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2015年10月27日火曜日

非常識が多い

<街中を歩く>

歩道の右側を歩くのは小学校で習うのに左側通行の多いこと。こちらは歩行に苦労している人には快く道を譲るのは当たり前だと思っているので、そのような方々には嫌な顔ひとつせずに道を譲る。

だがしかし・・・

左側通行している健常者の中には相手から見て右側に寄るという概念が無い連中が多い。こちらはもちろん譲る気が無いので、ズンズン歩く。ぶつかろうが知ったことではない。文句を言われたら交番に行ってもいい。そこで初めて歩行者は右側通行だと知るのだろうから恥でもかけばいいのだ。そもそも、右と左が分からない人種だからしょうがないのかもしれないが。そうだとすると左右が分からい人間は意外と多いのかもしれない。

自転車通行帯がある場所では、自転車はそこを通行しなければならない。 だがしかし・・・なんということでしょう。新町を歩いていると、自転車通行帯が在るのにもかかわらず、人がたくさん歩いている歩道を走る馬鹿が多い。しかも逆走。自転車は車と同じ左側通行である。3つの違反をしていることとなる。だれかに接触して倒れたら現行犯で取り押さえて交番に連れて行こうと思う。そこで初めて自転車にも車に近い道路交通法と罰則が在ることを知るのだ。

<自動ドア>

といっても、タッチしないと開かない半自動ドア。普通、開けた人が先に通るだろう?。先にドアに到達しているんだから。
だがしかし!・・・開けた本人よりも先にドアを通過しようとする馬鹿が多い。特に駅前のローソンとか、東バイパスのかっぱ寿司とか。さっきなんか、ドアを開けたオラよりも先に通ろうとしてぶつかったクソババアに文句言われたので「うるせぇクソババ!」と行ってあげた。これで文句を行ってきたら同じく交番で恥をかいてもらおうと思う。
で、寿司を食ったのだがメシマズで3皿しか食えなかった。ありがとうクソババア!ダイエットに貢献してくれて。早くどこかで今回と同じことしてガラの悪い連中に蹴飛ばされてくれ。

<信号無視の自転車・歩行者>

基本的に交通ルールに従う。誰にも迷惑がかからない状態。つまり夜中に車が全く通って居なくて、エンジン音も遥か彼方。その状態で信号が赤で歩行者が信号無視したところで誰かがムカ!っとすることはない。オラもそうだ。誰にも迷惑がかからなければ好きにしたらいいと思う。
だがしかし!・・・明らかに周りは車が多く走っていて、信号が赤なのにも関わらず、堂々と逆走&信号無視する自転車が多い。しかも携帯やスマホ弄りながら。更に無灯火とかもう・・・タヒねばいいのにってレベル。
オラの夜間視力は相当高い。そんなのも全て見えている。だから「ああ、こいつ、信号無視するな・・・」と思えば100%の安全策を考慮しながら信号無視で横断中にギリギリでクラクションを鳴らす。
こうでもしなければ、信号無視が危ないことだって分からないかもね・・・いや、これからも信号無視をするんだろうな。どこかの目が悪い人に轢き殺されるまで。

まぁ、いいさ、オラは絶対に事故を起こさないと心に決めているし、車を運転しているときは、走る凶器を運転している自覚があるので、最終的に無責になることが稀な自動車の運転についてはとても神経質なのだ。

最後にやった事故があまりにも理不尽過ぎて、そのお陰で今のオラがある。相手が悪くても相手が怪我をしたのでこちらが悪いとか在り得ない事故。あれから思ったね。たとえ事故が置きても、100%相手が悪くなるようにこちらが徹底して交通ルールを順守しようと。

いま、スーパーゴールドSDカード(無事故・無違反21年)です。


2015年10月25日日曜日

肥後守 塗装実験2

肥後守のSK材割込/全鋼の黒はロゴを金色の粉?を刻印の凹んだ部分に塗ってから拭いているだけと思われる。これだと、砥いだだけでハンドルのロゴに手が触れるので文字が消えてしまう。
カッコイイからと黒を選ぶと、すぐに錆びることに後で気づくし、文字が金色だから選んだのに、あっという間に消えることに驚くだろう。

