大雨降った。ハラヘッタ。晩飯食いに来た。
家に帰れないと思うくらいの土砂降り。
道路が水没してたらエンジンが止まってしまうからだ。
充分にエンジンを温めてからラインを選んで帰る。
帰るとチュン共が出迎える。
スゲー雨だったチュン ヾ(o`θ´o)シ ハラヘッタチュン!
待ちきれないスズメは車から降りたオラに迫り寄ってさぁヨコセ!と息巻いている。
右上方の電線にはずぶ濡れのハシボソガラスが・・・(* ̄(エ) ̄) 萎み過ぎ・・・アナタはダレデスカ?
ドーナッツを駐車場に置いて離れるとすぐに降りてきた。
ああ、Aボスさんですか。
台所からコメを0.5合取って来て玄関を出ると玄関前でさっきのヤツが催促している。
ええと、コメを被るよ?・・・
どかないのでそのまま撒く。微動だにせずコメを全身に浴びて地面に降りるチュン。
いつも1羽だけそういう行動をするチュンが居る。
推らく同じやつだろう。
コメを浴びるほど食いたいのだ。きっと。
望みどおりコメをいつも浴びせている。
どいてーと言ってもどかないのである。
人間的には札束の雨が降ってるのと同じなんだろうか。
1等米の白米を飽きもせず毎日たらふく食ってるチュン共だ。
コメを食うから害鳥だとか言われているスズメに、人間が食う品質のコメをやってるのだから贅沢三昧なスズメ共だ。
(* ̄(エ) ̄) ノ オラは害虫を駆除してくれるキミタチを害鳥呼ばわりしないぞ! ヾ(o`θ´o)シ 当然チュン
スズメもカラスもオラにとっては楽しい連中だ。
どっちも世間的には害鳥だけど、彼らの性格や生活を見る限り、ただの愉快な連中としか思えない。
スズメやカラスは人間に異議申し立てできないけど、それはオラが聞いてやる。
ヒトが旨そうなものを食ってたら自分も食いたいと思うだろう。
ハクチョウがエサを貰ってたらカモだって自分も食べたいと来る。
ハトがエサを貰っていたら、自分だって食べたいとスズメやカラスも来る。
働かざるもの食うべからずだが、彼らは意識せずとも彼らの成すべき仕事をしっかりこなしている。
当然の報酬だし、オラは奴らのおかげで鬱病を克服している。
特にカラスには世話になったし、元気を貰った。
スズメにも一生懸命さを教えてもらった。
彼らが一日に必要とするエサの、ほんのわずかな量をオラは恩返しとして払っているに過ぎない。
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