短波ラジオを聴いているとノスタルジックな気分になる
電離層に反射させて地上に降り注がれる短波放送というものは、成層圏の状態に影響されるので同じ放送局でも複数の周波数を利用している。
AMでは同じ放送なのに夜になると多数の周波数で受信できるのはそういうことだ。国内ではそれがほとんどNHKや、ニッポン放送、文化放送などのキー局の放送を地元ラジオ局が中継しているもので、AMでも似たようなことは起きるが、短波はAMよりももっと不安定だ。
不安定とはつまり放送がちゃんと聞き取れたりノイズが混じったりが交互に聴こえたり、波打ったりするフェージングとかのことで、 この不安定な放送を聴いていると高性能ラジオを使ってても激安ラジオを使ってても、ノイジーになり古いラジオ受信機を使用しているかのような錯覚に陥る。
オラが生まれた時代が1960年代後半ということもあり、子供心にラジオに憧れて、粗大ゴミの日なんかには部品採取を目的に早起きしたこともある。ゴミ出し当番も楽しかったものだ。
拾った部品は半田ごてで基盤から外し、コンデンサの容量や抵抗器のカラーコード。ダイオードやトランジスタのコードから静電容量、抵抗値、タイプ、極性を判断。それらをユニバーサル基盤やバラック配線で下敷きを加工したものや木箱、クッキーの缶に組み込んで遊んだ。
初めて作ったラジオから放送が聴こえたときは感動したなぁ・・・ゲルマニウムラジオやら、鉱石検波ラジオを一通り(簡素なものからトランスで音声を増幅する高度なものまで)作ったらトランジスタラジオに移行。たった数個の部品(トランジスタ・抵抗器・コンデンサ・電池)などの組み合わせで、ゲルマラジオに増幅を掛けるだけ。それだけでスピーカーが鳴る。
こういう小型のラジオだと使用したバーアンテナは既製品を利用してて、長さも単純にバリコンとコイルの同調だけが目的で短いものを使うのが普通。受信感度はワイヤーアンテナによって決まった。
ただ、単に鳴るし聴けるという程度で感動していたものだが、音質なんて二の次であったのは確かだ。それがオラにとって幼少期の記憶で実にはっきりと覚えているものだから、こうやってノイジーでフェージングだらけの短波放送を聴いていると記憶が呼び起こされ、懐かしい気分になる。
つい5~6年前まではTVの無い生活など考えられなかったオラであるが、今は逆だ。TVは必要ないし、ナローバンドのインターネットでニュースサイトを読んで満足し、リアルタイムの情報はラジオで事足りる。
そして昔は金銭的な問題でやらなかった短波を、いま、こうしてER-21TやRAD-S800Nなどを使って難なく海外放送を簡素なワイヤーアンテナのみで受信している。
子供の頃、ラジオを親から貰うことは無かった。もしもあの頃、ER-21T程度の12バンドラジオを貰っていたらどうだろう。もっと違うものに興味を持ち、もっと違うものを作り、もっと違うことに興味を持ったのかもしれない。
ちなみに海外放送の中には現地の人が日本語で読み上げているものもあるし、音楽は国境・文化・言葉などあまり関係ないだろう。 それに外人がつたない日本語でニュースを読み上げているのを聴いてると何だか不思議な気分になる。ニュースばかりではなく地元の話題なども日本語で読み上げている。日本の片田舎に居ながらにして海外の情報がリアルタイムで聴ける。そうか、これが短波放送の魅力なんだ・・・
ホームセンターで売っている2000円前後の短波ラジオがこれほど面白いと思ったのもつい最近のことだし、AMの遠距離受信は最近停滞しているものの、まだまだ新型ループの設計をやめていない。
ただ、今はこの短波放送というものが何だか古くて新しいと感じ、興味があるということ。オラをTV嫌いにしてくれたNHKには感謝だな。
集金人が契約を求める度に20分ほど議論になるのだが、それを機会にTVを見る時間がどんどん減り、録画する番組はとうとうひとつも無くなってしまった。
NHKは見ないし必要無いし、公共放送を名乗るのなら税金でやればいいというのがオラの考えだし方針である。見ないものに受信できる機器があるから払え。毒電波をばら撒いておいて払えとは随分と893な商売だね。おまえらNHKが周波数を統一しないで彼方此方で様々な周波数使ってジャミング(同じ周波数に電波を出して妨害すること)してやがるから地方の民放局が遠距離受信できないんじゃい!w。AM遠距離受信周波数表
契約の意思があって初めて契約が成立するのは日本国民の権利である。NHK法がそれに矛盾している以上、契約の意思が無く、事実としてNHKを意図的に見ない人が払う必要は無い。この契約の自由とNHK法は真っ向から対立する法律である。つまり、NHKは契約者の滞納には支払いを強制できるが、契約をしていない人間に強制的に契約を迫るのは違法だ。
もしも集金人が住人の許可無くもしも玄関のノブを回したり暴言を吐かれようものなら警察に通報しても構わない。実際にオラがそうされているからNHKの営業ではなく集金人という人種(営業はNHKの人。集金人は委託されている勧誘員で会話にならない馬鹿が多い。NHKそのものの犯罪が多発した頃に絶滅したらしい。)が大嫌いなのだ。オラは実際に「帰らないのなら警察を呼びますよ!」と言ったことがある。
ただ、NHK職員の勧誘は「話せば分かる」のである。あくまでもお願いの範囲だ。きちんと理由を話せば、向こうも矛盾していることは分かっているという態度で納得してくれる。これは3回あったのだ。ただ、いづれもきちんとした態度で、こちらの意思を尊重してくれた。悪いのはNHKの上の人間なんだろうな。
( ´(Д)`)y━~~~ まぁ、それはともかく ラジオはいいぞう♪
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