そこで、前に錆びた肥後守の黒を車用のペイントで塗装してみた。これにより強固な皮膜ができ、更に滑りにくくなって中々の仕上がりに。でも、肥後守のロゴは厚い塗装で消えてしまった。

今回は、ほぼ見た目はそのままに。その金文字の保護と錆止めを兼ねてクリアを塗装した。いま乾燥中である。最初ということもあり刃にもクリアが掛かってしまったが、後で砥いだ時に削れるのでOK。
さあて、仕上がりが気になるね。
本当は製造段階で組み立て前にクリア塗装してくれれば最高なのに。

ああ、それから。

県内のホーマック(ホームセンター)を廻って旧式の全鋼(黒)を買い漁った。5箇所ほど廻って2箇所は完全に新型に入れ替わってたけど、残り3箇所で旧式を入手出来た。昔、買った1本を合わせ大サイズ4本を塗装したところ。
本当は発泡スチロールに突き刺して塗装するのがベストなんだろうけど、いま、発泡スチロールも発泡ウレタンも手元にないのでティッシュの箱に突き刺して塗装した。

グラグラしてて安定性は悪いが、まぁ、実験なので良しとしよう。

構造解析

普通は形状を見て、ふむふむなるほど!と、形状からその機能性や仕組みなどを把握するもの。

しかし、オラの構造解析はちょっと違う。例えば、その用途に対して頭の中で素材特性を考慮しながら三次元で形を作ってそれをまた構造解析し、問題が無さそうなら本物を作ってみて、テストした結果と頭の中で思い描いた結果との差異が何なのかを比較すること。

これを繰り返していると、単純な構造のものなら分解しなくてもおおよその中身が想像できてしまう。動くものであったり、動かせる部分があれば、それが取り付けて使われるものなら取り付けた物との干渉まで。
だが、世の中は出来合いが多く、自分から何かを生み出そうとする人は少ない。ありきたりの物で間に合わせ、不便は我慢するみたいな人ばかり。疑問を持たず、自分でなんとかしようとせず、不便を不便のままで受け入れることが当たり前だと思っている人が普通に多く存在している・

ところが、疑問や不便を解消しようと考えることが当たり前な人にとっては、流れと作業とそれに要する道具やら材料をまず並べ、これをどうすれば良いかすぐにシミュレーション可能なのだ。
これができると失敗作は少なくて済む。失敗作が少ないということは材料も時間も無駄が少ないということ。まぁ、計算で単純に弾き出せるものならね。不確定要素が多いと結果との差異は大きくなるのは当然だけど。


特に素材の品質が悪いものだと、材料を買ってから苦労することになる。「うわー・・・加工し辛れー!」 とかね。でも一度買い物(材料選び)で失敗すれば、次からそこも確認して買うようになる。
結果として、全く違うものを作るために、全く異なる素材を選ぶ時も、失敗しないように素材の問題点も予め考慮しながら買うようになる。

ここまで書くと「なんだ普通のことじゃんか」と思う人が居るだろうけど、多分、「今日はカレーを作ろう!」とスーパーで必要なものが置いてあるコーナーでレシピに書いてある材料しか見ない。買わない人には、これはできない。つまり、他人の作ったマニュアルの通りの材料しか目に入らない人。思考が一方通行な人。不便を不便なまま放置したり、疑問を解消しない人には、できないということ。

ちょっと最近そういう風に思える事案があったので。 まぁ、オラの趣味に置き換えての方が分かりやすいからね。

2015年10月24日土曜日

長湯できない人は

風呂の電気を消して、ラジオを聞きながら入るがよろし。

んじゃなきゃタブレットに好きな動画をしこたまぶち込んで見ながら長湯。
アニメなら1話で23分だから2話も見たらのぼせるかもね。
あと、肥後守を砥石でショリショリ・・・1本に1時間掛かるから・・・やっはりのぼせる。

2015年10月22日木曜日

横須賀海軍カレー(レトルト)


