日本野鳥の会がスズメの減少を調査するという
前から分かってたことだよ。
戦後から1/10にまで減ってるらしいじゃん。
野鳥のことを全く考えない公園の管理とか、最近の住宅のように軒下の隙間が無い家が主流だとスズメが営巣できない。
家なしスズメが増えたことが主な減ってる原因だよ。
外面だけ見て数を調査する前に、スズメをストーカーして彼らの生活の実態を勉強しなさい。
オラは既に3年も調査している。
彼らが好む巣の場所や毎年同じところに営巣すること。
営巣場所での乱闘騒ぎ(巣の奪い合い)なんかも見ているからね。
スズメを増やすなら軒下に長屋のような巣箱をたくさん設置すればいい。
彼らはそこを繁殖の為の営巣に使うほか、風雨や雪を凌ぐために使っている。
他にも看板の隙間、鉄骨パイプの穴から中に入って営倉。
公園の便所のスライドドアのレールの中。
入り込める場所で猫がジャンプしても届かない場所に安心を感じるからね。
鉄骨なんかで公園の林の中に集合住宅を作ってやるだけでも違うと思うんだよ。
害鳥といわれているスズメだけど、家庭菜園や花壇を害虫から守ってるのはスズメなんだよ。
オラは彼らを増やす手伝いをもうかなり長い期間やってる。
さすがに勝手に巣箱を設置することはしていないけど、予算と依頼があれば協力してやっていいと思ってる。行政がそこまで環境のことを考えているとは思っていないけどね。
あと、スズメの天敵は猫とカラスとTVで言ってるけど、勘違いしているよね。
スズメの天敵は猫であるのは間違いないが、カラスはスズメを捕まえる苦労を惜しむから主にナマゴミ食ってんだよ。
しかも、カラスはカラスでも、スズメを襲うのはハシブトガラスだけだし。
ハシボソガラスはスズメを襲ったりしない。
それと、天敵という関係でも無い。
かれら野鳥は互いに警戒網を共有しているし、カラスが猫を追い払うことで他の野鳥がどれだけ恩恵を受けているのか知らないでしょ。