押し麦は800gで300円くらい。モノによっては1kgで340~400円だ。
米は5kgで1680円程度。10kgで買うと2780円。1kg当たりの値段はあまり変わらないな。
業務用食材の店に行くと10kg2000円の米がある。
去年、買って失敗した十和田の米よりは少し程度は良いが、半数が米粒の半分が白い屑米だった。
産地は同じ。業者は違うが南部は酒処なので食用の米を生産するのに適さない。
なぜなら南部地方はやませの影響で冷夏なのだ。
だから、米を買う時は津軽エリアの業者。もしくは青森米ブランドであることが重要。
小さな米卸業から出る米で、産地・年産・品種が明示されていない「複数原料米」を買うことは飼料米を買うことと同じだ。
そんなわけで、食卓をちょっと考えてみよう。
パンとご飯ではご飯の方が腹持ちが良い。
油や砂糖、乳を使っていないご飯はパンよりも低カロリーで食物繊維も多い。
※全粒紛を除く
日本人の内蔵はどっちかというと米に適した構造だ。
欧米と違って小腸が長い。
じっくりゆっくり吸収される米の方が体力や脳への糖分供給が良い。
それに子供の頃は肉などが好きだけど、三十路を超えるあたりから焼き魚と味噌汁、卵に海苔。
そして熱々のご飯に納豆なんかが至福に感じられるようになる。
昔の人は白米が不足したとき、毎日、麦飯を食わされたからと、「もう見たくも無い」なんて言う。
オラの母がそうだけどw
だけど、白米よりも玄米。白いご飯よりも麦飯の方がビタミンや食物繊維の含有量が多い。
現代病と呼ばれるものは、昔ながらの食事にすることで体への負担も少ないのではないかと。
そんな訳で、麦飯。旨いよぉ。
ちなみにオラは米を研がないで焚く。
糠臭くなるとか言うけど、そんなに気にならないし、ささっと洗って流して麦を入れ、かき混ぜてから水を入れる。麦が入る場合、1合の麦に対して1/4カップの水を足せばいい。
発芽玄米なんかもそのくらいが丁度いい。
日本人ってのはなんだかんだ言っても米が好きだ。
この物価高の中でも米の値段はそんなに上がっていない。
小麦やトウモロコシが原料のパンやシリアルなんかよりも、日本人なら米を食えと言いたい。
まぁ、パンは手軽だし、サバの水煮の汁を捨ててマヨと納豆、醤油をかき混ぜてパンに塗り、海苔巻のように巻いてラップで包めば簡単な朝食にもなる。
手軽さはあるけど、結構、カロリーは高いからね。
朝はシンプルに日本食が食いたい。最近は小食だから病人食が丁度いいんじゃないかな?