青森市内だと堤交番近くのユニバースに売ってる。 以前は八重田のマエダストアにあったが、今は置いていない。
丁度、フルーツグラノーラ(脂質が多いから食うなと言われているけど非常食としては優秀なのでストックは必要)を切らしていたので 同じCGCブランドでも安い方のユニバースにフルグラ買いに行ったらカレーコーナーにあったのだ。

カレーも非常食としては優秀だよね。最悪、暖めなくても飲める。しかも色々と入ってるから栄養も取れる。カレーだから食欲なくても飲める。スパイスが効いてて体も温まる。カレーは優秀な飲み物である。

2015年10月21日水曜日

動物との自由な付き合い

昔、インコや金魚を飼っていたことがある。
どちらも家族として大事に付き合っていた。
でも、病気で亡くなったり、親の不注意で踏み潰したりと・・・もうね、いくら可愛がっても自分の責任以外で死んじゃうのはどうにも悲しくてね。
それに家に独りで置いておくのも可哀想。旅行の時とかもね・・・

そう考えて、もう動物と暮らすのはやめた。

でも、オラが鬱で参っていたとき、助けてくれたのが野鳥たちだった。
付き合って見るとインコと暮らしていた時の知識もあってか、ウマがあった。
簡単な意思の疎通もできるし、向こうもコッチを見つけるとすっ飛んでくるくらいの付き合いにまでなった。

なーんだ。動物の自由を束縛して付き合う必要なんて無いじゃん。
かれらも自由。オラも自由。困ってる時に相手を助けてやればいいじゃん。
そんな付き合いは今でも続いている。

気の合いそうな奴に話しかける。
向こうだって、何で自分の考えていることが分かるんだ?的な態度ですぐに打ち解ける。
鳥さんとのコミュニケーションはとにかく簡単だ。
何せ、あっちも相当な知能を有している。だからこっちがあっちのことを理解しようとすると、あっちもこっちに合わせてくれる。
こっちが寝ていたいときは寝てても構わない。向こうは諦めてどこかでメシを探している。
でも、冬にもなれば、向こうも必至こいてるんで頻繁に来るようになる。
こっちを信用している個体はすぐに見分けがつくし、どうすればオラが玄関を開けるのか知っている。

そういう付き合い。互いに互いの都合での付き合い。
それ以外はそれぞれの生活に専念できる。互いに自由だ。互いを縛っていないからこそ素で付き合える。
機嫌の良い時もあれば悪い時もある。でも、別に互いを束縛なんてしていないから互いに楽なのかも。

こっちが「あああ、今日は来ないなぁ・・・」って日もある。もちろん、向こうだって「あああ、今日は出てこないのかぁ・・・」って思う日もある。それはお互い様。そういう付き合い。
実に気楽。実に都合が良い。

だからこそ自由な付き合いができる。

高齢者がペットを残して死んだり。引越し先で飼えないから。飽きたから。世話が面倒だからと捨てられる愛玩動物が居る。それを考えたら、自由な連中と交友関係を結んだほうが気が楽だし、相手は自由な存在だから、付き合いができなくなっても相手を捨てることになはらない。互いのリンクが切れるだけ。
ただ、相手は人間とのつきあい方を学んでいる分だけ、次に人間とリンクを結ぶのは楽なはずだ。興味の引き方や相手に解る態度の取り方など。

ペットを飼うということは相手を縛ると同時に、自分も責任という括りで縛られるんだよね。その辺を理解できない人は生き物を飼う資格はない。所詮は乾電池の要らない動く玩具としか考えていないのだから。
食事を与えず子供を殺してしまう親が居るくらいだから、 ペットを日当たりの良い場所に放置して熱中症で殺したり、エサを与えずに餓死させるという事案は表に出ていないだけでも相当あるんだろうね。

