2008年1月4日金曜日
2008年1月2日水曜日
Windows Vista vs Windows XP 徹底比較
WindowsVistaがあまりに売れないのでMicrosoftが必死になっている件について・・・
Round 1 快適で安定して使えるのはどっち?
Round 2 安心してパソコンを使えるのはどっち?
Round 3 デジタル ライフを満喫できるのはどっち?
Round 4 より便利で使いやすいのはどっち?
Round 5 デジタル写真とビデオをより楽しめるのはどっち?
Round 6 ちょっとしたトラブルも自分で解決できるのはどっち?
Round 7 大切なデータを守ってくれるのはどっち?
Round 6 モバイルで楽にパソコンを使えるのはどっち?
Round 9 ビジネス シーンで活躍できるのはどっち?
Round 10 周辺機器の性能を最大限に引き出すのはどっち?
どっち?と書いておいて、結局は全部Vistaが優れているという結果です。
では、正直、VistaがXPに負ける案件をひとつも出さないのはMicrosoftらしいですね。
わざわざ買いなおす必要性は今のところ全く無いですから。
結局はVistaを動かすためにはXP以上のマシンパワーを要しますので、パソコンを買い換えろとまで遠まわしに書いてます。このご時世にそうそう簡単にパソコンを買い換える余裕がどこにありますか?。
乗り換えを推奨しようとしまいと、ウェブサービスではまだまだVistaの必要性は無いです。
一部でWindows2000の対応が打ち切られ始めていますが、特段Windows2000が使えないということはありません。
Windows2000は軽いですし、低スペックなマシンでも結構いけます。
XPはまだ成熟期に差し掛かったところです。勿論、古いシステムを排除して新しい技術を普及させるのは大事ですが、Windows2000でも、Firefoxや OpenOffice.org を導入すれば最新のソフトウェアを使うことはできます。
ウェブサイトを見ただけでHDDフォーマット、恐怖のブラクラに注意。
被害報告があるのは「Internet Explorer 6」以前のバージョンや「Sleipnir」「その他IEコンポーネントブラウザ」で、「Internet Explorer7」や「Firefox」「Opera」「Safari」では、大丈夫なようなりよ。
だそうです。怖いね。さすが Internet Explorer は世界一危険なブラウザだ。
これだけ危険なセキュリティーホールを放置しておいてこんなバカなセリフをよくも吐けるものだ。↓
「IEはFirefoxより安全」--MS幹部の調査報告書に批判の声
本当のことを知らされていない日本の90%のInternet Explorerユーザー及び、IEコンポーネントブラウザの利用者は、それでもInternet Explorerを使いつづけるのか?
こんな危険な状態でも Firefox より安全だと言えるのか? もうマイクロソフトに騙されつづけるのに慣れちゃったのか? そんなにブラウザの乗り換えって面倒くさい?
IE7.0はブラウザとしてまだまだ不具合が多くて推奨ブラウザに指定されていないダメブラウザ。HTMLどころか、CSSにもまともに正規表現が対応していない。
大体にして、Internet Explorerの現在使用されているIE5.5 IE6.0 IE7.0 でそれぞれWebの解釈が違いすぎるという状況がそもそも変だ。
IE6.0は上記のように危険な目に遭う可能性が高いブラウザ。当然、IEコンポーネントブラウザである Sleipnir や Lunascape などで IE6.0 な人も被害に遭う可能性が高いわけだ。
何で直さない?、いや、直さないんじゃなくて「直せないほどグチャグチャな状態」なのかも知れないよ?。パッチパッチのまたパッチ・・・パッチを当てたら不安定になったり、そのパッチを当てたまま、その不具合を治すパッチをまた当てる。継ぎ接ぎだらけのボロボロだ。
今回は特定のサイトのエロ画像のリンク先を経由してHDDフォーマットを実行してしまうBATがダウンロードされるようだが、普段使いのブラウザを Internet Explorer および、IEコンポーネントブラウザに依存しなければ、ただの傍観者になれる。
やっぱり、Mozilla や Opera、それに Mac Safari などのWeb標準なブラウザはこんな時に「使ってて良かった」と言える。
今日から貴方も安全なブラウジングができる Mozilla Firefox や Opera に乗り換えよう!
