさ。もっと偉い人にそんな出鱈目な日本語で話したら小学校から出直せって言われるぞ。
ああ、それって今はパワハラになるのかねぇ。
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