いやいや、単に事業に失敗したブリーダーが犬の糞尿を大量に放置した事件がニュースになってたからね。そう思ったのだよ。

2015年10月20日火曜日

またまた更新 肥後守専用シース Aomorikuma式 V4.0

ということで、V3.5~3.7は旧式となってしまったので、放出用の在庫へ移動となります。

 Version.1から3.7はベルト通しの幅を明記していましたが、Ver.4は明記なし。なぜなら極細から最大幅の5cmまで自由に対応するからです。しかも、普段はぶら下がってるが、座った時と肥後守を戻す時には体のラインに干渉しないから出し入れが簡単なのです。
 生地は基本的に「しっとり系」のカバンテープだけを使用している。過去に買って失敗したテープも残ってるので、仕方がないから中用のVer.4もいくつか作ろうかと。いま、特別手作り/笹刃/大(新旧)/中に対応するものをサイズに幅を持たせて製作中です。

2015年10月19日月曜日

肥後守比較 今と昔でチキリが違う

まずはこれを見てくれ。最近の肥後守のチキリが丸く潰されていてこんなにも格好悪くなってしまった。
丸く薄く潰すことによって収納時の厚みも増すので機能的にも劣ってしまうのだ。


指で押さえるチキリは刃の固定の機能があるので、こんなに薄くされると強度が心配になってしまう。


青紙割込も少し前のバージョンではやはり幅が増している。厚みがあるので、まだ許容範囲ではある。


これは初期に購入したSK材割込みのチキリ。実に機能的な形状をしている。個体差も少なくお気に入りだったのだ。




これは肥後守が流行する前の青紙割込のチキリ。スッキリしていて実にスマートである。




ハッキリ言って、今のチキリは失敗だと思うんだよね。

きっとどこかの初心者が、「指が痛いから指に当たる面積を大きくして欲しい」とか言ったに違いない。
そんなの普段から使っていれば痛くなくなるって。

2015年10月16日金曜日

肥後守を仕事で使うのであれば蓋は不要?

今のところ、シースはスナップかマジックテープで蓋を出来るようにしている。
でも、気づいた。頻繁に取り出したり仕舞ったりするするには蓋は不要ではないかと。
そうるすとアレだ。取り出しやすく、差し込みやすいシースも作ってみる必要があるな。

ホームセンターで売っている肥後守

値段は1.5倍でSK材割込が買えてしまう値段の全鋼だが、形状の確認ができるのでハズレを引くことはない。

・・・と思って、買いに行ったのだが・・・Σ( ̄(Д) ̄;) オマエもか!!!

はい、ホームセンター版もチキリがペッタンコで超!カッコワルイ!です。

うーむ、ブームが去るまでは粗悪品の乱造とチキリぺったんこを避けるために在庫は補充するべきではないと思われる。
鞘よりはみ出したチキリはサンダーで研磨して細くすれば良いとして、厚みがないからやはりしっくりこない。

2015年10月11日日曜日

カバンテープ版「肥後守専用シース」の素材選び

カバンテープを素材としてシースを作る際に、どのような基準で選ぶか。

①色合いだべな・・・金色には暗色が映えるだべさ
②強度だべな・・・ 摩擦に強くてちょっとやそっとじゃ裂けない生地だべさ
③風合いだべな・・・肥後守が和式ナイフなら、シースも和風だべさ

なんだが・・・カバンテープ版を100本近く作って一番重要なことに気づいた。

 生地が柔らかく、反発性の高いフワっとした生地ほど縫いにくい。しかも、片方が縫いやすいと、もう片方がペンチじゃなきゃ針が通らない。だから、折り曲げて反発性が低く折り目がつきやすいしっとりした生地なら、両方とも針が手で縫えて生地の硬さが均一。購入時に色だけで選ぶとエラい目に遭う・・・
 ベルト通しの幅はある程度の市場調査の上で、幅は事前に決めておき、予め裁断しておく。本体とベルト通しの色の組み合わせは凡そ3色あればマッチさせることができるが、スナップはくすんだ真鍮または真鍮の錫メッキじゃないとアンバランスに。黒も良いが、あれは塗装なので剥げる・・・
 作る上で全ての生地の裁断に言えるのだが、予め、同じ処理を施しておくと、作り始めが非常に楽ちん。ほつれ止めは塗りすぎると光って格好わるいから、切断面のみを処理。一晩掛けて扇風機などを使用し、完全に乾燥させるほうが都度処理するよりも圧倒的に効率が良い。ただ、一気に同じ方法で同じ処理を施してしまうとやり直しが効かないので注意。

