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2012年9月25日火曜日

子連れカラス

 カラスが子連れでそこかしこに居る。エサクレしているカラスは常時うるさいし、近く(20m以内)にくれば産毛の子供は少しだけ灰色がかっているのですぐに判別できる。

 一般常識では子連れの野生動物には近づかないこと。親が近づく人間その他を攻撃するから。でも、敵対行動を取らなければ特に問題は無い。

 それが敵対行動であるかどうかを知らない人にとっては、何が敵対行動なのか分からないであろうからうっかりそれをしてしまって威嚇されるようだが、人間は知識を外部から取り入れることで知識を蓄える動物だから、野生動物の持つ本能というものを失っているケースが多い。

 でも、彼らの表情や仕草を見れば、自分の動作に対してそれをどのように感じているか見て取れる。実は動物も生まれてすぐの頃は本能的に敵であると認識できるもの以外は敵と認識できないし、最初から敵であると記憶していないものには意外と敵対行動をしない。

 つまり、敵であると認識させなければ、相手を観察するのみで、すぐに逃げないことも多く、オラみたいに不用意に動かないという基本動作に徹していれば逆に近づいてきたりもする。
 興味と警戒は紙一重。何だか分からないものは、何だか分からないのであって、人間だって個人差はあるにしても、何だか分からないものがあれば、それを観察しようとするだろう。

 オラの場合は特に鳥と野生動物に特化しているようで、飼い犬や猫なんかはNGだけど、それ以外の野良さん達には意外と警戒されにくい。
 もっと色んな野良さん達とコミュニケーションしたいものである。

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