うーむ・・・新規に注文した業者から注文確定のメールが来ただけ
発送しましたというメールが来ないので、不安だ。これで数週間放置プレイとか、実は在庫が無くて入荷待ちなのに注文を受けたというのであれば評価を最低にしなければなりません。
発送しましたというメールが来ないので、不安だ。これで数週間放置プレイとか、実は在庫が無くて入荷待ちなのに注文を受けたというのであれば評価を最低にしなければなりません。
うーん、1日に作れる本数を制限して、品質を重視してくれればこの四分の一が無駄にならずに済んだかも。
こりゃー直せるか色々と実験の余地があるな。駄目なものは廃棄かリサイクルショップ行き。だってこれ新品だし。
一番駄目な全鋼の中を1本だけお試しで整形から刃付けまでやったが、かなり苦戦した。これをあと20本やる気力はない。まぁ、最後の買い物が21本中19本ハズレというのが精神的ショックがデカかったよ。何かもうヤケクソなんじゃないかな。愛を感じられない。モノづくりってのは妥協したら終わりなんだよね。常にそれ以上を自分自身に求めないと、タダの作業になってしまう。クリエイター属性の人間ならその辺が分かるだろう。満足したら終わり。
まぁ、オラのようにキリが良い所で次に移らないと次が出来ないということもあるけど、まぁ、極めるのも早ければ飽きるのも早い。珍しい方だよ、1年も続いたのは。それだけ肥後守や肥後ナイフという存在には驚いたのさ。小学校の時は高くて買えなかったけど、今じゃ80本だよ。所謂「大人買い」。あと1週間以内に90本を超える。それだけ集めてどうするって?。これだけの数の中から大当たりを残して、他は好きにするのさ。欲しい人が居れば譲るし、シースのオマケを付けても良い。何せ、今のVer4.0は本気モードで作ってる。これ以上の改良は細かい使用感を求めるくらいしかやることが無くなった。
ということで、次は量より質を求めてみよう。もうひとつの肥後守。肥後守の商標を捨てた三木市の肥後ナイフ。外人にはこっちの方がウケが良いらしいね。サムライが裏に打刻されてるし。オラはまだ1本も持っていないので、今回は思い切って最初から飛ばす!。ちなみに特大は買わない。あの大きさは持ち歩くにはデカ過ぎる。ということで大。
まぁ、宮本武蔵の実物を用意しなくてはシースも作れないからね。とりあえず、肥後守と肥後ナイフの実用的なシース作りで実績を残すのだ。ふっふっふ・・・ネットで見る限りファッション性には優れているが果たしてこれを街中で使うわけでもないのにあの形状で良いのかのう。
ちなみに、ナイフの現物があれば、手持ちの材料で包丁からツールナイフまで色々なシースを作れる。熟練度はかなり高いし、オラ自身が色々と新しいことを躊躇なく試す性格故に常にオラの創作物は進化を続けている。日進月歩で。まぁ、工場と道具と材料さえあれば、肥後守そのものを作ってみたい。それこそ実用主義全開で。
オラの好きなコトバとモノ・・・それは「質実剛健」なのだ。
ちなみに、なんでこんなに持ってるかというと、今年に入ってから造りが雑になって当たり率が下がったため。
大当たりや当たりを手元に残すには本数で勝負しなきゃならなくなったから。
ということでハズレ30本。機能的に普通に使える20本。当たり20本。大当たり10本という感じ。それこそハズレは二束三文で売り払うか譲渡と称して廃棄したい。まぁ、実験用に幾つか残すとしても、20本は間違いなくイラネ。
ここ1年くらい、コンビニの野菜パックコーナーがお気に入り。
惣菜はメインが「卯の花」(おから)で、炭水化物は摂ったり摂らなかったり。
炭水化物を抜いた時はバナナを食べて終わり。
かなり健康的だと思うんだけどね・・・やはりオラは何を食っても太りやすいらしい。
「元佑」という銘であれば、永尾元佑氏が商品化したブランドという表現としては問題ない。
言うなれば包丁のブランドである「関孫六」のようなもの。これはブランド銘である。
