安全意識が希薄になったヒューマンエラーに依る事故ですな「東北サファリパークでライオンが飼育員を噛み殺す」
カメラにエサやり中にかまれる瞬間が…東北サファリパーク従業員がライオンにかまれ死亡
人間は理性があるので(無い人間が犯罪に走るだけ)、欲求を抑えられず本能を発揮しませんよね。でも、動物は本能で生きているので、人間とライオンだと余程強い信頼関係や絆が無いと食う食われるの関係です。基本的に食欲は常にあるでしょう。腹が膨れているときは襲いにくいです。一応は巨大な猫ですからね。誘ってるようにも見えたのかも知れませんね。そうだとすれば迂闊すぎます。飼われている動物が本能と人間基準の善悪の間で葛藤するシーンは見てて和みます。葛藤するだけまだ知性と理性が勝ってると言えますので。
動物ですから力関係の上下がありますし、強い者に弱いものが殺す気で襲いかかるというのはハーレムの長になるとか、そういう時でしょう。リーダーを決めたりするときもですよね。
いつも疑問に思うのですが、動物が好きだからとか、希望したからとかで飼育員を決めているのかな?と。採用基準も担当の決め方もおよそ見当も付きません。だとしたらとても愚かかと。動物のことを何も理解していない。
力関係を示す必要はあると思うし、それをいちいち動物虐待だと言うのも動物同士の掟みたいな物だから余所者(動物愛護団体など)が言う資格もありません。
力関係は動物と動物のルールですから一度は示さないといけません。それが人間と動物の関係でも同じです。
例えば、その猛獣が人間に育てられて大人になった時も飼育した人間を親だと思っているのなら別の話です。刷り込みというか育ての親は人間でも親は親ですから戯れても本気で噛むということはしないでしょうし、子供の時に噛まれたら叱るという躾をしていれば甘噛程度で済んだかも知れません。人間ほどある大きな複数のオカミに纏わりつかれているオジサンの映像を見たことのある人はそうだと思うでしょう。信頼関係というのはそういうものです。
このニュースでは何もかも情報が足りないので何も分かりません。たまたま信頼関係のある飼育員が休暇で居ない時に別の職員が担当していた可能性も否定できません。そうであれば納得もいきますし、噛まれた男性が慣れていないことで隙を見せたという理由にもなります。
そもそもの話、飼われているとはいえ本能なんて遺伝子に刻まれている行動原理なのでそれを認識せずに背後を見せるとか、飼われているから気を抜いても大丈夫とか思ってるのならそんな商売はやめたほうが良い。大きな動物に無防備なところを見せるってのはアホです。
オラが動物と接する時は相手がスズメだろうがマムシだろうがカモシカだろうがツキノワグマだろうが、相手の考えていることを読むために目を離しません。目を離すのは離す理由があって必要だからあえてする場合のみ。常に前を向いても左右や後方の注意を疎かにすることはありません。何故なら、オラは野生動物に接する時は野生動物と同じ視点に立っているから。
動物の思考を読むのは面白いし、その都度のやりとりも非常に勉強になります。ああ、こういうときにこういう態度をすると、向こうはそういう考え方をするのかと。動物と人間は完全にわかり合うのは難しいでしょう。いくら懐いていても正確に互いの意志を読むことはできません。限りなく分かり会えることはできますが、完全はありません。
意思疎通の齟齬なんて当たり前です。ただ、オラは失敗したことがないので無事で居るし、オラ自身は相互のコミュニケーションの経験値が並の人間より多いし、オラ自身は動物の立場から見て強そうだからです。これは非常に有利です。普通の人を相手するなら80%の勝率で動物が食い殺せるとします。でも、オラは隙も無ければ見た目も動物として強いです。しかも相手に恐怖しません。するのは100%勝てないヒグマくらいのものです。
ライオンには勝てるかという質問に対してはシミュレーションは困難です。爪と牙がライオンの武器です。これをしのげれば負けはしません。力押しでは人間(オラ)に有利です。でも、腕を噛まれた時に腕を捨てる覚悟をしなければなりません。当然、首を噛まれればそれでアウトです。非常に当たり前のことです。亡くなった係の人はそれを知らないはずはありません。知らないとすれば馬鹿です。
だから、いつもの飼育員であれば、油断や鍵のかけ忘れによるヒューマンエラー(手順を守らない)の結果だと思います。代わりの担当者なら指示した上司のミスや対応手順書に従わなかった被害者のミスですし、手順書がないのであれば社長の管理責任です。
最終的には動物園としてその動物と互角ないし、その動物に勝てる強力な戦闘力を持った人間を充てるべきでしょう。それなら最悪でも重傷で済むかもしれません。明らかにその動物より弱い人間を担当に充てるべきではありません。
無論、100%勝てないヒグマやゾウ、サイ、カバなどに充てるのであれば、動物の思考を読めない人間は関係ない場所で掃除でもさせておけば良いです。動物が好きだから動物の思考を読めるとは思えませんし、熊のぬいぐるみを見てクマは可愛いとか思ってるお花畑人はそういう職に就くべきではありません。
何というか、八戸の吉田家の大量食中毒事件でもそうだし、このサファリパークでもそうだし、つい最近も動物園で飼育員の死人が出てますけど、何か起きないと気付かないような人はさっさと降格して、優秀な人を上に据えるべきです。
理由は単純です。動物園やこのようなサファリパークは人間より遥かに強い動物に殺されるリスクが有るとても危険な職業だからです。危険感受性の低い職員や、作業服にダウニーやレノアなどの凶悪な香り付き柔軟剤を使ってるようなアフォは死ぬ前にやめたほうが良いです。
オラは当たり前のことしか言ってないのでクレームは受け付けません。素人にも分かるようなことを事故が起きてから悔やんでも死人は生き返りません。それだけ従業員の命を軽視していた事実にトップは辞任すべきですし、外部の専門家の講習を受けるなりして今一度、大型肉食獣や、気性の荒い草食獣の危険性を認知すべきでしょう。無論、動物の心が読めないような人間は資格なしですね。
ちょっと考えてみれば分かりますよ。彼らの言葉は態度や仕草、目線、姿勢、鳴き声など直接的なものです。感情を態度に示しているだけです。何を考えているかなんて見れば分かるでしょ。本職なら分かって当然だし、解らないのであればこれまで何も観察してこなかっただけです。あと、相当に勘が悪いのでしょう。
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