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2013年3月24日日曜日

天気良かったり、急に降ったり・・・青森はまだ冬

東京じゃ桜が咲いているとか、青森じゃ考えられないようなギャップ。
たかが700kmしか離れていないのになんだこの差は・・・

いまだ地面が顔を完全に出せないほど雪があるとは言わないが、それでも食糧難の鳥さん達は熱心に通ってくるわけで、大嫌いなハトは兎も角として顔見知りの野鳥を無下にはできない。

食事の全部を面倒見る気はないが、一食分はいいだろう。 本当に腹へっているときの彼らは「まじ死にそうです、何か食わして・・・」 って顔に書いて寄って来るもんで、オラはしょうがないなぁ (*´Д`)=3 ほんとしょうがないなぁ・・・という顔をして、目で「ちょっとそこで待ってな」と合図すると、ほんとに玄関で待ってるんだから。

これを繰り返していれば互いに「ああ、意思の疎通ができているんだな」と自然と理解するわけで、異種生物との会話なんて別に言葉じゃなくても目と態度で十分じゃないと思うのが普通だ。

たぶん、元々、人間だって他の生き物が何を考えて、何を言いたいのか分っているんじゃないかと。
寒ければ寒いって態度をするわけだし、鳥だって熱ければ「あ”っづ~・・・」って態度をする。
腹が減れば何か食い物は無いものかとその辺を探す。誰かが何かを食べていれば、ああ、旨そうだなと思う。
怒っていれば怒っているって分るし、興味があるって顔もすぐに表に出るものだ。
そんな人間から見たらどう違うのか分らないような微妙な仕草や表情も、いつも見ていれば分るし、こっちがそれに対して特定の態度を続けたら、向こうだって理解する。

結果としてもっと分りやすい人間の表情や態度って、オラから見たら手に取るように変化を察知できる。
読心術ではない。気配で分る。

動物と接点がある人間って、たぶん、人間としか接点が無い人間よりも遥かにそういうのに敏感なのではないかとオラは確信している。情緒の問題藻あるだろうけどね。過剰に騒ぐだの、無関心の極みという連中とは性質がまるで違うと思うのだ。
と同時に、たぶんそういう人は自分の感情も表に出やすいかもね~ ( ´(Д)`)y━~~~ むははw

芸は身を助けるって訳じゃないけど、それがどこで、どのように役に立つかということを考えてみよう。

普段から自分より小さな生き物を怖がらせずに目前でやりとりしているわけだ。
結果としてオラは野生動物に殆ど警戒されないような存在になっている。
同時に、相手が怖がることを知っているとも言える。つまり相手を傷つけずに追い払うことも容易なのだ。
それと、互いにスルーってことも可能で、「とりあえず、互いに不干渉ってことでOK?」ができる。

そうなると試したくなるのが「ツキノワグマと遭遇したらどうなる」ということ。オラの永遠のテーマ。夢でもある。

① 互いにスルー(見なかったこと・居なかったことにする) ※平常心を保っているフリ
② 互いに意識しつつ飽きるまで探りあい ※敵対心ではなく「なんだオマエ?」的態度
③ 一触即発状態にらみ合いのまま後退する ※来るんじゃねー!寄るんじゃねー!あっちいけ!
④ 問答無用でバトル ※ おりゃー! ヾ(`(Д)´)シ ぶっロコす!
⑤ その辺の生えている山菜でも齧りながら「食う?」⇒記念写真 ※オマエいいヤツぢゃん和気藹々モード

実際のところ、誰だって面倒はゴメンであるというのが最大の理由。
好き好んでトラブルに首を突っ込んだり因縁つけてくるのは一部の人間しか居ないってことが前提にある。

クマに襲われる最大の原因は、相手を驚かせたり、咄嗟に襲われるような威嚇を行なっているからではないかと。クマに遭遇した時点でギャーーーーーーーーーーー!!!・・・はたぶん距離によるが向こうも相当びっくりするはず。目の前に居たら殺される前に殺すと思うだろうし、距離があれば逃げるが勝ちってことになるかもしれない。
いきなり会うってことは、人間が周囲に無関心なだけ。野生動物である彼らから見ても向こうが好んで人間なんかに会いたく無いって普通。そうなると一番の問題は人間が周囲の気配にあまりにも鈍感で、そこにクマが居るってのに気付かないで向かっているってパターン。まぁ、ヒグマクラスになれば向こうは食う気満々で人に寄って来るわけだし、ハナからヒグマに人間が勝てるはずが無い。銃でも持って無いとね。

今まで様々な動物と対面してきたけど動物に怪我を負わされたことも無ければ結構噛まれたらヤバイ連中とすら何事も起きていない。オラが遭遇した時点で相手を驚かしていないというか、オラの方が態度を変えないからだ。
この辺のメンタル面でも鍛えられているのでいきなり遭遇ってパターンになっても騒がない自信はある。
大体にして、ゴキブリ、ヘビ、スズメバチ、ネズミ、犬、猫、カラスが目の前に居たって平常心。あしらうのも別にどーってこともないし。あんなものにキャーギャー言うほど人間ってのは弱くは無い。

例外としちゃー、よく玄関出て振り返ったらハシブトの真っ黒い顔ってのはいつものブトさんの悪ふざけっていうか、向こうが気配殺して遊んでるようなものだし。

そもそもツキノワグマほど大きな動物が歩いただけで多分オラのレーダー(聴覚)が方位と距離を割り出してしまうので、 目の前でいきなりバッタリということは絶対に無い。

オラのレーダーは自分の出す音をフィルターで消して周囲の音を立体的に捉えるために脳内回路を形成したものだ。このレーダーは前にも書いたが自分を中心にた反射まで含めた音による三次元マップをリアルタイムに描画してしまうので、風下だろうが風上だろうが音速を超える物体でも接近しない限り、明るさに関係なく補助情報としてマルチタスクで機能している。

クマと遭ったらどうすればいいのか・・・40年近く山に行っているんだ。いずれ山で遭遇するだろうから楽しみだ。
山菜シーズンももう1ヶ月もすれば到来だろうし、遭難やらクマに襲われただの色々とあるんだろうなぁ。

初心者は絶対に一人で行かないほうがいいよ。

べ、べつにオラが採る山菜が減るから行くなって言ってるんじゃないんだからね!
初心者がクマに襲われて、猟友会被害者の会会員のクマ遺族が増えないことを祈っているんだからぁぁぁぁぁ

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