ただ、後ろに「作」が付いてしまうと、「●●の作品」とか、「●●が作りました」という意味になる。つまり「元佑作」は製作者の銘であり、四代目永尾元佑が作った肥後守の証明となる。つまり、「元佑作」が買えるのは今流通している分だけ。
「元佑作」の銘を五代目が使うことはできない。「作」を削って消すなら問題ないけどね。
今の五代目が後継者となってから四代目の手解きをどれほど受けたのか、一般消費者は知らない。今後、特別手作りや特選。多層鋼(「元佑作」/「竹虎/元佑作」)などの高級品は裏の銘がどうなるのか。それとも絶版になるのか。今ある在庫が高騰するのか。満足できる物が出来上がってから五代目の銘で復刻するのか・・・まだ誰も知らないし予測は不能。
「元佑作」は高価なため、ほいほい買えるものではない。今のところ普通に市場に流通している。在庫も不足していない。ただ、今後短期の内に完売する可能性はある。当然、転売屋が買い占めて、それを倍以上の値段で売ることも想定される。廃版の噂が出ればそういう動きになるのはいつものこと。
四代目が亡くなられたという情報から考えられる「肥後守定カネ駒」の今後についての予測は以上である。
Ver.1.0~Ver.3.7まではベルトの太さまでしか考えてなかったので、体型が上から下まで「ストーーーーーーーーン!」な人しか対応していない。要するに子供など寸胴な体型や、腰骨の上からズボンをずり下ろして履いている人とか。
ただ、ズボンのベルト以外。例えばリュックのショルダーが肩から抜けないように胸のあたりで寄せるベルトのテープ部分に取り付けるには問題ないし、ペンケースに入れるにはもちろん何の問題もない。
しかし、Ver.4.0からはベルトの上下(縦方向)の凹凸を考えた構造にした。しかし、これもまた体型やベルト幅によってベルト通しに使用するテープが7~10cmの間で長さを変えなきゃならないことが分かった。もちろん全部10cmにしてしまえばフリーサイズとなるのだが、それだけ凹凸が少ない人が装着するとベルト通しが余る。なので、今のところ7/8/9/10(cm)の4種類にテープを切ってある。
そこで、タイプの表記をどうしようかなぁ・・・と、思ったのが、ついさっき。
こういうのはどうだろう?
DB:デブ(Ver.4.0_DB)
FT:普通(Ver.4.0_FS)
YS:痩せ(Ver.4.0_YS)
ZD:寸胴 (Ver.1.0-3.7_ZD)
DeBu/FuTsuu/YaSe/ZunDouって、そのまんまだけど。
青森駅のマツキヨ。鶴田のツルハドラッグ。この2店だけ。後は取り寄せだとか。
あの石鹸、スゲーーーーーーーーーーー!!!のに。使い続けるとその凄さが分かる。
うん、凄いよ。明らかに違う。効果も凄い。(何が凄いのかは試して体感してね)
しかも、そんなに高価ではない。
見かけたら買うことにしているが、せいぜい298円のときだけだな。
こないだ、マツキヨ行ったら高かったので2個だけ買った。売れないと在庫を置かなくなるからね。
殺菌成分が強いから、他社の同類の石鹸よりは小さいけど298円くらいなら買い。
その他社の大きくて白い石鹸は500円くらいなのだが、薬効が弱く、効果が体感できるほど無い。
ちなみに一番安い薬用石鹸ははミューズ薬用石鹸の中では破格の値段だ。
それに風呂用もあるのを先日知ったばかり。だた、あれで体を洗うのはちょっと・・・まず、色を何とかしてくれ。
長尾駒製作所四代目 永尾元佑氏が2015年5月に逝去されていたことがmixiの書き込みで分かった。
元佑氏のご冥福をお祈りいたします。
肥後守の様相が変わったのがその理由なのかは分かりませんが、そうだとしたらなるほど・・・。
今後制作される1本5千円クラスの特別手作および、それ以上の肥後守の裏に刻印される「銘」もまた変わるのだろうか。
とりあえず、四代目の銘の刻印されたものは1本だけ所持している。
