穏やかで居ること
それは「和」という観点では非常に望ましい。
しかし、人間には喜怒哀楽があり、生まれてから一度も喜怒哀楽のいづれかを表現した事が無い人間なんて探すのは難しいと思う。
オラはどちらかというと、ホゲホゲー・・・っとしている方だが、過度の負荷を与えられると暴発する。
その殆どが理不尽というキーワードによるものだ。
オラは非常に合理的な生物なので、不条理、不適切、非合理的、不公平が暴発の原因になりやすい。
とはいっても、よほどの事が無ければ温和に「しょーがねーなー・・・」で済ます。
だって、暴発の後が面倒くさいし。
でも、今朝は流石にキレた。
なんも分かっちゃ居ない。
コンプライアンスはあるのか?、いや、そもそもコンプライアンスという言葉を知っているのか?
という事件があった。
オラの現在の立場は管理部門である。
現場に居るが借りてきた猫ならぬ、借りてきたクマだ。
凶暴だがスペックは高い。身体的にもだけど。
オラは仕事をする上で、よくキレる。
正確には「仕事の仕様に愚痴をぶちまける」というのが正しい。
時間というモノは止まっては居ない。常に経過した時間の分だけ未来になる。
仕事の中で疑問に思ったり、改善して欲しいことがあればどんどん効率よく変えるべき。
変えなくてもよい部分はあるけどね。むしろ、合理化しちゃいけない部分と、して良い部分の見極めってやつ。
でも、人間ってのは歳をとると「変化」を嫌うようになる。
なぜだか分かる?
仕事の内容が変わると、仕様の変化についていけなくなるから「変えたくなくなる」のだだ。
そう、いつもと同じ非効率的な仕事でも、安心して仕事をこなせるからだ。
でも、それには非常に無駄な部分があることをオラは指摘した。
所長は「眼から鱗」だってさ。
いや、皆はたぶん、疑問を持たずに仕様にしたがってやってるだけ。
でも、1を作ったら、1を元にまた2のために1を見て入力するって無駄ぢゃん。
それに、Aをよこされて、Bに加工してからC、D、Eを作る作業がある。
これも、AをBに加工したら、基準をBにして編集し、C、D、EにはBを作ったらできるようにしたらBを作るだけで済む。
つまり、同じようなものを幾つも作るなということ。
これは本社と東北ブロックがよくやらかす。
本社と東北ブロックで様式の違う同じような報告書を求めてくる。
これは無駄だ。本社の様式を東北ブロックで集約して、東北ブロックで自分の様式に直せばいいじゃんか。中身は同じなんだし。
これもすげーやりたくなかったが、隣県の課長がキレて、こんな同じもん作らせるなや!って。
オラは思わず拍手w。
いや、これが普通なんだと思うよ。
現場のやるべき仕事は数字を拾う事よりも、数字を上げること。
それを数字を拾う事に費やしてはいけない。
だから、現場の管理部門は、現場の無理や無駄があれば、要望を集めて仕事をしやすい環境にすることが仕事。
オラは社内でもパソコンを使ったクリエイティブな作業が得意な方。
たぶん、社内でもかなり怪過ぎるレベルのクリエイター。
本社が用意しないからと現場で作って本社に送りつける変人でもある。
かなりの作品が既に採用されているのだから見ている人は何だコイツみたいな感じ。
できるからやってるだけでオープンソースのコミュニティーにクビを突っ込んだ経験上、別に大した事ではないのだが、それでも見たよと言ってくれればそれだけで嬉しい。
じっさい、評価とはそんなものだ。
変わるのが怖い人と、変えるのが楽しい人。
変えるといっても何も改悪する訳ではない。
いや、改悪するのは決まって偉いヒトというパターンがあるのも事実だが。
それでも、日々、色んなことを試すというのは生き残る為に必要な事なんだし、それは必要見つけ出して作るというクリエイターにはごく自然な考え方なのだ。
世の中には面倒をそのまま面倒のままこなして時間を稼ぐ頭の良い人が少なく無い。
でも、本当に頭の良い人は、その無駄を無くすことを優先する。
無駄が減って生まれたリソース(ここでは戦力の事)を他の仕事に振り分ければ、仕事量としては増える。
簡単に言うと企業という名の車の燃費が良くなるってーこと。