特にスッピンでInternet Explorerを使っている人は、そのまま Firefox に引越ししてみよう。
今より絶対に快適になるし、今より絶対に安全だ。
KIKI 1.1.7 試用
相変わらず軽いし使い勝手が良いな。
タブブラウザの基本操作もバッチリデフォルトで使える。
※リンクをホイ-ルクリックでツリーに追加(陰で読む)/ノード(ツリー)をクリックで閉じる。
実に軽快だ。使ってて気持ちがいい。
不思議なことに、KIKIを使用中のハングアップが起きない。
理由はよくわからないけど、ハングアップしないのは良いことだ。
でも、よく考えたら、他のIEコンポーネントブラウザはインストーラーなんだよね。
KIKIは実行形式なんで、解凍したもののEXEを実行するだけ。
これに何らかの意味があるのかも知れない。
- Internet Explorer 6.0 を使用中に インストーラータイプのIEコンポーネントをインスコしているとクラッシュする。
- そして、当然、インスコしているIEコンポーネントを実行した場合も同様に安定性に問題が発生する。
- KIKIはインストーラーじゃないので他に影響を与えない。
知らんけど、結果的にそんな按配である。
IE6.0のクラッシュについてはXPの対策は出ているようだが、Windowx2000の対策は見えない。無いのか誰も騒がないのか分からないけど、クラッシュも酷いし頻繁にハングする。
とりあえず、IEコンポーネントブラウザの最有力候補は KIKI だ。
DonutRAPTはまた今度ね。
Internet Explorer 6.0 が不安定
ハングアップ:再現性50~90%
ページ表示中に、URLバー内でアドレスを削って[Enter]すると固まる
ページ表示中に履歴から別のリンクをクリックすると固まる
IEコンポーネントブラウザでページを複数開いたり表示中のページを閉じると固まる
※IEコンポーネントブラウザは Sleipnir、Grani、Lunascape、Lunascape Light を含む
その他の症状:再現性50~90%
背景は表示されるのに、前面のWeb画面が表示されない。
※ボタンやリンクのあるハズの部分はマウスポインタは変化する
Internet Explorer単体で使用するよりもタブブラウザで複数プロセスを実行させる環境下に於いて発生しやすい。Internet Explorer単体では40~70%程度の頻度。
以上のことから現在インターネットの利用でハングアップや表示の不具合のある方は直ちに代替手段として Mozilla Firefox または Opera を導入し、不具合が修正されるまでの間、乗り換えを推奨する。
当方のPC環境:Windows2000sp4+最新パッチ Internet Explorer 6.0
実験したIEコンポーネントブラウザ:
Sleipnir(最新)Grani(最新)Lunascape(最新)Lunascape Light 3
2008年1月1日火曜日
北アルプスの雪崩、4人の死亡確認
正月に死ぬと閻魔様が休みだか忙しいんだかで天国行きとかナントカ。
どちらにしても毎度思うんだけど、何で冬の山に登るわけ?
自殺願望者の集団に119番も大変だな。
自殺でも天国に行けるってのは、ある意味で儲けたんじゃないのかな。
雪崩で暗転、悲報に言葉失う関係者「普段は起きない所…」
普段は起きない場所だから安心なのか?
普通は「いつ、何が起きても不思議ではない」という危機感を持たないか?
この大荒れが天気予報で予測されていた状態で何が安全なのか。
一気に降った雪なんぞ標高の高いところじゃサラサラ。パラパラで軽いから表層雪崩が起きやすいと逆に思うんだけどな。山の素人集団じゃあるまいし。
降った雪質を見れば分かる筈なんだけどな。
過信が招いた人災だな。
夜中も襲う雪崩、専門家「状況によって登山計画の変更を」
ほら、やっぱり表層雪崩だ。ニュースも見てないオラでも想像つくよ。
分かってて死にに行ったんだな。やっぱり自殺願望者だった訳だ。
正月早々不快なニュースを読ませやがって。
2007年12月31日月曜日
Internet Explorer のクラッシュは追い風になるか
昨夜からSleipnirやらLunascapeなどをインストールして試用しているが、どうもフェンリル系のSleipnirとGraniがやたらとクラッシュするのはIEの月例パッチが原因らしい。
こうも頻繁にハングアップするようでは、安心してブラウジングできないだろう。
DonutRAPTもハングアップについて公示している。
これとか、これとか、これとか・・・
そこでだ。
Internet Explorer 6.0 やら Sleipnir、Grani、Lunascape、Donutなどの IE Component ブラウザを試用している人は、Internet Explorerのクラッシュと不安定を受けるので、この際だから Mozilla Firefox もしくは Opera を使ってみるといいだろう。
自称上級者のSleipnirユーザーなら、最初から色んな機能があって、細部までカスタマイズ可能な Opera が良いだろう。
もっと、色んな拡張機能やテーマを使ったり、高度な広告ブロックおよび細かなJavaScriptの制御、もっと便利にWebフィードを受信したり、ウェブサイトごとにScriptのブロックを設定できるNoScriptで安全なネットサーフィンをしたいとか、GREASEMONKEYやStylishなどでウェブ表示そのものをコントロールしたいなら Mozilla Firefox がお奨めだ。