もう1~2本は買うべきだろうか。1本1万円クラスともなるとちょっと手が出ないし、それだったら笹刃を3本買ったほうがいい。
銘が無いタイプでも80本ほど持ってるので、造りを見ればどちらが作ったのかおおよその見分けはつくが、どうしたものか。
集落の学校が人口減少によって児童数が減り、廃校に。
その建物を地域のコミュニティーの場として利用するケースが当たり前のように見られるようになった。
しかし、昨日のドライブで1つが閉鎖。1つが無人に・・・
昨日も母親を愛車に載せてロングドライブ。少なめの250キロ(昨日の総走行距離は350キロ)だったのだが、最初に黒石の黒森山の麓にある寺でコーヒーを飲む。母親もここのコーヒーには満足したようだ。
この近くには廃校を利用したコミュニティー施設があり、以前2度ほど立ち寄ったことが合った。とりあえずそこへ向かう。
・・・開いてるのか? いや、張り紙も何もない・・・閉鎖されたのか、休業なのかすらも不明。
仕方がないので雪で少し白くなっている八甲田に向かう。タイヤ交換はすでに先月済ませていたので何の心配もない。
城ヶ倉大橋を通過し、一度、地獄沼に立ち寄ってから青森市を抜けて第二目標へ・・・
浪岡の王余魚沢(かれいざわ)に到着。王余魚沢小学校跡地にある王余魚沢倶楽部でメシを食うため、急な上り坂の小路を登っていく。やった!人が居る!。ところが・・・やっていたのはレストランのみ。ここも去年来たので場所は迷うことはなかったのだが、事前にネットで情報を調べていてやっていると思ったのに・・・またしてもメインが閉まっている。
レストランで王余魚沢カレーを食べて情報を聞き出すと、こちらは閉鎖になったのだという。また空振りか・・・
確か、アーティストが住み込みで創作活動しているらしいという情報が書かれていたのだが、ウェブサイトには閉鎖の情報が無く、放置されている旨を伝えた。
あれじゃ、まだやってるように見えるからだ。
アクセスの状態を見ると、どんな日記にどのくらいのアクセスが有るか分かるアクセス解析はBloggerにはあるので、どんな内容に興味があってここに来るのか分かる。
ここ1年くらいは肥後守中心の話題が多かったので、それを参考にと来る人が多かった。で、オラは肥後守がある意味で完成されたひとつの道具のひとつとして好きなのだ。シンプルな構造。その機能性に対してそれほど高くもない価格帯。
使い込むと表情が出てくるというのはドライバーでもノミでも、ハンダゴテでも同じ。 肥後守は使った人間の経験値によって切れ味も増す。ひとつは砥いで使うという手入れの面での経験値。もう一つはその扱い方の経験値。成長するのは使う人間ではあるが、メンテの経験値によって、切れ味も変わるという点で肥後守という道具も活かされるのだ。
ここ1年は躍起になって肥後守を集めまくり、材質やメンテの苦労。グレードによってその手入れの頻度。容易さなどを始め、品質のバラつき具合、どれが最もコストパフォーマンスが高いか。どれが一番使っていて楽しいかなどを学んだ。そして1年前から肥後守の専用シースを大きく分けて4タイプ作成し、今では一番手間の掛かるタイプに限っては最終型としてのVer.4.0に至った。もうこれ以上の改良は望めないし、Ver.4.0には蓋の有無によってアウトドア用と仕事用の2タイプまで存在する。このVer.4.0は一応、人間工学に基づいて考えらて作ったシースなので、Ver3.0までとはその使い勝手が異なる。このVer.4.0をベースに、後は材質をちょこちょこと変えてみることしかやることが残っていない。
それに作った本数が半端ないので、体がもう覚えている。これは今やめて老後に再開したとしてもちゃんと作れるほどの練度を得たと言えよう。まぁ、手先を動かして何かを作るということはオラの基本行動のひとつ。これからもヒマなときに手を動かす理由付けとして作るとは思う。それにここに突撃してきて「私に専用シースを作ってください!」とかいう人が出てこないとも言えない。その時は対応しなくもない。