 という感じ。最後の仕上げについてはこれをするのと、しないのとでは大違い。これは企業秘密というか、「しかふぇらいね(津軽弁)」

2015年10月6日火曜日

落ち着きないチュン

常連さん:飛んでくる。じっと顔を見て待つ。放る。飛びつく。食べる。挨拶して飛んで行く。

一見さん:釣られて飛んでくる。どうして良いか解らず、目が合う度に距離を取る。でも、食べたい。でも怖い。でも、他の仲間の中には堂々と食べてる。大丈夫そう。近づく。目が合う。やっぱり怖い。他のスズメから強奪。

顔を覚えられないさん:飛んでくる。でも、この人なのか自信がない。目が合う。距離を取る。でも、もっと顔をしっかり確認しよう。近づく。近づきすぎた!怖い!。距離を取る。でも、間違いないよなぁ・・・近づく。やっぱり怖い!他のスズメから強奪。

彼らの感情表現はストレート。考えていることがそのまんま顔と態度に出る。真正面を見て堂々としている個体は相手を信頼している。顔だけこっち見て体はあっち向きなやつは丸で信用していない。

2015年10月5日月曜日

最近の肥後守

 まず、チキリ(指で押さえる部分ね)がペッタンコ。潰れすぎというか、過剰に潰しすぎ。強度は有るけど少し心配になるくらいの潰しすぎ。潰しすぎて滅茶苦茶カッコ悪い。チキリは鞘の厚み以上にはみ出さないほうがカッコイイのですよ。
 指が痛くなるから広いほうが良いと言ってる人も居るだろうけど、そんなの肥後守を使いこなしている人には指の皮が自然と厚くなって痛いとか感じなくなる。むしろ、潰しすぎて丸く平べったいチキリは見た目がダサい。
 刃が直線的。これは研ぎやすいので問題ない。ただ、表から見て直線的だが、裏の削りが歪んでいるものが非常に多い。つまり砥いで真っ平らにするには凹凸が大きく、裏面を平らにするには根性が要る。
 SK材のブレード部分。カシメを通す穴が大きいのか雑なのか、刃を伸ばした状態で引いたり押したりするとカタカタと隙間があることが分かる。その割合、中のサイズで8本中6本。大のサイズでは今のところ見つかっていない。 また、カシメとブレードの穴に隙間があるせいか、水平に持ってヘの字にカタカタ・・・あっちゃー!・・・

 SK材のクロムメッキのハンドル(鞘)だけど、型への押し込みが不十分なのか開き過ぎ。かなり開いている。手のひらで床に押さえつけて体重を載せて整形はできるが、刃の位置が鞘の中心に来ないんで、やはり力技で刃が真ん中に来るように調整。鞘とカシメの隙間は後で叩いて直すとして、やはり、カシメと刃の穴の隙間は如何ともし難い・・・どうしたものか。

 海外からの発注が増えた上に、国内でも品薄のため、永尾さんは相当忙しいかと。でも、品質は維持して欲しい。ここ最近、注文するものが届く度に前と違ってて「手作り故の個体差」の域を超えている。オラとしては肥後守って何時も変わらぬ品質がウリだと思うんだけどね。出荷前に不良品はB級として弾いて、アウトレット商品(訳あり商品)として売ったほうが良いと思う。

 とりあえず、いまのチキリぺったんこバージョンは欲しくないなぁ・・・潰すのは後で使用者が潰そうと思えばできるだろうけど、潰されたチキリに厚みを持たせるのは無理だと思う。この調子だと、白紙やら特別手作りもチキリがぺたんこになってしまっていると想像すると、そっちも欲しくない。

2015年10月1日木曜日

大失敗

肥後守の品質チェック!・・・( ´(Д)`)y━~~~ どれどれ・・・・

Σ( ̄(Д) ̄;) なんじゃこりゃー!!!  永尾さん! 疲れすぎでしょ!? 少し休んだほうがいいよ!


SK剤割込(メッキ)中  8本中6本不良品。※カシメの穴が緩く、刃がガタガタする。整形が雑。ハンドル開き過ぎ。 安定の品質が低品質の乱造!