Mozilla Firefox は、基本的なセキュリティー機能を備えていて、危険なActiveX Controlを最初から持たない。ポップアップブロックも標準装備。Javascriptの制御も基本機能に入っている。拡張機能、テーマのインストールもユーザーに必ず確認を求める。拡張機能の提供元を安全なサイトとして登録することもできるので、次回からの確認は省略できるなどの機能もある。
cookieの管理、パスワードの管理とマスターパスワードによるパスワードの保護も標準装備。
マウスジェスチャや、上記の拡張機能は自分で必要に応じてインストールするブラウザで、フルカスタマイズ派の上級者から、Internet Explorerからの乗り換えには最適だ。
勿論、Web標準に煩いブラウザなので、最近ではFirefoxを推奨ブラウザに指定するところも増えてきた。あの mixi ですら、Firefox を推奨ブラウザに挙げている。
Internet Explorer など他のブラウザからの乗換えではcookieやお気に入りの情報をインポートしてくれるので引越しも容易だ。
それに、Mozilla は他よりバグの修正が劇的に早い。致命的なバグは最短1日で修正される。
いま、不自由している貴方たちに対して、マイクロソフトは早急に何かしてくれるか?
しないから今、クラッシュや不安定などの不具合を余儀なくされているんだよ。
オープンスタンダードが一番だべ。
スカッとゴルフ パンヤ と Firefox
ウェブを利用するのは問題が無い。
ただ、ピピン占いでPPTの換算が変だ。
足し算でドッとPPTが減ったりするのだ。
増えるのなら文句は無いのだが、これまでに大量のPPTが無駄になった。
これってCGIの問題なのかな。JavaScriptの問題なのかな。
まぁ、殺すCronus族の毒舌ピピンを相手にした代償として無料でアズテックが貰えるから我慢してやる。
つうことで、ピピン占い専用ブラウザにGrani3を指名。
Graniは軽くていいね。
ノーマルのFirefoxみたいに設定してるから使い勝手は同じ。
お気に入りの管理がIE丸投げでダメダメだけどな・・・
ツールバーはいいね。面白いボタンがあるし。
しばらくはコレでいこう。
ええと、Firefoxから浮気してんじゃないぞ。
Internet Explorerでしか正常に動作しないサービスに限定して使うんだからな。
Grani 3試用
うーん、Sleipnirの簡易版ね。
各種設定をしたんだけど、UserAgentが無いな。
他はSleipnirで設定した通りにFirefoxやOperaと同様の操作感覚に変更できたよ。
ただ、こちらもNewWindowになってて、実際に開くのはWindowじゃなくてTabだ。
ヾ(`(Д)´)シ WindowじゃなくてTabダヨ!
アドオンをプラグインっていうのは勘弁してやるから直せ!
で、使ってみた。
うん。まぁ、いいんじゃないの?
ただ、blankのタブを開いた時に時々ハングアップするのは勘弁ならねぇw
つうか、勘弁してやるから直ぐになんとかしろ。
Grani3のウェブサイトで「らくらく引越し」とあるが、ブックマークのインポート機能は無い。Internet Explorerのはそのまま流用だから引越しとは言わない。
FirefoxやOperaからのブックマークインポートが無い。勿論、cookieやらなんやらの設定のインポートはない。
Internet Explorerエンジン限定なのでGeckoのサポートは無いにしても、設定のインポートくらい付けた方がいいと思う。
まぁ、いいか。
メインはFirefoxだし、特定のサイトのみだから。
--追記--
やっぱダメだ。
背景しか表示しなくなったり、ページの読み込み中にハングしたり、新しいタブでハングしたり・・・
アクセスランプは点灯しているけど何も進まないし。
どんだけ酷いリリースなんだろう。
バグの管理できてんだろうか?こんな品質でよくリリースできるな。
在り得ねぇ。
うーん、Lunascape Light か Donut でも物色してくるか・・・
Lunascape 試用
さて、Sleipnirのお次はLunascapeだ。なんだか、キングソフトオフィスの無料試用版が選択できるようだが、キングソフトって聞いたことはあるが、マイクロソフトオフィスと互換があるなら OpenOffice.org でも良いのにね。
OpenOffice.org なら試用どころか一生無料だし、バージョンアップも無料だし、MS Office との互換性もあるし、容量は小さいし高性能だ。 まぁ、商売上の大人の都合なのであまりツッコまないとしよう。
うーん、Geckoプラグインのインストールが重くないか?、どうしたらFirefox本体よりもダウンロードファイルの容量がこんなにデカくなるんだろう。どうみても4~5MBで済むはずなんだけどな。10MBってデカすぎ。
マウスとタブ周りの設定中、いいね、これ凄くいい。分かりやすくて新設な感じだ。まぁ、設定後にどういう動作をするかは全部の設定を弄ってからのお楽しみ。
セキュリティーだけど、ActiveXが最初からONになってるの?。これは遺憾ですよ。ダメだダメ。危ないんだから初期値はOFF推奨だよ。
Lunascape設定を見てるんだけど、非常にいいね。これはすごい分かりやすいですよ。
さて、いままで殆どInternet Explorerでのブラウジングをしていないので気付かなかったけど、Firefoxで普通に見れるページをInternet ExplorerでアクセスするとActiveXをバンバン要求してますがな・・・だめだこりゃ。
Firtefoxがいかに安全か思い知ったであります。
なんかタブの切替えがモッサリしてないか?。Sleipnirはサクサクだったけど、反応がニブイよ、Lunaは。
あああああああああああああああああ・・・お気に入りの整理をクリックした後の挙動が意味不明なんですけど?
