肥後守定(ひごのかみ)
やっと届いた「肥後守」オリジナル。
ネコめ!電話してから配達って指定したのに。
代引きはいつから連絡なしで配達して良いことになったのだ?
佐川も電話しないでいきなり不在表ぶちこむし、ゆうパックは電話来ないことが多かった。
オラは思うんだ。電話すれば不在の時わざわざ不在票書かなくていいし、玄関前まで行かなくていい。
ついでに居る時間が聞けるから互いに無駄がないのだ。
まぁ、再配達で一番厄介なのは「ゆうパック」なのだが。
まぁ、それはいいや。Amazonが前より不便になったことに違いはないのだから。
で、Amazonから買えなかったオラが注文したのは、オリジナル(元祖)の肥後守をネット上で発見し、いくつかのサイトをサーフィンしながら(ナローバンドだからサーフィンというよりはクマの川流れって感じだが)見つけた ehamono.com というネットショップ。
そして知った。こんなに種類あるのかよ!!! Σ(゚(Д)゚ ) びつくり!
まずはラーメン屋に行って塩ラーメンを頼む嫌な客であるオラは、「スタンダード」で品質を見極めることにした。
でも、黒は流石にいっぱい持っているから金色にしてみた。
金色と言っても金でできているとか、金メッキとか、百式とかではない。
握りが真鍮製の肥後守である。これはそんじょそこらで売っていない代物。
んじゃ、コレを3つ。
オリジナルの証明「登録商標」だぜぇーい! ヾ(≧(∀)≦)シ ぃぇぃ!
見よ!この金色の肥後の守!
なに3本も買ってんだよ! とか言うな。
保存用だよ。ヲタク買いだよ。悪いかこのやろう!w
いやぁ、それにしても刃の形状が素晴らしい。
安物は径の小さいサンダーで削ったような感じで刃先が薄い。
とてもじゃないが研いで使うような構造になっていない。
でも、オリジナルは2段に削ってあって刃の厚みがしっかりしているのが特徴。
2~3回研ぐと本来の切れ味が出るのだとか。
真鍮製の握りの部分は安物のナントカ肥後守と違って肉厚で丁寧に折り曲げられている。
なんかこう、違うなと思ったら刃が取り出しやすいように握りの真ん中に刃が掴めるように切込みが入ってる。
可動部の「かしめ」がちゃんとしている! きちんとグラつかないように叩いている!
刃が厚い!、ナントカ肥後守は一回削っているだけなので刃先が薄い。
でも、本家は刃が厚い。同じ鋼材でも削り方ひとつでこうも違うのか。
手元にあるナンチャッテ肥後の守は結構・・・というかかなり雑なので耐久性に問題ありそう。
安物の握りは変に変形していたので足で踏んで成型し直した。ぅむぅ。
というか、日曜日に磨いたのもう握りが錆びてるし・・・やっぱり安物は安物ですだ。
真鍮は良い。硬いし金色だけど、使い込むと黒っぽくなってきて陰影も出てくるのだ。
真鍮のシェラカップとか昔は使っていたけど、アレは使えば使うほどに味のある色になっていった。
※どっか仕舞って今は行方不明・・・
それで今回は真鍮製の肥後守(大)にしてみたのだ。
で、これが握りの部分。
真鍮の握りの厚みが安物の2倍あるし、角も手を切らないように丸くなっている。
型で打ち抜いたときに真鍮の板の厚みがある程度あるので丸くなったのか手に馴染むように少し削ってあるのかは不明だが、前者かもしれない。
サイトを確認しに行ってみたら、この切込みがあるのは大だけのようだ。
特大と豆は真っ直ぐになっているだけ。
うむむむ、見れば見るほど細かい部分に職人のこだわりが・・・
次は特別鍛造品を注文せねばなるまい!。まぁ、そのうちね。
これを手作りしている鍛冶職人を紹介しているページはここ。
これで1680円は高いか、安いか。購入はここ。
全てに於いて実用性のみを追求するオラが、これは良いものであると断言しよう。
世の中にはいろんなものが安く大量生産されて出回っているが、手作りの和製ナイフでこの品質。
末永く使えるものを・・・と思ったらやはり本物を。しかもお手軽な値段であることが優先されるのだが、これはコストパフォーマンスがかなり良いのではないか?。