アレルギー対象のIgE抗体は、それぞれのアレル源用にある。
だから特定の物質に反応するかテストして、アレル源の特定ができるんですよね。
で、オラの場合は秋の雑草の花粉・ハウスダスト(ダニ)なんですが、辛いものを食べたり、温度差の大きい場所を行き来すると出る寒冷蕁麻疹、そしてストレス蕁麻疹の5タイプに大きく分けられます。
アレルギーの種類がわかっているのならどうにでも成るじゃん・・・そう思っている人もいるはず。
でもどうでしょう。地球上の極地を除いた陸上・水中全てに存在するダニは接触を避けられません。
対策は空気清浄機、ダニを殺す部屋の燻蒸と掃除機による徹底的な吸引。それでもダニが居なくなることはありません。
できる範囲は、最近発売されたダニを誘引して熱を発して殺すダニ取り用品。排気に埃を出さない掃除機、ダニの死骸を拭きつけたスプレーで固めて落とすケミカル用品。布団の洗濯くらいでしょう。
あと、外でも中でもマスクをして可能な限り吸い込まないようにする対策。
花粉も洗濯物を取り込む際によく払って花粉を落とすとか、加湿器で埃や花粉を空気中で重くして下に落とす。家に帰ったら玄関前で服を払い花粉を落として直ぐに着替える。加湿器で花粉を空中に漂わせない。空気清浄機で吸い寄せるくらいしかできませんね。
寒冷蕁麻疹については厚着するなりして冷たい外気に肌を晒さない。
ストレス蕁麻疹はストレスの発散方法を個別に考える・・・くらいだろうね。
で、タイトルに戻るけど、運動すると風呂やシャワーを浴びた時のように血行が著しく良くなる。
その時に、蕁麻疹の発生箇所に集中している抗体物質を全身に分散させて一時的に局所での発生を抑止する効果はある。ほんの一時的ですけどね。
ロングウォークなどで十数~数十キロ歩いたときはなるべく薄着で出る。ウインドブレーカーが汗を通さないようなものだと服の中が汗グッショリ濡れてしまい、急激に体を冷やしてしまうからだ。
逆に少し肌寒いと感じる程度の時は歩いているうちに体が温まって寒くは感じない。汗も出ることは出るがすぐに乾いてしまう。
今日は流石に雨の中で冬用のウィンドブレーカーを着て5kmほど歩いてきたが、多少の汗はかいたものの、裏地がキルトなもので寒くは無かった。よって、今は家で数箇所に蕁麻疹の発症はあるものの、のた打ち回ったり。顔が変わってしまうほどの蕁麻疹は出ていない。
装備はバンダナにサングラスにマスクにウインドブレーカーと長靴である。