エクスプローラー風のツリー表示は? これどうなってるの? 意味わかんないよ。
ダメだこりゃ。はい、アンインストール決定です。設定画面は非常に良い。ただ、ダメな点が多すぎます。
終了する時に、タスクトレイに入れない設定なのに、なんでまた聞いてくるの?
ばっかじゃないの?設定した意味無いじゃん。
だぁぁぁぁ・・・ダメだ。今すぐアンインストールだ。
Sleipnir 試用
SleipnirへのGecko Plugin のバージョンは 1.7.12
インストールが完了してマウスの動作設定ちう
ホイールクリックにOpenLinkNewTabが無いので却下・・・と思ったが、分かりづらいがある。
動作を確認したところ、OpenLinkNewWindowはOpenLinkNewTabであると判明。
ウインドウとタブの違いを明確にしていない。一般的な常識が通用していないな。
通常で、ホイールクリックでリンクを新しいタブで開き、タブをホイールクリックしてタブを閉じると言う非常にスマートなブラウジングはFirefoxもOperaもタブブラウザの大先輩では同じである。これが初期値でOFFになっているのはどうもダメだ。
マウスジェスチャはOperaは初期値でONだからまぁ、仕方が無いか。
Firefoxはカスタマイズ向けブラウザだから、必要な機能は全部自分で後から入れるんで関係ないし。個人的にはオラのブラウジングにはマウスジェスチャは邪魔な存在。これはOFFだ。
更に、タブを開いた後に、そのタブをアクティブにするかしないかの選択が離れている。
相変わらず、設定項目のまとまりが無い。
類似もしくは関連する設定項目は同じ設定画面に無いと分かりづらい。
なんか、変に項目が多いだけでしっくり来ないね。
ブラウジングの項目だけ纏めればいいんじゃないかな?
あと、JavaScriptの禁則に細かい設定ができないね。
これは現状ではFirefoxの独壇場だから仕方が無いか。
あの機能があると非常に快適なんだけどね。
ブックマークなどからリンクをタブで開く機能が無いのかね。
Firefoxはブックマークからホイールクリックで新しいタブで開けるんだけどね。
これが無いと話にならないな。
お気に入りの整理がイマイチ。
全部ツリー表示できないの?
他のフォルダをクリックすると勝手に閉じるのはイタダケナイ。
これは全部開いておけるように改善を希望。
インポートしたブックマークから当該フォルダへの放り込みが雑になってしまうし、二度手間だ。
設定のマウスのところ、これ、全部英語で意味は分かるんだけど見づらくない?
