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2022年4月16日土曜日

カラスは小鳥の平和を守っている

数年前にも見たが、中型のワシを追い払おうと必死になっているヒバリがピーチクパーチクと上空を舞っている。

ウザがるだけで効果は薄いようで、近くの木に営巣中のハシボソガラスがスクランブル発進。ヒバリはバトンタッチしてカラスが追い出しに掛かる。20グラムの小鳥と2,000グラムのハシボソガラスではウザさ100倍。
上空を3回ほど旋回しながら追い立てられたワシは諦めて退散。それを電線から見ているヒバリ。
カラスは小鳥の警備員。経緯はともあれ結果として、小鳥はカラスにの恩恵を受けている。

世間の冷たい風を受けながらも、カラスは何気に良い奴である。
邪険にされることの多いカラスだが、個別に接すれば人懐っこくて、顔を覚えてくれる。鳴き真似返しをすれば律儀に返す。中には言葉や他の動物の鳴き真似を披露してくれる者もいる。

なかなか笑える存在だ。

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