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2007年4月8日日曜日

フキミソ@オリジナル

津軽では「バッケミソ」という。
一般的にフキミソといえば刻んだフキノトウを油味噌で和えるのだが、オラのフキミソは常識破りの製法で非加熱なのだ。
食品衛生上良くないのでは?という意見が聞こえてきそうだが、漬物だって生野菜の加工品だし、農薬を使っている分だけ山菜より毒素は多い。
もっとも、山菜そのものに含まれる成分を考慮に入れなければの話ではある。
その製法を3年前からネットで公開している


生であるうえに苦くて食べられないのでは?と思うだろうけど、料理の心得のある人なら人間の舌が、どの味覚を優先して感じるのか知っていれば即時解決だ。
つまり、味を引き立てるために塩を使う。苦味を抑えるのに砂糖を使う。臭み消しは酒で、味わいはアミノ酸(発酵食品:味噌・醤油など)だ。後はそれら調味料の組み合わせが素材の味を深くしたり上品にしたり抑えたり際立てたりする。

料理は見た目も重要だが、技術そのものよりセンスが必要になる。捨てるべきアクを捨てない場合、料理によっては生きも死にもする。あとは場数。意外性というものが新作を生み出す。
探究心を常に持ち、素材の性質を知らないとマニュアルに沿った料理の作り方しかできない誰かの真似でしかないのだ。

誰かができることは得意なやつがやればいい。皆がしないことをするのは実に楽しい。
何か新しい発見があればもっと楽しい。

あおもりくまスペシャル@ふきのとう味噌
レシピ(2007/04/08版)

1.ふきのとう(採取1時間以内の天然モノ)
2.みそ(保存料)
3.酒粕(味噌ぽいヤツ・保存料)
4.みりん(酸化防止・保存料)
5.三温糖(酸化防止・防腐効果)
6.クエン酸ほんの少し(色の安定と酸化防止)
7.みりん









作り方
1.味噌+酒粕+砂糖+みりんをベースとして混ざるまで練り上げる
2.フキノトウを微塵切りにするか、みりん+クエン酸と共にミキサーにかける。
3.1と2を満遍なく混ぜる。
4.エア抜きをしながら保存容器やビニールに詰める。
5.冷蔵庫や冷凍庫に保管。


利用方法

基本的に薬味や和え物のタレに。
1.とうふに少量のせる。
2.油揚げを開いて内側に塗って炙る。
3.チクワの輪切りに和える。
4.のり巻きやオニギリに。
5.田楽に。
...その他色々...

アクが強いので注意。
フキノトウには薬効があるので食べ過ぎに注意。
おこちゃまは食べられません

( ゚(ρ)゚ )じゅる大人の味