適当な日本語にした方がいいよ。
なんか種類も無駄に多くて嫌だ。
一発で操作をFirefox風とかOpera風に切替できれば使ってやらなくも無い。
全体的な動作はめちゃんこ軽いね。カチカチって感じで軽快だ。
でも、全体的な仕上がりはまだまだ。
あまりゴテゴテしすぎな感じだな。GUIはスッキリタイプで良いんだけどね。
グラニでも入れてみようかな。
とりあえず、これは様子見でアンインストール決定だ。
さて、次はLunascapeの試用してみるか。
IE Component Browser とその他の選択
IE Component Browser:IEコンポーネントブラウザ
Internet Explorer のレイアウトエンジン(レンダリングエンジン)である Trident Engine を使用し、HTMLやCSSなどのマークアップ言語で書かれたソースを解釈し、ブラウザにウェブサイトなどを表示するブラウザ。
WindowsのInternet Explorerを利用するためMacやLinux、Unixなどの非Windowsでは動作しない。動作しない理由は、他のプラットフォームにはInternet Explorerがリリースされていないからである。
したがって、これらIEコンポーネントブラウザはWindowsにのみ限定されたブラウザで言い換えればWindows無しでは動作しない。
レイアウトエンジンは他に、MozillaのGeckoと、OperaのPresto、Mac SafariのKHTMLなどがある。この中でほぼ全プラットフォームにリリースされているものは、GeckoとPrestoのみであり、他のエンジンは各個のプラットフォームに限定される。
IEコンポーネントブラウザには、Sleipnir、Lunascape、Donut、KIKI、各種2ちゃんねるブラウザなどがあり、これらのWebを表示するエンジンはTridentに依存する。
TridentはInternet Explorer6.0系ではTridentⅣで、Internet Explorer7.0系ではTridentⅤとなる。当然、インストールされているInternet Explorerのバージョンによって同じIEコンポーネントブラウザであったとしてもマークアップ言語の解釈は異なる。
分かりやすく言えば、Internet Explorerの 5.5 と 6.0 と7.0 を入れている時ではページのレイアウトがInternet Explorerのバージョンに左右されるということ。SleipnirでもLunascapeでも、DonutでもKIKIでも同じ。
素人が勘違いしやすいのは、
- これらInternet Explorer依存のブラウザはオリジナルのブラウザであるという点。
- オリジナルゆえに Internet Explorer とは違うと勘違いしている点。
- Internet Explorer の脆弱性を受けないと勘違いしている点である。
Internet Explorer は最も普及しているブラウザであると同時に、もっとも未完成なブラウザで、最も標的にされやすいことも承知の上で使用すべきである。
しかしながら、現状ではMozilla派だろうが、Opera派だろうが誰しもがInternet Explorerは一番であることは認識しているし、ウェブ上のサービスもInternet Explorerにべったりどっぷり依存していて、Firefox推奨のウェブサイトやウェブサービスはまだまだ少ない。
そのため、Windowsユーザーは、Firefox や Opera をメインで使用していても、Internet Explorerを一時的に使用するより他に手が無い。
Mac/Linux/Unixユーザーはもっと悲惨だ。Windowsをインストールしたパソコンを用意しなければサービス自体を受けられないのである。
そんなわけで、Web標準を推進しようという動きがあるのだが、これの本当の目的を知らない人はInternet Explorerの普及率と同等である。
概要はこうだ。
ある日、突然、強力なウイルスが蔓延する。
Windowsを使用している人の大半はInternet ExplorerまたはIEコンポーネントブラウザを使用しているため、バッチリ感染してしまう。Internet Explorerを推奨ブラウザにしているウェブサービス(各種音楽・ムービー配信サイトや銀行、その他金融など)はことごとく利用できなくなる。
しかし、Firefox、Opera、Safari、KDEなどの Internet Explorer 以外のブラウザを使用している人は全く影響を受けない。
サービスを提供している中でも、僅かに推奨ブラウザをFirefoxに指定しているサービスは、次のように利用者に案内する
「現在、Internet Explorerでの接続はできなくなっております。サービスをご利用になる際は、Firefoxをご利用くださるようお願いいたします」
複数のブラウザでサービスを利用できるようにしてある企業は、Internet Explorerの使用を禁じてFirefoxの使用を薦めるだけで済むのだ。これがリスクの分散。賢い方法だ。
そして、Internet Explorerを限定している企業はこうだ。
