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2015年9月25日金曜日

肥後守を砥ぐ前と後の違い 「#3000のセラミック砥石の場合」


見てのとおり、刃先もシャープになっている。これが肥後守を砥ぐ前と後の違い。
「2~3回砥いでもらったら本当の切れ味が出る」 というように、本当にスパっと切れる。

最初の頃は慣れずに1本に3時間以上掛っていたが、最近は1回で2~3回分相当の砥を行なっている。オラの目安としては、刃の部分の砥ぎ斑が無くなるくらいまで一気に砥ぐから、今の砥ぎスキルで1本当たり、サイズが大や中だと全鋼でも青紙割込でもSK材割込でも1~2時間程度で処理可能。


 尤も、成形時に刃の凹凸が大きくなるように削られると苦戦するので、モノによっては時間が掛かるし、刃が真っ直ぐな最近のロットでは短時間で仕上げられ る。 砥石も #800 #1500 #3000 を使い分けているので#800で一気に整形し、#1500で微細な凹凸や傷を均し、#3000 で仕上げ。 次に砥ぐときは、先日入手した#5000だか#6000を使用して鏡面仕上げをやってみたい。流石に粒度10000だとお高いので、最終仕上 げはテストを兼ねて金属磨きを使用する予定。


 やはり、道具は道具の持つ最高のコンディションにしてやりたい。普段使いでは別に#1500くらいでも充分なんだろうけど、表面の凹凸が綺麗に均されるほど錆びにくくもなるからね。やはり#3000くらいで仕上げたい。 超仕上げの砥石については見栄え重視ってことでまだ使うつもりはないし、会社で鉛筆を削るにしても#3000で砥いだ肥後守で十分な切れ味が出せている。

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