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2009年7月29日水曜日

ちゅん(o`θ´o)ちゅんウォッチは雨に限る

2時間ほどゆっくり公園を廻ってきた。
煩いギャラリーも居ないし、こんな雨降りの公園を散歩している物好きは5人も居れば多いほうだ。

まずは公園入り口でスズメの出迎えを受ける。
歩いて行くと遠くから飛んでくるのでスズメの視力は少なくとも100m先の人間を見分けられる。

そのまま公園に侵入すると西ボスさん一家が降りてくる。
親より子供の方が順応性が高いので、子供はパン食い競争の準備万端。
表情もできてきたのでヤル気満々の顔が微笑ましい。
ウミネコやカモメの横槍が入るが、体躯の練習だからどんどんやれ。
フットワークと動体視力を今のうちに鍛えておけばそうそう馬鹿やんないかぎり怪我を負う事も無かろう。
大きい鳥さんのバトルの間に、スズメはオカワリしに低い場所から近づいて来る。
カラスとカモメの喧嘩中はチュンチュン(こっち来い)と合図するとブババババーって飛んで来る。
こいつらは元々追い払われる立場なので、追い払わないオラの近くが一番安全なのを知ってる。

ひたすら小さく丸めたパン玉を投げる。
スズメの中にもカラスやカモメ同様に、投げたものをノーバウンドでキャッチするやつがチラホラ出てくる。
見てると上手いものだ。というか、オラのコントロールも益々上達してきている。
スズメのクチバシ目掛けて投げてやると、7割以上はそのままキャッチする。
もともとスズメは飛んでる小さい蛾を空中で捕まえるくらい機動性と追尾性が高い。
ゆっくり放物線を描いて飛んでくるパン玉をキャッチするのはさほど難しいことでも無いようだ。

カモメにも馬鹿なのも居れば、ハシボソの行動を真似て行儀よく待っているのも居る。
まぁ、カモメ属はほとんどハシブトのように乱暴な特攻をするものだが、大人しく居ると待っていた方がもらえる確率が高いと学習した個体も居る。
カモメはみんな低脳だと思っていたが、以前遭った若いセグロカモメは非常に頭が良く、性格もハシボソに近かった。
何しろ短気なカモメは悔しがるポーズで「なんで食べ物くれないんだよー!!!」な鳴き方をする。

見ているとカモメの中にもどうすればニンゲンに気に入ってもらえるか勉強しているヤツもいる。
ハトもアホばっかりだと思えば1%ほどだが明らかに慎ましいヤツが居る。
様子を見てゴチャゴチャ歩き回るわけでもない。いちいちバタバタと飛び回ることも無い。
黙って待っていればエサが貰えると分っているのか、これまたハシボソの真似をして待っていれば貰える事を学んだのか。

ハトの頭なんてスズメと大して変わらない。脳味噌も大して変わらないだろう。
でも、スズメ目は他の種と違って物凄く多様な進化を経ている最も種類の多い目である。
カラスもスズメ目だし、ヒヨドリもスズメ目。ゴジュウカラとかセキレイなんかもスズメ目。
こいつらは頭がいいから多様な形態に分岐したんだと思う。

さて、海岸から西2ボスのエリアに入る。
ハシボソ子が出迎え。
跳ねながら方向を変える仕草が可愛い。
つうか、上目遣いがなんとも (*´Д`)=3 カワユス

今日は雨が降りっぱなしなのでドイツモコイツもハラペコ。
形振り構ってられないスズメが多いし、いつ乱暴なハシブトも今日だけは嫌われまいと必死で騒ぎたいのを我慢している。子供にもそれを言いつけたのか分らないが、子供もいつも鳴き喚くくせに今日だけは非常に大人しい。
ハシホソ達と喧嘩にならないように一応気遣っている空気を感じた。
ハシブトも子供はもう親と大きさが殆ど変わらない。
クチバシの付け根がピンクなので遠くからでも分るが遠目には親だか子供だかは仕草以外に見分ける術が無い。

まぁ、雨の公園は、みんな向こうから寄ってくるから面白いね。

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