「現在、全てのサービスのご利用が出来なくなっております。復旧するまでお待ちください」
リスクの分散を怠ったので代替策が無いのだ。危機管理が甘過ぎるということ。
そんなこんなで、Internet Explorerに依存することはウイルス感染の大流行が発生した時にインターネット人口の70%以上が被害を受ける。日本じゃ90%が被害を受けるだろうね。
いま、彼方此方のウェブサービスを行なっている企業がFirefoxを推し進めている。
緑のgooをバンドルしたFirefoxなんてのもある。このブラウザを使用して検索を行なうと、ブラウザに表示された芽が木になって、木が増えていく。検索するとそのアドセンスによって何割かを木を植える費用に回されるのだ。
Firefoxを使って緑のgooを使用するだけでいい。
さあて、SleipnirとLunascapeのダウンロードが終了したようだ。
オラは、使わずに文句を言ううほど馬鹿じゃない。
定期的に最新バージョンを使用して使い勝手をチェックしている。
理由は前に言ったとおりだ。
Firefoxだけでは利用できないサイトがあるからである。
そのInternet Explorer限定のウェブサイトの利用に IE Component Browser を使用するのは別に何とも思わない。あのスッピンのInternet Explorerを使うより断然便利だからだ。
レポートは気が向いたらするかもしれないし、どっかに書くかも知れない。
よほど感動しなきゃ書かないけどね。
ジンジャーエール
ジンジャーエールのジンジャーは生姜なのに、生姜はダメでジンジャーエールはOKって人も居るんだろうな。
これは生姜の発汗作用などで風邪を治すどこぞの国の民間療法で、生姜、トウガラシ、シナモン、砂糖(ハチミツ)などを煮詰めた液体を炭酸で割って作る。
日本も生姜糖や、葛湯の生姜があるように、何処の国でも生姜の薬効は知られていたんだなぁ。
てな記事を書きながら、実は生姜とハチミツとブドウ糖、鷹の爪を煮立てたものをコーヒーフィルターで濾過してる最中である。
生姜は500g入りの業務用擦りおろし生姜を使ったので、フィルターが目詰まりしてなかなか落ちない・・・まぁいいか。
濾紙を通過した液体は琥珀色で、これをまた少し煮詰めてから容器に入れようと思う。
最近は病弱で体中がだるいし痛いので、民間療法に肖りたい・・・
これ以上薬を増やしたらぜったい体を壊すな。マジデ。
--追記--
鷹の爪を入れすぎたみたいだ。1本で良かったな。8本使ったから激辛だ。
でも、まぁ、旨いねこれ。
生姜とハチミツとレモンが良い按配だ。体も温まりそう。
シナモンは今度買ってこよう。
シナモン=ニッキ=桂皮だから喉飴の効用もあるからね。
2007年12月28日金曜日
2007年12月27日木曜日
OpenOffice.org (オープンオフィスドットオルグ)
現在入手できるMicrosoft Office (マイクロソフトオフィ)の代替ソフトウェアは、事実上マイクロソフトに駆逐されて姿を消した Lotus Super Office を除いてこれだけである。
え?、一太郎?、花子?、OASYS?・・・何それ?
しかも OpenOffice.org (略称:OOo )はオープンソース方式で開発され、日本のコミュニティーが日本語化した OOo を配布している。
Word互換のWriter / Excel互換のCalc / PowerPoint互換のImpress
とりあえず、通常使用の範囲ではこれだけあれば充分。
Excleマクロの一部に互換性が無いなどの問題はあるが、計算式などは一緒なのでよほど複雑なシートでなければ通常使用には問題ない。
また、上記3つについてはオープン形式のファイルの保存と、MS Office 形式のファイルの読み書きが可能。
OpenOffice.org はこの他に以下のソフトウェアが入っている。
データベース の Base / 数式エディタの Math / ドローソフトの Draw
BaseはMS Access とは互換性が無いが、オープン技術のMySQLと連携が取れるなど汎用性っが高いデータベースアプリケーション。
その他の特徴としては、印刷にPDFが使用できる点。PDFボタンを押すと、PDFファイルが出力される。特にプリンタとしてPDFをインストールする必要は無い。
OOo は、Windows / Mac / Linux などに提供されており、OpenOffice.org の総指揮は SunMicrosystems が採っている。
Mac ユーザーでWordやExcel、PowerPointなどのソフトウェアで作られた文書を閲覧したり、空欄を埋めて返信したり、印刷するために開くことがあると思うが、そのためだけに Mac版のMicrosoft Office を購入する必要は無い。更には、OOo の Mac 専用版には Neo Office というソフトウェアが存在しており、Macに特化した仕様にて開発されている。
Linux は無料で入手できるOSで、オープンソースで開発されている。こちらも無料で、大抵のLinux Distribution にはオープンソースのMozilla 系のブラウザであるFirefox。メールクライアント Thunderbird。ブラウザ、メール、HTML・CSSエディタの Mozilla Application Suite または SeaMonky 。そしてこの OOo がバンドルされている。
