若者サポートステーション」では、「利用者1000人のうち、パソコンに触ったことのない人が約2割、パソコンでネットとメールしか利用していない人が約5割、7割の人間がWord/Excelを使えない・・・
いや、ひでーし。実際。
使えるって自己申告だろう。
推らく会社で「使える」という人間は5%も居ないだろうな。
リアルに言って、会社で要求するスキルは高いよ。
学校で教える義務は無いかもしれない。
社会に出るまで覚える必要は無いかも知れない。
でも、そうは言ってられない。
恵まれてるんだぞ、うちら学生のことはパソコンって車並に高級品だったしな。
持っていなくて当たり前の時代。
今なんてお年玉で買えるんだよ?
それだけ買って活用する機会があっても、何をするわけでもなくゲームとかエロサイト見たりネットショッピングやSNSにしか使わないんでしょ。
しかもかなり高性能なパソコン持ってても、その機能の1%使ってるかどうかも怪しいってくらい。
もはや画面のでかい携帯としか思ってないんだろうさ。
で、いまのオッサン共はこう思うのさ。
「今の子供は恵まれていてパソコンに触れる機会が多い。きっと学校でも教えていてゲーム機のように簡単にパソコンを使いこなせる」・・・と。
本題に戻るが、「会社で使えない若者が7割」・・・じゃなくて、「パソコンが使えなくても就職できるだろと思っている若者が7割」ってことなんだろうけどさ、「パソコンが使えないより使える人」で、その中でも「要求する仕様のとおりに文書を作れる人」が欲しいと思うよ。
即戦力が欲しいのさ、会社ってものは。
会社でパソコンを教えてくれると思ったら大間違いだべさ。
そんなもん、会社で困らない程度に使えるようにパソコン教室に行けばいい。
1人に1台配備って会社はまだ少ないと思うけどさ、逆に考えればいい。
機会音痴のオヤヂが、若者にパソコンの操作を一任しちゃうってやつ。
そこでカッコイイところを見せてやればいいのさ。
この調査事態がマイクロソフト絡みってことで数字に信憑性が全く無いってことなんだけど、MicrosoftのOfficeに限定して使えるか否かをとう時点で公平性には欠けてる。
せめてこう聞いたら良いと思う。
「あなたは表計算ソフトで簡単な表を作れたり、ワープロソフトで文章を打てますか?」
これで使えるとか使いこなせるかとかは分らない。
しいて言えばこれらのソフトは会社では普通に使えるに越したことは無い。
Excelマクロは無視していい。これはさ、作ったやつしかメンテできないってことが大半なんだから、問題があったり、仕様が変わると本人が居なきゃ手も足も出ないってことがある。
実際には関数の基礎を知っているかとか自分で調べられるとか、必要に応じて習得するかどうかが大事。
だから、社会人20年以上のオラからのアドバイス。
パソコン持ってたら、ブラウザとEメールとワープロおよび表計算は仕事では必須条件だ。
キーボードの文字をイチイチ探さなくても打てることが普通。
パソコン検定3級でようやく支障が無い程度。
むしろ、パソコン検定2級程度の実力が無ければ就職に有利ではない。
パソコン検定準1級程度の知識と応用力があればかなり有利。
ブラインドタッチができれば大いに結構だが、見ながらでもSEGAワープロ検定2級程度もあれば実力があるというレベル。
Excelはマクロまで覚える必要は無いが四則計算とオートサム、参照と指定範囲の合計が使えればまぁ困らない。可能ならCOUNT関数やIF関数を使えれば結構便利。
写真や画像の編集ができれば有利。Excelではワードアートやオートシェイプ。
ワープロでは罫線や表の挿入が使いこなせれば困らない。
PowerPointは会議や顧客へのプレゼンに使われることもあるので覚えていて損は無い。
最低でもファイルタイプと圧縮解凍が普通にできて、暗号化と複合化も習得せよ。
可能であれば情報セキュリティーくらい齧れば有利。
実際の仕事の中身としては会社として社外に出す文書や見積もり、仕様書や提案書を作れると有利。
契約書や覚書、それら文書が公式の物として通用する体裁を満たしていることが大事。
もっと有利になりたいのなら、パソコンやネットワーク障害発生時の対処ができると重宝される。
必要に応じてフリーソフトやオープンソースの導入。ウェブサイトの作成と運営。
セキュリティー対策と教育などなど・・・
ネットワーク接続および、ネットワークプリンタの設定および、周辺機器のドライバー導入と、機器設定。
あらゆる要望に対して可否を分りやすくアドバイスできること。
ソフトや表計算を外注する時は、費用計算と仕様書の作成および、それの使い方のマスターと実際に使う人への教育が必要だべな。
