世界最先端技術ってのは日本のお家芸だったわけだが、ハイテクに関しては最近じゃ日本じゃないって感じ。
TVも国策もハイテクも所詮は予算が無ければ発展しないし、切羽詰らないと発展も進展もしない。
でも、娯楽と言う観点では日本は世界最高峰であると思えるモノが色々とある。
J-POPとかは聴かないしそれほど凄いと思える歌や曲は無い。これは衰退しているとしか思えない。
名曲が名曲であり続けているのはやはり心躍るものがあったり、精神に強く働きかけるものという視点で好みというものが左右されやすい。年代や好みを超えて万人が凄いと思えるものはなかなか無いのが現状。
でも、昔の曲には精神に強く働きかけるものが多い。もちろん40代のオラが生まれる遥か昔からある曲であったり、最新の曲であったり、オラがキライなジャンルの曲の中にさえも凄い曲と言うものはある。
最近は有名アーティストがどうこうとか作曲者・作詞家などで判断しなくなってしまっているオラ。
誰の曲だから好きだとか、誰が作詞家だから必ず聴くということもない。
でも、周りの普通の人が聞く機会の無いジャンルの曲や歌の中には凄いものが多く存在する。
Youtubeがストリーミングで再生できるほどの回線速度があればもっと効率よく巡回できるのであろうが、現状の秒間30~40KB程度では巡回しながらあとでまとめて聴くってのが関の山。
再生が終わってから「もう一度聴く」とか、一時停止させておいて1つずつ聴くなんて非効率な方法でそれらの音楽や映像を楽しんでいるものの、それでも20に1つは当たりを引くってことがある。
それは外国の民謡だったり、VOCALOIDだったり、ロックだったり、ジャズやケルティックだったり、節操無くランダムに巡回しているのだが。
ラジオは日本語国際放送を聴いているオラだが、インターネットもちょっと海外に足を伸ばしてみるのも面白い。
まぁ、外国語は英文をちょっと読める程度なので、ロシア語だのイタリア語だのフランス語、ドイツ語なんてものになると翻訳サイトを使わないと何を書いているのか全く理解できないのではあるが・・・
で、本題に戻る。
日本のアニメ主題歌や、VOCALOID関連の歌などには、少なくとも有名な大勢の女子が合唱しているようなものと違って明らかに日本の文化というものを感じるし、真面目に曲だけではなく歌詞にも凄く良いものが多い。
せいぜい海外の曲を日本人が聴くとなると有名アーティストだろう、でも、海外で高い評価を得ているアニメやVOCALOIDを使って作られたPVの中には世間一般の人間が興味を引かなくても、海外で高い評価を得ているものもあるんだよね。
VOCALIODってーとすぐ初音ミク⇒アニメ絵の女の子が合成音声で歌ってる・・・みたいな構図と捕らえられがちだが、あくまでも素材であって、作曲者なんて凄い人数。VOCALOIDは楽器であって特定のジャンルの曲じゃないんだよね。すぐにヲタ文化と一緒くたにされがちだけど、楽器を使っている人間は様々であって、盛り上げているのはヲタクではあるけど、決してクオリティーが低かったり、趣向が偏っていたりするわけじゃない。むしろ、プロのミュージシャンがVOCALOIDを使っていることもあるし、VOCALOIDで有名アーティスト顔負けの作品を投稿してレコード会社を唸らせている人だって居る。
それに、こういったアニメのOPやENDの曲だって有名アーティストが歌っていたり、VOCALOIDで世界同時発信 なんてことも本業の人以上に凄いことをしている人が居る。世界に認められている日本の文化であるこの分野を日本人が誤認していたり、敬遠しているってのはどうかと。
そうそう、VOCALOIDの初音ミクをひとりのアーティストだと仮定したとすれば、発表曲数はたぶんどんな世界的有名アーティストよりも多いし、再生回数も絶対に生身のアーティストには追いつけないんだよね。