インターネット、メール、オフィスなどのソフトェアの他に、多機能なメディアプレイヤーも含まれているため、パソコンを一般的な用途だけに使用している人は Windows に全く依存しないで全てを行うことができる。
また、オープンソースソフトウェアで検索してみると、フォトレタッチGIMP。ミュージックプラットフォーム Songbird など、一通りのものが揃う。
[この オープンソース についてもっと詳しく]
パソコンを持ってる人は売ってるソフトウェアやフリーソフトだけではなくオープンソースに参加してみると違った見方が生まれてくる。
それに、こういったオープンソースソフトウェアは日本語化されている場合が多く、英語だから使い方が分からないということも最近では殆ど無い。
同時に、市販のソフトウェアと同等かそれ以上の性能のものが無料で入手できることからオープンソースに対する興味を持つだけで個人の財政事情を救う結果にも繋がるのだ。
ちうことでモマエラ、OSSを使って味噌。
2007年12月24日月曜日
プラグイン( Plug-in)とアドオン(Add-on)が混同されている
わざと目立たないようにしてみるテスト。
あるソフトウェアに、既にある別のソフトウェアのマルチメディア機能などを組み込んで使いたい時に、あるソフトウェアの中に呼び出しの為の小さなキーを送り込む。
この小さなキーが、あるソフトウェアにマルチメディアファイルが渡された時に、そのマルチメディア機能を、あるソフトウェア内で実行する。この小さなキーがプラグイン。
ウェブブラウザで言うなら、Firefox、Internet Explorer、Operaなどのブラウザに対して外部プログラムである以下の機能を実行させる。
・Adobe Flash
・Adobe Shockwave
・Adobe Reader(PDF)
・RialPlayer
・QuickTime
・Java
・WindowsMediaPlayer
これらは各ブラウザのWebを表示する部分へ製作者が意図した方法でWebページに組み込まれて利用される。
ウェブサイトによく使われている動的コンテンツのFlashやShockwave。
動画としてウェブページ内にある動画プレイヤーの QuickTime、WindowsMediaPlayer。
PDFをブラウザ内で表示する Adobe Reader などが一般的。
ブラウザ同士は全く違うソフトウェアなのに、ブラウザでいうプラグインというものはソフトウェアを跨って利用できる。しいて言えば特定のソフトウェア限定じゃないプログラム。仮に特定のソフトウェア限定だとしても、その特性が他のソフトウェアのアドオンとして利用できればプラグインとして違和感が無い。
もともと、このプラグインってのは Netscape Plugin のことだからだ。
単にブラウザ用のプラグインをプラグインと呼称しているが、Netscapeが始めた事である。
だからブラウザでプラグインっつったら独立したソフトウェアであり、それでいてウェブページ内にそのマルチメディア機能を呼び出し(埋め込み)して使用できるもの。または特定のブラウザに限定せず、複数の異なるテクノロジーのソフトウェア同士で流用可能なもの。
よく間違われるのは、プラグインとアドオン(Add-on)で、アドオンとは、あるソフトウェアに追加機能を持たせる為の小さなプログラム。
Internet Explorerではアドオンと呼び、Firefoxではアドオンの拡張機能(エクステンション)と呼ぶ。Operaではユーザースクリプトがそれに当たるのだろうか。
更に細かくなると、Firefoxの場合は、拡張機能であるアドオンにGREASEMONKEYやStylishなどのスクリプト(Script)と呼ばれる更に小さなプログラムを送り、ウェブ画面の表示を強制的に変更することも可能だ。
OperaのユーザースクリプトはFirefoxの拡張機能とスクリプトの両方の意味を持つのか、あまり初心者向けでもないし、オラもそこまで使い込んでいないし、ちょっとあのメニューは素人向けにはなっていない。どっちかってーとGREASEMONKEYっぽいのだろうか。
画像ソフトにもプラグインがある。画像を閲覧するのにもっとも最適なソフトウェアのSusieである。
あのSusie Plug-in は、ある意味で「そのものがDLLのようなもの」であって、Susieでは画像やムービー、音楽の再生や色んな機能の追加のために使われるが、Susie Pulug-in はそれだけでは終わらない。
なんと、レタッチソフトの画像の読み書きにも使われるのだ。ソフトウェアにSusie Plug-in 対応とか書いているレタッチやペイントツールは標準で対応していない画像タイプを追加するためにSusie Plug-in で機能強化するものも複数ある。
フリーソフト間で実によく連携が取れている非常に面白い仕組みだ。
つまりは、Susie Plugin 自体は非常に良く出来ているアドオンと言っても良いのかも。
MP3プレイヤーのWinAMP Plugin については、再生可能なマルチメディアファイルを増やしたり、エフェクト用のプラグイン、音楽の再生時に音に合わせて変化する模様のプラグインなど多彩である。やはりコレ自体もそのファイルを取り扱えるようにするドライバー的なものから、アドオン的なものまでひっくるめたものをプラグインと称している。