まぁ、肥後守に対する想いやら普段はどのように使ってるか程度のコメントは欲しいけどね。その上でその人のSNSアカウントで届いた現物を宣伝してくれれば要望に応えなくもない。
しかし、オラにも仕事はあるし余暇の時間も、休息も必要なので、アホみたいな人数の希望者が来たら困るけどね。それに材料費も掛かるし、1本に1時間は掛かる。材料の下拵えも含めれば1本に1時間半くらいの手間賃を貰いたい。
ということで、Ver.4.0に関しては1本に材料費が350円(田舎だから安くないんだよ)。手間賃は青森の最低賃金@695円(1時間)x1.5時間=1042.5円=端数処理で1050円。合計1400円ってところ。普通郵便なら82円で送れるのかな? 厚みが有ればもうちょっと掛かるとして、面倒だから1500円(1本)って感じだろうか。
これには消耗品の針やら、作るために買った道具一式を入れてないし、技術料も無い。これで商売する気もないからオラの利益なんて赤字なもんで乗り気でもない。せいぜい暇つぶしの副産物だから損得無しでどうしても欲しい人にはお譲りするって感じでライフワークにしようかと。催促も無し。クレームも却下。クーリングオフ無し。フリーマケット感覚というか、友達同士で、「ああ、それ売ってくれない?」 「ああ、いいよ、1500円でどう?」 「うんいいよ」 的なノリとか、「ああ、ついでだからアレ買ってきて?釣りはイラネーヨ」的なノリとか。
まぁ、注文なんて来るわきゃないんだけどw ちなみにVer1.0~3.7までは在庫処分一掃セール中なので、1本500円+送料で。手持ち全部なら 60本以上あるので、半端は全部つけてやって20,000円(即納:送料サービス)。あとはそっちで好きに転売してくれ的な方法もOK。作った当時は1本1000円以上で売ろうと思ってたヤツなので、全く以て大赤字なのだが、もう材料費だけ回収できたらいいや。
もうVer.4.0以上しか造らないし。交渉は G-Mailでどうぞ。ただし、スパムで弾かれたらゴメンね。それと現金の受け渡しは面倒なので、WebマネーやGooglePlayのコードをデジカメで撮って送ってもらって、それがちゃんとチャージできたのを確認。入金できました→住所を送ってもらって、配達証明付きのエクスパックだっけ?もしくは宅配便で送ればいい。
輸送中の事故に関しては、郵便は社損で保険かかってないから対応が最悪と聞いているし、宅配のほうが運送保険30万円(税込み)まで保証だからそっちのほうがいいかもね。事故対応は受取人がやってくれ。こっちは住所を書かないので。
ああ、個人情報保護法は守るから、受け取ったのを確認したらメールも伝票の控えも個人情報は完全に廃棄しますんでご安心を。それでも良いという人だけ希望してね。ほんと、トラブルとか真っ平御免ですので。 基本的にオラは善良な市民ですので馬鹿正直で不正は嫌いだし、人を騙せるような頭も無い。 (人に騙されるほど大馬鹿ではないがw)
まぁ、一応、このハンドルネームはとても長いこと使ってるし、これからも変える予定は無い。オラの活動で生み出された数々の成果物は大学や高校。NPOや役所でも使われているしニュースで参考サイトとしてリンクも貰ってる。WikipediaやWikimediaの実績を見てくれればオラが悪人では無いということが分かるはずだ。
まぁ、良い意味で想像を裏切られる事はするかもね。人に喜ばれることをするのが本性ですから。
先日(こないだの土曜日)の朝に浅虫駅の西側にある足湯でマッタリしてたらスズメがチュンチュク鳴きながら松の木の枝を行ったり来たり。観察してみると、松ぼっくりに停まって何かを引っこ抜いている。ああ、松の種ね。
ナッツに松の実があるくらいだから、その辺の松の実も食えるんだろうなぁ。とか思って見てた。
仕切りが付いている釣用のケースは肥後守やメンテ用品、作ったシースを整理して入れられるので非常に便利だ。
