TOPVALU バケット 長時間醗酵種(パネトーネ)使用 (製造所固有記号 J687)
最近お気に入りのバケットがある。それはパン屋のバケットではない。
むしろ、パン屋のバケットはオリジナル感を狙い過ぎてバケットというよりもラスクみたいにガチガチに硬くダメだ。何か異様にバター臭いとか、表面はサクっと中までガリガリみたいで何が美味しいのか分からない。ガーリックマーガリンで仕上げているならまだしも、単にバター臭くて硬くて風味はバター一色ってのは戴けない。あれならバターロールを食べたほうがマシだ。
パンの中の密度が高くずっしり重いってのは良いのだが、あまりにもスカスカなのはバケットというよりもコッペパンだろ?とい勘違いバケットまである中、キメが荒いが気泡間の密度が高く、それでもモチモチしていて弾力があり、噛み心地がよく、適度な塩気。噛めば噛むほどにフランスパン独特の風味が味わえる逸品。それがTOPVALUのバケットだ。
ただ、このTOPVALUだけど、どうせOEMだろうから製造所によっては美味くなるし不味くもなる。だからタイトルに製造所固有番号が書いてある。この委託製造所(どこか近いところのパン工場)のは美味いってだけで、ここ以外のTOPVALUバケットは同じように美味いとは限らない。 同じようにヤマザキのパリジャンは青森で売ってるのは高級コッペパンだったりする。これほど不味いバケットは食ったことがないというほどに給食のコッペパンなのだ。学校給食のコッペパンの不味さは折り紙つきだ。何かを一緒に飲まなきゃ喉が詰まる。いや、何かが挟まってないと食えたものではない。それがコッペパンなのだ。
※コッペパンにはヤキソバやソースが染みこんだカツなんかが良い。コッペパンはあくまでも脇役。ジャムマーガリンパンなんかも同じで あれは中身が主役でコッペパンは脇役なのだ。
で、オラは最近ダイエット中なので自炊で米を食っていない。アレは非常に炭水化物の密度が高い。つまり血糖値が上がるし、脂肪が付きやすいのだ。余り噛まなくても飲み込めるってのが更に量を食ってしまう原因でもあり、炭水化物の量を減らすにはバケットのように十分に噛んで飲み込むバケットが最適。これなら結果として炭水化物の量が少なく済む。
だからバケットを彼方此方で買い捲って食べ比べしている。
で、オラがそのままでも美味しく食べられると判断したのが TOPVALU バケット 製造所固有記号 J687 なのだ。