でも、その特徴から判断するに、仮にWinAMPのクローンプレイヤーを誰かが作り、そのWinAMP Pligin を使えるようにすれば、それもまた プラグインとしての意味合いは通る。
YAMAHA プラグインボード。これはハードウェアのプラグインである。
リアルなピアノ音源、8オペの高音質なFM音源シンセ、ボイス機能などのプラグインボードがある。MU100/MU128/MU1000/MU2000などに装着できる。
そう考えると、内臓音源しか持たない安いパソコンにもっと高音質なサウンド機能を追加するサウンドカードや、グラフィック機能を大幅に向上させるグラフィックアクセラレーターなどもプラグインという意味に近いのかも知れない。何せこれらもある統一規格に沿って作られているのでAGPやPCI、PCI-Expressなどの仕様と規格に沿っていれば色んなパソコンに装着できる。
問題は、ブラウザで言うところのプラグインとアドオンの混同である。
例えば、最初に述べたFlash、Shockwave、AdobeReader、QuickTime、RialPlayer、WMPなどNetscape Plugin は全て単体で動作する上に、各種ブラウザ上に呼び出して使用できる「特定のソフトウェアだけに限定されるプログラムではない」ということ。
でも、仮に誤ってプラグインと呼んでいるものが、他のソフトウェアに全く流用できないものだったら、それはプラグインじゃなくて Add-on と呼ぶのが正しい。
単に言葉の響きが良いからとプラグインという言葉を使いたがる傾向にあるが、それって日本人がよくやる和製英語のようなもので本来の意味に適さないものだ。
そこでまたアホな(゜(エ)゜)が妄想するわけですよ。
Internet Explorer用のアドオンやプラグインを使えるというIEコンポーネントブラウザがあるとします。これは当然のことながら、そのInternet Explorerのバージョンに適合すればInternet Explorer用のプログラムですので、IEコンポーネントブラウザで動作するのは全然不思議でも何でもないです。
何とかバーとか何とかツールバーが使えますっていうIEコンポーネントブラウザがあるけど、特にそれが特殊なことでも無い。
でも、数あるIEコンポーネントブラウザ同士で使える拡張機能があれば、例えばSleipnirユーザーが作ったアドオンがLunascapeにも使用できたり、逆もあっても面白い訳で。
言ってる意味分かるかな。「単体のソフトウェアのみに限定されない汎用プログラム」であればPluginとして呼んでもなんも問題ないのです。
例えば Firefox の検索プラグインってあるでしょ。あれもアドオンになったのかどうか忘れちゃったけど、あれってWeb上の検索窓に使われているソースコードと殆ど同じだから、ある意味であれも少し弄るだけで他のブラウザの検索プラグインにできるんですよ。
IEコンポーネント同士で汎用性のあるプラグインってのは実際にはさほど難しい問題では無いのかも知れないですよ。殆どのIEのアドオンが、IEコンポーネントブラウザで使える訳ですし。
だって、IEコンポーネントブラウザっていうのはみんな見た目や機能が違うけど、Tridentエンジンを利用している事には違いないんですから。
いまはSleipnirの方がすげーとか、Lunascape最強とか、Donutマジオススメとか言ってるかもしんないけど、協力しようと思ったらプラグインの相互運用を前提とした共同開発なんてことも無理じゃない訳で。
各個個別にプラグイン作るより、相互に使えれば開発ペースも上がる。
だってさ、ネットのセキュリティー設定や、クッキーの受け入れ、Javaの扱いやお気に入りの管理なんか結局は殆どIE側の設定に丸投げしてるんだし、もっとIE側のアバウトすぎるセキュリティー設定を、IEコンポーネント共通のプラグインとして強化すれば、もっと差別化できると思う。
Mozilla は Gecko エンジンってのは一緒だけど、Firefox と Thunderbird と Seamonkey は違うよね。でも Calendar Project(Sunbird)のアドオンはどれにも組み込みできるよね。ソフトは違っても拡張は同じエンジンに対して行なえるってことと、拡張機能のインストーラーの動作が同じ。
Geckoというエンジンを中心としたソフトウェアで、全く違うソフトに対して共通のアドオンをインストールできること。
つまり、SleipnirにもLunascapeにもDonutにも同じアドオン(またはプラグイン)がインストールできれば面白いかも。
まぁ、ほとんど妄想だから読み飛ばしてよ。でも、面白いと思うよ。
世界一金持ちの巨大企業 Microsoft の尻を叩くって意味で。
エンジンを流用してブラウザを作ってるくらいなんだから、せめてお気に入り/ cookie / Java / Javascript(個別)/ Pass なんかの管理機能をIE以上に便利にすれば「IEの皮」とか「単なるUI」なんて思いたく無くなるしね。いまのままじゃなんだかどれも一緒ぢゃん。
と言う印象。