そんなもんかな。
実際の仕事となると、報告書・見積の作成やら業績表の作成やらなんやら+あれ作ってこれ作ってとか色々だべな。文書のやりとりは紙で要求される場合もあるけど作ってメールで飛ばすのが普通だし。
とりあえず、世の中はパソコンが普及しているように見えて、実際に使いこなせる人なんて一握りも居ないからパソコンなんて・・・って考えないほうがいいよ。
オラだってWindows95とOffice97を触ったのが社内でも非常に初期の頃でさ、誰も使っていないのを許可貰って自分でWindowsとOfficeの基礎をマスターした。(確か3~4日)
教えてくれる人も居なければパソコン教室なんてあるはずも無い。あってもワープロ教室くらいのものだ。
しかも、最悪なのが顧客の要望で配布された管理ソフトがAccessのデータベースソフトで、使いながら覚えたというか、ソフトを作った人の次に詳しいくらい習得した。(ここまで確か1週間)
まぁ、8ビットや16ビットパソコン全盛の頃からハード弄りしてただけに恐怖感ゼロだったし。
趣味が講じてなんとやら。パソコン持ってるってだけでヲタク扱いされてた時代は去り、何も無かった時代に苦労した分だけ今のコンピューターの基礎概念はユニット単位で機能を理解するだけ。
コマンド入力から殆どマウスの操作になったし、キーボードの配列は二十年以上前から大して変わっていない。
何に恐怖することがあろうかという感じ。
便利は人をダメにする。
モノが溢れていると有り難味を知らず苦労を経験しない。
出来上がったものをただ消費し、使い、飽きたら捨てる。
自分でカスタマイズ(要するに改造)するまでもなく、人が用意したものを使うだけ。
便利を追求したダメ人間の掃き溜め社会の作り上げた風潮。
考えることに出会えなかったツケとでも言いましょうか。
でもさ、どーでもいいモノとか流行に金を掛ける内の5万円でいいよ。
それでパソコンを買って、OpenOffice.orgを導入しなさい。
OpenOffice.orgにはワープロも表計算もプレゼンもドローソフトも数式エディタも入ってる。
インターネットに繋がったらウェブメールを使わずにメールソフトできちんとした文書のやりとりをしてみなさい。
ネットのお役立ち系サイトには契約書やら文書の書き方や雛型もあるし、素材も満載。
会社で使うソフト群の練習にはフリーソフトとオープンソースソフトで代用できるものが全て揃っている。
パソコン本体とネットワーク回線さえあれば、ソフトウェアなんて全部タダで揃えることができる。
人生への投資と思って普段から使ってさえ居れば就職にも有利だし、学校の情報教育の時に先生顔負けのアピールだってできるさ。
そうしたらイジメられる確率だって減るだろうし、友達だって増えるだろう。
就職できたら、会社ですぐに実力が発揮できるだろうし、パソコンに詳しければ詳しいほど重要な役割を貰えて職責手当てだって増えるだろうさ。
「パソコンはコンピュータだけど、コンピュータだと思うな。色んなことができるツール(道具)だと思え。」
これはオラが普段から言ってるセリフだ。
考えても見ろ。
同期で入社した人より有利になれるぞ。
面接で「パソコンの組み立てからOSのインストールおよびシステム障害の回避と修復。各種機器の設定からネットワークの構築までできます」って言えたら「コイツを採用したら色々と使えるな」と思われるに決まってる。つうか、あまり怪しいくらい使えると「コイツ、ハッカーかもしんまい」とか言われるから。
つうか、言われたけどな。
ハッカーじゃないし、ただのパソコンヲタクだし。
ソフト屋じゃなくてハード屋だし。
ハードが怖くなければソフトも怖くないし。
ホムペ始めたの30過ぎだし。
(* ̄(エ) ̄)ノ むしろパソコンなんて壊すくらい弄ってみればいい。
壊したことあるけどな。でも直したし。
パソコンで色々とできると分れば、創作もできるようになる。
創作はいいぞ。
何かを作り出すことは仕事への応用だ。
仕事で使えるものを作り出して、使い方を教授する。
その効果について体験してもらえれば評価が上がる。
評価が役職に現れるか、個人的な評価になるかは人格次第だけど、少なくとも何かにつけて頼りにされる。
頼りにされることは、それだけ貸しを作る。
何かあったときに助けてもらえる。
助けてもらうまでに山盛り貸しを作ればいい。
たったパソコン1台に投資するだけで、少なくとも自分の周りの流れは変わる。
公私共に・・・?。
公私の私は・・・やはり人格だけど。
Σ(゚(Д)゚ ) つうか、公私の私が進展なしだし!
ってことで、パソコンに強くなりたい彼女を遥か昔から募集しています。
( ´(Д)`)y━~~~ ふぅ