あおもりくまブログアクセスカウンター

2021年9月23日木曜日

2021/09/23 舎利石採取 ほぼ良好

月曜に引き続き今別へ。


起きたのは6時半。はてさて寝るか出掛けるか。天気も良さげなので寝ているのも勿体ないということで。

今日の今別はは空が不安定で雷が何度も鳴り、途中で3度も雨が降る。最後のはスコールがごとくの土砂降りで、背中と尻がずぶ濡れ。

海岸の状態は月曜のような状態から少し細礫が減ってたものの、概ね採取量だけ見れば良好。品質は月曜と同様のレベルで良質な舎利石が大半を締めた。いつもこうだと有り難い。

今日は一人ではなく、舎利石仲間一名を同伴した。ただ、採取中は基本的に地べたに集中しているので会話はない。

舎利石採りはソーシャルディスタンスが守られる健康的で集中力を養える上に、結構ハードな運動でもある。普段使ってない筋肉が翌日には悲鳴を上げているレベルで。

落ち着きのない子供にやらせれば忍耐力も付くんじゃないかな。指も細いから1ミリでも摘みやすいし、手先も器用になるだろうと思う。
とまぁこんな感じで良品から極上品をピックアップ。これで500はある。
少なく見えるのは小粒が大量に採れたからで、今日は2〜3ミリを重点的に浚いまくった。雨が降らなきゃあと200は採れたかも。

月曜の採取と併せて5ミリ以下と以上を分けるとこうなる。
実は、今日の収量は月曜並だったのだが、別用途で譲渡済み。

因みにオラが大量に採っているから舎利石が減っているとか戯言を言ってる人が居るが、少し考えたらそれは有り得ない事だと解る。

海が荒れると浜の様相が大きく変化するので浜の半分前後の砂と礫が入れ替わる。
人の手で浜の表面を撫でて採るから全体から見ると極めて極々一部だ。湾の幅を考えたら気の遠くなる量だ。
それに舎利石は柔らかいので波にも揉まれてどんどん削れて小さくなって消え去る。
浜の数十メートル沖合まで舎利石を含んだ砂と礫。埋蔵量は莫大である。
新しい舎利石は海底の母石の岩脈から産まれる。岩脈を調べようも無いがおそらく袰月より遥かに巨大かも知れない。
そこからどんどん舎利石は産み落とされる。表面がザラザラの舎利石が常に採れることは常に産み落とされている証拠でもある。

結果として、高々あおもりくま1匹が一般人の何十、百数十倍の採取スキルを発揮したとて採り尽くせるはずは絶対にない。

せいぜい、1日か数日分を取り尽くす程度。しかし、1日に這いずり回る浜の面積は浜の1〜2割と考えれば尚更採り尽くせるはずはないのだ。

ってことで、戯言を言う人は舎利石がその時に流れ着いてないからとか、脳内視力がオラより劣ってるからか負け惜しみって事で。

もしも舎利石が採れなくなるとしたら、消波ブロックで潮の流れが変わるか、母石の岩脈が風化しきった時だけ。消波ブロックの影響は大きく出ていることが確認された。

何度も言うけど裸眼視力は関係無い。舎利石を採る為に必要なのは、認識力と動態視力である脳内視力の方だからだ。
あと、1ミリでも摘めますからね。オラの指は太いけど器用だから。ピンセットとどちらが速いでしょうね。

2021年9月20日月曜日

2021/09/20 舎利石採集 今年最大の収量

 でも、今年の累計は前年より途方もなく少ない。前回と前々回とで合計300粒未満。それ以前はションボリだ。
 1日に数百から千数百を毎週土日と祝日
に採っていた去年前半から一昨年が懐かしい。
 例の消波ブロック設置の悪影響が酷すぎる。今日、袰月の住人と話をしたんだけど、五十年前は袰月の集落から与茂内まで浜続きで、歩いて来れたという貴重な情報を得た。こういう生の情報は有り難い。

 つまりだ。このままだと、浜が消えて舎利石は山崎湾からも消滅するかもって話だ。袰月の舎利浜に続き、人の手による舎利石が採れる第二の浜の消滅も有り得る。(ここ、テストにでま.....せん)

 先週の台風の影響で9/13-14は海が大荒れ。海岸は波に飲まれて採取不能。今日は半年以上ぶりに舎利石が含まれた礫が大量に流れ着いた。前回は海岸がベストコンディションなのに舎利石がほぼゼロ。砂地でザルを振ってた。変なオジサン丸出し。その砂地も半分ほど砂と礫が入れ替わってた。暫くは楽しめそうだ。

 今回は見ての通り1ミリ台が多数。2〜3ミリ真球(極上)も多い。黄色の半透明も結構採った。天然モノなので割合もグレードも色も形状も特徴もマチマチだ。人工舎利石なんぞ、この風合いは絶対に再現不可能だ。人気のツルテカ真球は在庫が少ないので助かる。
 断面が丸に近いものも希少だからツルテカばかり指定さてると舎利石の特徴を持つ粒が余る。基本は指定がない限りバランス良く混ぜる。ツルテカだけ欲しい人は先に言ってくれ。全部ツルテカは単価設定違うから。僧侶に依って舎利石の好みが違うから指定されない時は基本的に色々と混ぜる。後から指定されたら単価再設定します。(ここ、重要)

 舎利石の採取は経験者はわかると思うけど、普通は1日頑張って多くて100粒。一人で50〜80が良いところ。しかも、ハイグレードな小粒はほんの僅か。偽物やシーグラスが混ざってる時もあるよ。

 オラの場合、冬は石拾いシーズンなので寒風の中で頭から長靴の中までずぶ濡れ。耐寒性能が異常に高いので6〜7時間くらいでも風邪ひかないし死なない。常人なら死ぬかもね。
 夏は蚊とブユとアブとの攻防+炎天下の地獄で軽い熱中症になることも。ヒリヒリの真っ黒日焼け。シャワーが痛い。その後の肌ケア必須。ニベアローションがよく効くので欠かせない。
 採れるかどうかは現地に行かないとわからないので往復2〜3時間の空振りも普通にある。ガソリン代だって満タンで4千円掛かるから馬鹿にならない。タイヤだって減る。車に潮の飛沫着いて白くなるんで錆びるから洗車もする。しかも朝は早起き。帰宅は真っ暗。結構ハードだ。

 よーく考えよう。

 毎日ガラっと状態が変わる海岸。満潮過ぎて舎利石が全く採れない日も当たり前。在っても見つけ難い藁の中から針を探すような地味すぎる作業。
 今別までの交通費。レンタカー代。宿泊費。茶菓弁当代。その他諸々の経費。必要数に何日掛かるかな?。

 これらに掛かる費用を払わない代わりに、確実に本物の鉱物として正しい舎利石が買える。しかもほぼ実費負担に等しいか、それ以下。ボッタクリなし。国宝として納められている舎利石よりも舎利石らしい姿をしている。

 オラの労力や出費。身体能力+特殊スキルに見合わない対価。確実にオラは大赤字だから。

 それでも高いと言える? 単なるこれまでの経費の回収に過ぎない。だから商売ですらない。儲けが無いんだから。

 だからオラが面倒なら無理に売る必要もない。安くても速やかなる取引には、儲け度外視で過剰なオマケが付属するのがその理由。リピーターさんのみぞ知る事実。

 で、今度、注文方法のテンプレ作る。オラは電話もメールも貴重な人生の無駄遣いだし、SNSも人生の貴重な時間の浪費と認識している人間だから、要件は何でも簡潔かつ手短に願いたい。

 時は金なり。人生は有限なのだ。