SK剤割込(メッキ)大  8本中1本不良品/1本が全鋼混入。 全てチキリが潰れ過ぎ。 ハンドル開き過ぎ。 カッコ悪いよー・・・

青紙割込 大        6本全てチキリが潰し過ぎ。めちゃカッコ悪ー!

青紙割込 中        2本全てチキリが潰し過ぎ。こっちもか!!!


品質の低下が酷すぎる。 結果として大赤字。青紙はチキリが最近みんなこんなんだから仕方がないが、SK材までこれじゃ・・・頼んでいない全鋼なんて刃の整形が酷すぎて、初心者が作ったかのようないびつさ。

恐れていた事が起きたようだ。大量発注により、肥後守の品質が大幅に低下してしまった。ようだ。

パンタグラフキーの修理

ツメが折れてカチっと嵌まらなくなったキートップで、

スプリングがゴムの場合は、ゴムの突起部分にチョンと接着剤を載せてからキーを嵌めこむ。乾くとキートップとゴムがくっついて、上手く機能するようになる。これはツメが1本折れただけのみで、2本折れるとキーの上下が安定せずにグラ付く可能性がある。

諦めていたら届いた罠

一度は断ったが、その値段で良いとのことで「では、ありがたく・・・」ということだった肥後守。

つい先日、「もう、いいや・・・」と思ってたのだが、今日、たった今、届いた・・・値段も日本最安値のあすこの10円端数処理なので、原価よりは高い。でも、他から買うよりは安い。どっちも損はないと思っての交渉。
でも、定価販売してたらしく、それじゃー迷惑だろうからと一回は断った。だから来ても来なくてもどっちでもOKだったのだ。

振込用紙を見る・・・苗字が間違ってるしwww 誰だよwww 住所と名前が混じってるwww


とまぁ、そういうことなら返事がてら、もう一回送って終わりとしよう。
評価版はまた量産してから考えることとしますん。

<追記>

 ・・・と思ったが、粗悪品だらけで、やっぱりやめた。

だいぶ涼しくなってきた

外ではスズメがメシマダー?な声を上げて居る。家の中まで聞こえるように。
話しかけている相手がオラなのでそれは当然のことだが、只管聞こえないフリをしていると今度はチユチユと陳情に変わっていく。それも無視すれば諦めて別のエサ場に移動するのだが、常連さんは玄関で待機していることが多い。

玄関を出て鍵をかけ振り向くと足元で見上げているスズメ。朝から癒し系キャラのお出迎え。

2015年9月30日水曜日

作業着用のベルト幅は・・・

 肥後守専用シースのベルト幅について何ミリ分取れば良いのか迷っていたが、今日は仕事帰りにワークショップに寄って作業用ベルトの幅を調べてみた。
 見ると幅が40ミリのものが圧倒的に多く在庫していたので、50ミリで裁断すれば縫った後で45ミリ程度になり、大半は対応できるかと。 ベルト通しのテープは50ミリ、60ミリの2パターンで裁断して作り置きしてみる。

 いま、手持ちの素材は70本分。まずは品質の均一化を図ってみよう。まぁ、手縫いなので完全な均一化は無理なのだが、肥後守そのものが全て手作りで商品の形状が均一ではないのでシースに個体差が出てもそれは個性かもしれない。

肥後守専用シース 在庫処分品V2~V3の改修作業完了

V3の中でV3.5に近いものを除き、V2からV3を今のV3.5に近い仕様にシースを改修した。
切り口は全て整形し、焦げない程度に加熱してから圧着。「さいほう上手」@800円でホツレ防止加工した。
※カバンテープ内のポリエステル素材を熱で溶かしてから、指で潰して切り口を溶着。断面を洗濯可能な接着剤で補強。


