人は自分の趣向によって善悪の天秤が傾く
例えばオラはスズメやカラスやカモをはじめとする野鳥が大好きだ。ちなみにハトは大嫌いで、ハクチョウは好きじゃないってことは大前提にある。だから比較的「鳥さん寄り」な立場に立つわけだ。
例えば世の中には犬好きや猫好きが比較的というかペット(人によっては家族という扱い)としてメジャーであり、中には人の命よりも自分の犬猫が大事という熱狂的な方々も居る。(言い切る)
その方々にとっては勿論、犬猫寄りな立場に立っているわけで、特に熱狂的な猫好きにとっては暴走する人が居る。オラがYouTubeに乗せた「子猫に襲われる」についてはお持ち帰りして飼えとかいう何とも無責任な人や、獣医に持ち込んで飼い主探してもらえとか酷い有様だ。
で、このニュースでも猫大好き人間の偏った発言が見られる。
金魚を食べた飼い猫に激怒し、電子レンジに入れ殺害した女に懲役刑。(英)
要約するとこうだ。
飼ってた大事な金魚(被害者)の残骸がキッチンにあったので金魚を食べた飼い猫(容疑者)に激怒して電子レンジで5分チンした。この人は精神的な障害があって、カッとなってやったが、この話を他の人にして犯行が明るみに出て実刑2週間を食らった。動物愛護団体は実刑判決に大喜び。
そんなニュースだ。
まぁ、オラ的には猫をチンするなんて思考に至ることは無いし、そんなの都市伝説だった筈なのだがホントにやっちゃったのか・・・的なニュースで驚いてはいるのだが、生憎、「猫という生物は確かに可愛い」という思考はできても、色々とこの生物の習性に関しては思うところが有り好きになれないのだ。
まず、自然界的に見て、この猫という生物は捕食者であること。ただ、今の自然界に於いてはその役割としては機能していない。むしろその逆で、この捕食の本能が大事な生産者である鳥を捕食していることが実は問題。今の世の中、ネズミを獲ってもらう為に猫を飼う必要も無いし、逆に猫の糞尿は物凄く臭い。つまり食品衛生上、猫を倉庫番にすることは無い。
そして、猫の思考。少なくとも鳥類は自分たちを嫌う人間と好く人間を忠実に見分けて相手をしてくれる。空気を読める生物であること。(ハトは除く)
だから嫌いだと追い払えばかなりの確率で二度と近寄ろうとしない。(ハトは除く) ところが猫は違う。ハトと同じで人間との生活が長いせいか、人間は無条件で自分たちを好いてくれると思い込んでることが非常に多い。オラが嫌がっても、何を勘違いしているのか、しつこく猫なで声で近寄ってくるのだ。猫アレルギーだっちゅーの。てか毛が着く!近寄んな!スリスリしてくんな!・・・今の状況はそんな感じ。猫には熱狂的な信者が居るのと同じように、猫は可愛い生物という認識はあっても、NGって人間も居る。
ところがどっこい、猫信者は猫は可愛いから正義!保護すべき!殺したやつは死ね!と言わんばかり。オラはどうかと思うんだけどね。状況にも寄るだろうし、殺害方法が今回はかなりジワジワ系の虐殺だったこともあって、流石のオラでさえここまでやるか普通・・・という思考はできるんだよ。
ただ、どうなのかな。もしも金魚も猫も同じように可愛がってたこの精神に異常がある人。金魚と猫って金魚にとってはいつ食われるか分からない状態にあったことも言えるし、猫がもしも察していれば金魚を食っただろうか。どちらも可愛がってたと言えるなら、猫は金魚を食おうと思っただろうか。
観察の結果、オラがスズメを優先して食料援助しているのはカラスは知っている。その上でカラスはスズメを襲わないし、オラの目の前では決してスズメに手を出さない。それはカラスがそれを認識していると言える。
今回は同じ家に住む女性と金魚(被害者)と猫(容疑者) という家族構成。果たしてその猫が金魚を食べたと言う物的証拠はあったのだろうか・・・。
こういう推理もできる。もしも飼い猫が家の出入りが自由だとしよう。たまたま知り合いの猫が金魚を襲った。飼い猫はそれを止めに入ったが金魚は死亡。飼い猫は止められなかった自分を悔やんでたところ、女性が金魚の惨殺死体を発見。飼い猫を犯人と断定し電子レンジの刑を執行・・・ほんとにそうだとしたらやるせない事件です。
だからさ、いきなり猫は可愛いので殺したやつは死刑って思考は人間としてすごく危ないんじゃないかな。
( ´(Д)`)y━~~~ だからスズメ食った猫は風呂に入れて綺麗にシャンプーした上できちんとドライヤーかけてから思いっきりコチョコチョの刑!(ある意味私刑) ←言ったはなからオマエもか!w
※アレル源のフケと毛さえ飛ばなきゃ少しはOK。ただ、マジでアレルギー源に過剰反応状態なので触るのもあまり良くないという現状。
てかよく知らないけど一般的な猫ってほんとに風呂嫌いなのか? 猫は水や風呂が嫌いという話は聞くが本当のことは知らん。