昔は釣りをよくやってたけど、今は全然釣りをしない。でも、たまにフィッシング用品コーナーや大きな釣具店に行く。それはこういった別の用途で使うのに非常に便利なアイテムがあるからだ。
肥後守、シース、フェルトの切れ端を仕切りの大きさに合わせて綺麗に入れていく。うむ!、いい按配だ。
もう少し大きければ良かったのだが、これ以上大きいとかえって邪魔かもしれない。だから良い物はこっち。安物はタッパーに入れておこう。タッパーは気密性が高いから乾燥剤と一緒に入れておけば肥後守は錆びることはない。
道具とは、本来の使われ方を無視すれば、色々と使いみちが生まれる。それを考えるのもまた楽しい。
手持ちが80本を超えたところで、先日の乱造品。
肥後守というブランドは粗悪品と区別するための品質保証のためのブランドと理解していたが、やはり造りが雑になりすぎて、これ以上購入するのは金の無駄ということに気づいた。
せいぜい購入しても「青紙割込」の中/大と、「白紙割込」の笹刃までだろう。剣型は珍しいかもしれないが、研ぐ時のことを考えたら大変そうだ。あれはコレクターアイテムであって、実際に使うにはあまりメリットを感じない。
青紙割込 特別手作りはちょっと高いんで、バンバン買えない。せいぜい笹刃まで。
それ以上の1本1万~2万くらいの肥後守は眼中に無い。
大きさは大がベスト。中はSK材割込みまたは青紙割込以上じゃなきゃ刃厚が足りずに刃先の強度が落ちる。
結論「使ってよし!砥いでよし!眺めてよし!」な肥後守は以下
SK材割込-大-(シルバー=メッキ)
全鋼-大-黒
青紙割込-中-大/背黒-中-大(真鍮)
白紙割込-笹刃(真鍮)
実用サイズ
全サイズとも特大はパス。せいぜい大きくても大大まで。
刃厚は2.5ミリ以上無いと駄目。全鋼の中は研ぎと整形までやると薄すぎて刃先の強度不足になる。
全鋼もSK材割込も悪くは無い。きちんと砥げば青紙割込と大差ない使用感を得られる。
チキリの形状
最近の潰しすぎは見栄えが悪い。せいぜい鞘の幅と同等がカッコイイ。
べたっと丸く薄く潰したチキリは色々と台無し。厚みも出るから以前の肥後守用に作ったケースやらシースに入らなくなる。
この部分は前のままがベスト。ということで、チキリがいまのままでは買わないほうがいい。
もう必要十分な在庫も抱えたし、潰れチキリは買わない。
何か持ってみると全鋼の中って異様に軽い。真鍮の中(青紙割込-中-)はずっしり重くて良い按配。
で、気づいたのだが、全鋼の中の刃が妙に薄い・・・どれどれ・・・整形後の刃厚・・・ Σ( ̄(Д) ̄;) 2ミリ!
全鋼の大は整形後・・・2.5ミリか。どうやら実用的な刃厚は2.5ミリ以上って事になるな。
どうりで全鋼-中-の刃の角度が鋭角すぎる訳だ。鉛筆を削っただけで刃先がボロボロだもん。
柔らかすぎるぞ! こりゃ小刃つけて少し鈍角にしてやらないとすぐに刃が欠けそうだ。
青紙割込の中は刃厚が3ミリあるから刃の腹の幅が同じでも全鋼より角度がつく。
まぁ、青紙だから全鋼よりは硬い鋼材なんだろうけど。
あれだ。全鋼の中は、刃を研ぐだけで整形しちゃ駄目ってことだな。
それか、スイスアーミーみたいに砥石じゃなくダイヤモンドシャープナーで刃先を撫でるだけにしとくとか。
うーん、砥いでみないと分からないものだな。それにしてもこれどうしよう。
どこかに纏めて売り飛ばそうかな。
100均砥石でまず、整形。
うぇぇぇぇぇ!食いつき悪すぎ!、滑るだけで削れない!さすが安物!(100均砥石は面直しに最良)
KING砥石#1000にスイッチ。うむ、食いつくぞ!
ガシガシ!・・・1時間・・・1時間半・・・小さすぎて持ち難い・・・上手く押し当てられない・・・
2時間後
ようやく、背も含めて概ね整形完了。
パネルヒーターにくっつけて熱で乾燥させる。
金属磨きで鏡面仕上げ・・・ふう・・・では鉛筆を削ってみようか・・・ヾ(`(Д)´)シ 切れねぇ!