続いて今まで使用した生地の中で形状記憶と拡縮性が優れたものを選択して40本分の生地を購入。
1本あたりの材料費は300円程度。これと加工に要する労力と技術料を加えればやはり1本あたり最低で1500程度。縫い糸が埋没して縫い跡が見えないものは2000円程度となる。糸が表面に出ていなければ、糸がが摩擦で切れることが無く、理論上は糸が表面に見えているものよりも耐久性は高くなる。
色はカーキー20本分と黒と紺色をそれぞれ10本分。それに合う色のポリエステル糸#20を5巻。
※濃い赤・茶・パステルカラーは強度が高い反面、折り目がすぐに消え、スカスカしていて縫いやすいものの縫い跡が目立つので見栄えが良くない。

オラの作っているシースは摩擦に強い素材を使用している。
本体は布っぽい手触りのカバンテープ(スポーツバックの持ち手)。ベルト通しはナイロンのカバンテープ。糸はポリエステルのみ2本束ねで終端はライターで溶かしてくっつけている。スナップの強度は分からないが、殆どが真鍮または真鍮の錫メッキ。
ベルト通しは縫った後で溶かして終端を溶着。終端付近は何度も折り返して終端が取れてもペンチで縫わなければならないほどに糸がきつく食い込んでいる。
手縫い以外ではこれと同じ強度が保てないので非常に手間が掛かるだけに量産できない。それでこの値段。それを知らずに自分がこれをこの値段で買うか?と聞かれれば高い!という感想。普及品の肥後守の青紙割込がもう1本買えてしまう。
しかし、これはオラのオリジナル。同等の製品は存在しないうえに作る道具を揃えて生地の端っこ1ミリをチマチマと1時間縫い続ける労力を考えれば安いかもしれない。そんな値段設定。絶対に損はしない。オラの儲けもほぼ無い。今のところ商売ではなく趣味の領域だから。オラが損をしない原価に近い価格設定。あとは他人の評価を得るだけ。

2015年9月27日日曜日

肥後守専用シース 大・中 兼用 ベルトホルダー付き(スナップ有り)Ver.3.5

9月中旬から再開したシースのバージョンは3.5になった。

切断面の保護。ベルト通しとスナップ取り付け糸の補強。通常の大と、特別手作り/笹刃/剣型など、チキリが大きなものへの対応のためサイズに5mmの余裕をつけるなどし、更に縫い方を工夫して縫い糸が生地にめり込むように縫い角を変え、上から下まで縫って半分戻るという強度の向上を図った。

______==_
| XXVVVVVVVVVVVVVXXXXXXXXXXXXXXXX  ←こんな感じ。
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

Ver.1とは既に別物で、Ver.2より見た目が向上。Ver.3はベルト通しがそれぞれバラバラの幅だが、Ver.3.5からは40~50mmとした。

見た目もほぼ揃っていて、使用する素材の組み合わせに多少の違いがある程度。強度は同じ。品質の均一化を図った。
これが結構いい感じで、前のヤツが見劣りしてしまう。でも、捨てるには勿体無い。材料費も相当掛かってるし、手間はそれなりに要している。強度には全く問題がなく、それを作っていた時にはその時の最高の手法だったので普通に使える。

ということで、世間一般の人の目に止まるような場所に置いて、選んで買えるようにしてみようかと思うのだ。しかも新作が出来たら前の型は安くなるという風に、採算を度外視した値段で。某所にまた寄贈しようかとも考えたが、約束の品は届かないし忘れている可能性を考えれば、もう諦めてあの話は無かったことにしてしまおうとも考えている。
期待したオラが間違っていたのだ。そう思って諦めよう。

で、いま、オラが考えているのは、実店舗を構えている通販業者で、肥後守のシースを取り扱っていない所。
オラが買い物したショップの中でオラ自身が最も割安と感じたあそこだ。今のところVer2と3はコピーフリーで公開しているが、基本的に同じものを作ろうと思ったらミシンで作れない量産不可のシースなので、どうぞご自由にパクってください。
手縫いも難しいよ。針が通りにくい縫い方しているから、素手でやったら針の頭が指に刺さる。生地が硬い時はラジオペンチ縫い しているけど、時々ポキ!って針が折れる。折れた針を踏んだらマジで危ない。それだけ作ってるものの強度には素材選びも含めて自信がある。

さて、もうちょっと時間が経ったら、改めて考えよう。 今のところ欲しい肥後守は生産が追いつかずに発注できないでいるからね。