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2009年4月21日火曜日

フジツボは甲殻類

アオモリでは珍味として高級食材である。
さっき、岸壁に落ちていた巨大なムラサキイガイ(青森ではカラスガイという)に2cmもあるフジツボが2個。



(* ̄(冖) ̄) ジュル 高級食材・・・

ところが、目ざといボソ子が「何それ?」って興味深々。



仕方が無い・・・(´・ω・`)オマエにあげるよ・・・

カラスガイごと足で踏んで砕いたら身が出た。
大降りの身である。これは味噌汁にしたら旨いだろうなぁ・・・と思ったが可愛いボソ子が腹を空かせているのであげる。
兄弟で1個づつ食べてた。

一方でカラスガイは海水でしょっぱいので、ボソ子は水溜りに身を浸してから食っていた。
おまえ頭いいよw
つうか、しょっぱいもん食いすぎで一昨日は下痢してたもんな・・・ウチに来るか?と聞いたけど首を傾げて見つめるばかり。

(*´Д`)=3 ぁぁぁ可愛いよぉ・・・かわゆすぐる・・・

ボソ子は小さいのでハトよりちょっと大きな程度。
親は西ボスでこいつはデカい。今日もオマエの親父にエサクレされたぞぉ。
カラスは怪我で保護したやつ以外飼ってはいけない野鳥である。
でも、これほど飼ったら面白いイキモノは無いだろうと思うくらい賢くて人懐っこくて感情が読みやすいイキモノは居ないかもしれない。

マイミクにカラスを飼っている方が居るのだが、ワンコも飼っている。
ワンコはカラスを家族として見ているようだし、カラスもママが大好き、旦那もカラスが好きときている。
これほどカラスに理解のある家族が日本にどれほど居るのだろうか。
そのカラス君(雌雄不詳)はハシブトガラスで、何でも会社に営巣したのを撤去せざるを得なくなって引き取ったのだそうだ。
だからそのカラス君はまだ子供で甘えん坊さんなのである。

オラはカラスが賢いのも、綺麗好きなのも、感情表現が非常に豊かで勉強熱心で遊び好きというのを知っている。眼が良くてどんなに遠くからでもオラを見つけて飛んでくる。非常に人を見分ける能力も高いと知っている。

表情も凄く分りやすく、おねだりも人の心を掴んだ強請り方をする。
真っ直ぐ見つめられて口を開けられたら思わず何か食べ物をあげたくなる。

オラが躾たカラス30羽(うち5羽が怪我や猫に襲われたり溺死で他界)。親はボスの手前があってか、ホカのカラスが見ているときには威嚇しまくっているが、他のカラスが居ない時は「いやぁ、いつもすみませんね、今日の分頂けますか?」ってな感じで寄ってくる。
おかわりも「いやぁ、もっと貰えませんかね?」みたいな感じで申し訳無さそうに寄ってくる。
他のカラスが居る時と居ない時では態度が180度変わるのである。

オラもそれは分っているし、周りのカラスが居る手前、ボスには優先的にやっているし、他のカラスもオラがボスを見分けられるのを知っている。
1年も研究していれば、どいつがどれだか直ぐに分るし、もう、オラにはカラスが何を言いたいのか大体分る。カラスが嫌がることも知っているし、オラがそれを理由無しにやらないこともカラスは知っている。

だから、カラス共はオラという人間を観察して人間を知っているし、オラは間近でカラスの行動と言語を調査できる。眼の合わせ方や気の引きかた。向こうも、人間への気の引き方を知っている。

オラが鬱でどよーん・・・(;´(Д)`)=3 となってるのを紛らわせてくれたカラスには感謝。
カラスもエサを貰えてオラに感謝。これはある意味で共存である。
ひとつのケースとしてカラスにつけ上がらせない程度に接して、カラスに人間観察を仕向けること。
ヤツらと上手く付き合おうとすればカラスを地面に下ろすことも可能だし、条件付けさえできればヤツらは非常に大人しいのである。

勿論、威嚇させなくする方法もオラは知っている。
奴らの学習能力を侮ってはならない。
下手な犬よりも躾は楽だ。

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