ということで、肥後守の全鋼-中-黒(最近の中-黒は整形が最悪) は扱いにくい。
ちなみに、全鋼-大-黒を昨日砥いでみたのだが、こっちは研ぎやすく仕上がりも満足。切れ味も素晴らしい。
何故、背まで研ぐのか。
それはね。グラインダーで整形されたスッピンの肥後守の表面は細かい傷が多いので、そこに付着した手の汗や油で錆びるのだよ。ここを綺麗にツルピカにして、きちんと刃物油で仕上げると、非常に錆びにくくなるのだ。
以上
--追記--
会社で使ってる初期に購入したハンドルが少し錆び掛かってる全鋼-黒-大を持ち帰り、砥いだ。(*´(Д)`)=3 めちゃ切れる!
というか、三菱鉛筆の9800って木の材質が悪いのか削った時の感触が良くない。削り面もザラザラしているときあるし。赤いんだよね。こりゃ何の木なんだろう。気になる!
やはり鉛筆はトンボ鉛筆8900に限る。あの黄色いレトロな箱も素敵だ。
ああ、高い方の鉛筆はどっちも削りやすいから。
切れるように砥石で砥ぐために要する時間=10分(実用の範囲であって見栄えは無視した場合)
程度の良いものを刃の腹の部分だけ整形込みで刃を付ける時間=1時間
背の部分込みで刃全体の整形と刃付け。鏡面処理まで=2時間半
これ、全鋼の場合。
今日は、手持ちの刃付けしてある肥後守5本を、会社で鉛筆削りとして置きっぱなしのもを除き全て刃を付け直した。
朝の8時くらいから100均砥石の整形から始め、メシクレ雀を相手しながら面直し。ついでに800/1000/1500/3000の砥石の面直し。
刃付けのついでに、製造時の荒削りの跡が残っている肥後守も気になって砥いで消し、金属磨きで鏡面処理。
これ、電動砥石があれば凄く短時間でもっと綺麗に整形できるんだろうなぁ・・・
やはり刃付けは簡単だけど、整形が一番力加減が難しい。
まぁ、一番整形し難いのは「青紙割込-特大」なんだけど。 もう8回くらい砥いでいるがまだ気に入らない。
軟鉄のくせに妙に背が硬いし、デカいので均一に砥ぐには軽く砥石に当てながら何百往復もしなきゃならない。
で、今日の成果。
#1000と#3000で十分な効果が得られるし、場合によっては#1000(赤褐色:#800~#1200の中砥石)だけでもかなりイケる。
全鋼-クロムメッキの中は刃の整形が美しいがカシメがガバガバ。
全鋼-黒の中は刃の整形がボロクソだけど、他は完璧。
叩いて直るかどうか分からないクロムメッキは、そのうち「そんなカシメ!修正してやる!」でいいとして。黒の刃をどうやって美しく矯正するか。これが問題。で、思ったのが100均砥石。もうね、勿体なくないからガシガシ擦りつけて刃の腹を平らに整形し直したらどうなるか試すしか方法がない。何分、刃の先端を削りすぎ。刃先のカーブは避けられないのでどう調整するか迷う。
さっき、ドライブ中に考えたんだけど、これがこんな値段なのはある意味で安すぎるんだよね。もう100円高くても誰も文句言うまいってくらい安い。それこそ、このグレードに関しては機械で整形してくれてもいいんじゃないかな。その方が形状が均一になると思うんだ。全鋼とて、きっちり仕上げるとかなり使える。
真鍮鞘からでもいいよ。手作りは。
<白紙-本割込-笹刃-真鍮>
チキリがやや潰され気味で広くなっているが許容範囲。
他の部位は問題は無い。
<全鋼の中で黒とシルバー>
●鞘を摘んで刃を振るとカタカタ (カシメの緩み)
全鋼 黒 15本中8本良品/7本が緩い(カシメ叩けば直るレベル)
全鋼 銀 5本とも不良品(叩いて締めても以下に問題あり)
●鞘と刃を持って押し引きしてカチカチ/使用を前提とした持ち方でチキリを押さえ刃が固定されるか(カシメを通す穴が大きすぎるか歪である)
全鋼 黒 15本中15本とも問題なし
全鋼 銀 5本とも不良
●刃の整形具合
全鋼 黒 1本-優良/12本-可/2本-削り斑あり(全体的に乱雑でシルバーほど統一性が無い)
全鋼 銀 5本とも優良(理想的で安定した研磨スキルの人が仕上げたと思われる)
●チキリの形状
全品が昔の形状に戻っていた。これが最も廉価版の肥後守らしいチキリ。