最近の駅前チュンはファミリーマートのバームクーヘン(切って小分けしてあるやつ)がお気に入り。
サンドイッチの白い部分なんて食い飽きたみたいな態度で、コッチをガン見するんで、向きを変えて奥からバームクーヘンを取り出そうとすると、背伸びして「甘いしっとりモチモチ飯キターーーーー!」 な感じでソワソワしてやがるのです。
無害認定されているオラは、間近でそれを旨そうに食ってるヤツを見て和むのです。
まったく以ってこいつは逞しい。まあ、このくらい図々しくなければ命の保障の無い野生では生きていけないんだろうな。
こいつ見るたび、ああ、今日も元気だね。腹へってたらまた来いよーって言いたくもなる。まぁ、目で会話しちゃってる仲なんで、あんまし言葉を交わす必要も無く、こっちが気づかなきゃ向こうがチュン!って言うし、あっちが気づかなきゃこっちがチュン!って言うくらい。大抵は、車の中でラジオ聞いてると、向こうがミサイルのように飛んでくるから基本、自然体で付き合ってる感じ。
こういうやり取りってのは日々勉強で、自然と身につく。自然と身につく訳だからオラは自然体でいれば初対面さんの野良な方々とはマッタリとした空気で互いの考えを探り合える。オラがよく言うところの気配ってのは肌で感じること。醸し出すもの。受け流すもの。漂わせるもの。消すもの。そして発するもの。
こっちが和んでいれば向こうもそれを感じるようだ。来年はリスやアカネズミなんかとコミュニケーションしてみたいな。