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2012年2月20日月曜日

くちばしが缶に刺さり餌食べられず タンチョウの救出方法検討


 北海道鶴居村にある国の特別天然記念物タンチョウの給餌場で、くちばしが空き缶に刺さり、餌を食べられなくなっている雄1羽が見つかった。放置すれば衰弱死するとみられ、環境省釧路自然環境事務所などが救出方法を検討している。
鳥さんに何らかの意思を持って近づくと逃げる。向こうはそういう考えに敏感だ。
でも、鳥さんに近づこうという意思を芽生えさせるのはそんな難しいことではない。
逆の発想を持てばいいのだ。鳥さんに近づいてもらう。それが唯一の解決手段。
まぁ、弱って飛べなくなってからじゃ死ぬかもしれないし、弱っている時ほど警戒心は強くなる。
本当に困っている鳥さんは人間に助けを求めることがある。
それはオラがいままで野鳥に囲まれてきた中で学んだことだ。

眼で話しかけよう。
絶対に近づくな。向こうから近寄らせる。これ鳥さんの常識。
なにせあっちは飛べるからな。一度警戒させたら捕まえるのは至難の業だと思う。
むしろ怪我をさせてしまうような捕まえ方しかできなくなる可能性がある。
決して捕まえようと考えないことだ。

やぁ、元気?、調子はどうよ、それ何?邪魔じゃね?取ってあげようか?

そんな感じで。ジェスチャーは通じるから取ってあげるよと伝えればいい。
言葉は分からなくても大丈夫。
何となく理解しているから鳥類って生き物は。
コミョニケーション能力に関しては他の生き物よりは優秀だ。

また、鳥は鳥を呼ぶ。
流石に肉食系猛禽類を連れて行くと逃げるだろうから普通のやつね。
人間に懐いた鳥を体に止まらせて行けばいい。
ああ、この人は鳥には無害なんだと思うようになる。
これは鳥類ほぼ共通。
他の鳥が手からエサを貰っていると自分も貰えるのではないかという考えにすぐに結びつけるのが鳥類って生き物の特徴だ。
種類に拘らず、鳥が集まるところには鳥が集まる。

あとは興味を持たせる。
これは感覚が分からないとたぶん無理。
眼で会話するレベルになれれば相手の言いたいことも分かるし、こっちが言いたいことも向こうが理解してくれる。
それには相手の挙動を真似るとか相手の目線に居ることだ。
ヅカヅカと相手を見下ろして歩いて行けば普通は逃げるわ。
オラがスズメと仲良くなったのは相手の目線に近づくことか始めたもんな。
時には座ったまま。時には歩伏前進。時には石のように動かず動きも緩慢に。
静かな気持ちのまま。決して警戒させないように・・・

まぁ、できないだろうな普通の人間には。人間だという前提で近づくんだから。
怖いんだよ? 面識のない動物から見たらたぶんどんなに強い動物だって警戒する。
だってただの動物であることを超えた存在なんだから。
野生動物じゃないんだから。
野生の常識が分からないし通じない生き物なんだから。というより野生を忘れた動物なんだから人間は。
でも、それができる人間は推らく普通の人間が目にできない彼らの本音の行動を見ることができるし、彼らから信用を得られる。
害がないと思わせるには時間が掛かるけど、一度絶対的な信頼を得られたら彼らは興味を持って接してくる。

敵じゃない=害はない

結構そんな感じ。だから警戒させないのが一番。

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