カラスの生態:ハシブトの子供とハシボソの子供は一緒に遊ぶ
西ブト一家(公園の西側に縄張りを持つハシブトガラスの一家/家族構成=夫婦+子供3羽)の子供たちに混じって西ボス子(公園の西側のハシボソガラス夫婦の子供)が1羽遊んでいた。
子供相手に西ブトの親が干渉することは無く、親同士では威嚇合戦で一触即発状態になるが、互いに子供同士が混じって遊ぶことについてはどちらの親も相手の子供に対して「追い出し」「攻撃」「威嚇」をすることは無い。
これは3年前に西ボス一家が居る場所に、西ブト一家の子供が入り込んで一緒に遊んでいた逆のパターンである。その時も西ボスは西ブトの子供に何もすることも無く西ボス夫婦はイチャついてただけで子供同士の遊びについて干渉しなかった。
互いに互いの子供に手を出さないという協定があるとしか思えない行動である。
このように、ハシブトガラスとハシボソガラスという性格が正反対のカラスが子供同士で遊ぶことがあるという確証が得られたと同時に、ハシボソガラスとハシブトガラスの親同士は仲が悪かったとしても相手の子供に絶対に危害を加えないということが証明された。
ちなみに公園中央に出没する目がクリっとした可愛いハシブトガラスと、ウチに遊びに来る893みたいな性格のブト3歳は兄弟で、西ブト夫婦が3年前に育てた子供たちである。
ちなみに西ボス(ハシボソ)夫婦の子供たちは巣立って翌年には縄張りから追い出されて地元を去っている。
いま、子連れガラスから敵視されていないグループは、西ボス一家。西2ボソ一家、東2ボソ一家。中央ブト一家、西ブト一家。カラス共も特に子供たちに故意に手を出そうとしない限り、すぐ傍を通過しても人間に威嚇しないようにしている。
このまま平和的に時が過ぎれば子供のカラスたちも独り立ちできると思う。
余談だが、西ブト一家の一番大きい子の頭がハゲでブサイクだったので、失礼だが笑ってしまった。
野鳥の頭がハゲるのはビタミン不足によるものが多いらしい。
ちょっとどころかトラ刈りハゲで不良臭く見える。そのまま大人になったら不憫だ・・・
0 件のコメント:
コメントを投稿