ハクセキレイが戻ってきた
会社の駐車場を縄張りにしていたハクセキレイが戻ってきた。留鳥なのか狭い範囲での渡りを季節で行うのかよく分からない。
で、向こうから近づいてくるし目があっても逃げない。鳴き声を返すとこっちを見て、車の周りをウロチョロ。小虫を啄んでる。尖った細い嘴で何を食ってるのかねぇ。
パン屑を散らすと迷わず食うし、こっちの動きに対して警戒もしない。つまり、オラの顔を覚えているってこと。
そもそも、ハクセキレイの鳴き真似をする人間なんて滅多にいないだろうから向こうはこっちの特定は楽だろう。
メスなのか、色の薄い子供なのか常にペアだ。そのもう一羽は3メートルくらい距離を取る。
20メートルくらいの同じ場所を何往復も行ったり来たり。雪が溶けて枯れ草が見えている所は温かいから虫が出てくるのだろう。足で枯れ草を捲ってやり、様子見。
おお、何か啄んでる。小さすぎて何かは分からないが。
ハクセキレイが巣を作る場所の好みは知ってる。この個体の去年の巣の位置も知っている。今年も同じ場所に営巣するのかな。
細い足に丸っこいフワフワの体。硬いクチバシ。その体に見合わない知能。観察眼。鳥って面白い観察対象だ。
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