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2010年9月8日水曜日

今日から秋

朝の日差しは、ストーブの赤外線が刺さるようなジリジリしたものから変わり、陽の熱も半減した。
空気は秋らしく冷涼で、そよぐ風で体感温度が昨日とは別物になった。
長い永い夏は終わり空気とともに水も冷たくなる。たった1日か2日でここまで変わるのかと思うほど夜の気温が急降下して、草木も緑から黄緑色に差し掛かった。

人にはそれぞれ秋を感じる被写体がある。
ススキであったり栗やクルミ。街路樹の葉、稲穂、スーパーの鮮魚や野菜コーナー。
そしてオラは野鳥である。

気の早い連中は秋が来たのだとせわしなく活動をはじめ、これから来る暖色の季節と、その後に来る寒色の季節に備えてしっかりと脂肪を蓄えようと躍起になっている。
人間が食べ物で季節を感じるように、空を飛ぶ者も食料の変化で季節を感じているのだろうか。
生き残ったヒナたちは大人の様相に少しずつ変化し、短い一生のうち早くも最初の難関を乗り越えた余裕からか、成鳥に混じって生きる術を見せ付けてくる。

恵みの秋は短く、その後に来る真っ白な地獄のような世界は長い。
食べ物はほぼ全て雪に埋まり、ひたすら寒さと飢えに耐えなくてはならない。
僅かに残った木の実と雪から覗く僅かな草の穂。除雪で掘り起こされた地面から僅かな草の種と土をほじくり、なけなしの羽毛を精一杯膨らませて身を寄せて寒さに耐える姿を見せ付けられると、ついついメシ食いに寄ってけと誘いたくなる。

風雪を凌ぐための隙間探しも見ていて一生懸命さが伝わってくる。
人間からみれば大変だねぇ・・・で済むが、彼らにとっては生死を分かつ大事な塒(ねぐら)である。
塒の争奪戦はフワモコがチョコマカと乱戦していて人間から見れば可愛いと思えるが、本人たちからしてみればそれで運命さえ決まってしまう。まさに命がけである。

スズメに生きる力を貰い。カラスから笑いを貰い。カモには癒しを貰い。ハクチョウとカモメには怒りを貰い。
怪我をして死んだ顔見知りの鳥の全てに悲しみを貰った。
人間が生きていくには、働いて対価を貰い生活に必要なものを買えばいい。
でも、人間の精神的を安定させるには感情の起伏「喜怒哀楽」が必要だ。
嬉しいことがあれば高揚し、怒りがあれば高ぶり、悲しみがあればしょぼくれて、笑いがあれば忘れられる。

春夏秋冬には喜怒哀楽に通じるものがある。
春は始まりの高揚と期待。夏は全ての命が高ぶり。秋は実りの喜びと感謝。冬には静けさと厳しさ。
生まれて育って実って死ぬ。
まぁ、晩夏に産み付けられて、秋に育ち、冬に耐えて、春に羽化して、夏に成熟し、子孫を残して死ぬ昆虫とは少しずれるけど、鮭などに代表される魚のそれにも通じるところがある。
春夏秋冬の命のサイクルと食物連鎖と喜怒哀楽。巡り巡って人間にも大きな影響を与えている。

人間と人間が目にする生き物の命の営み。

秋になると冬の足音が聞こえてくる。
雪国に暮らすオラからしてみれば「また雪かきせにゃーならん嫌な季節が来るんだな・・・」と憂鬱になる。
でも、苦しい冬が来るから春の山菜採りや鳥たちの子育てを間近で見る喜びがある。
夏は冬の次に嫌い。寒いのは着ればいい。でも、暑いのは我慢ならない。オラにとっては夏は雪かきが無いだけで灼熱地獄の夏だ。
その夏が終わって涼しくなる今の季節。本来なら「ねぶたが終われば秋」なのだが、今年の夏は一昨日までだった。ほんと、夏が1ヶ月延長されやがったチクショー!・・・だった。

熱中症で死ぬかと思った嫌な夏。
それが終わった。やっと終わったのだ。
何もしなければ毎日はあっという間に過ぎ去るのだろう。
そして1年が短く感じるのは老いたからだ。
そして気づけばオラもジジイになっていつかは死ぬわけだ。

秋ってそういうことを考えさせられる季節でもあるし、言い換えれば終わりの手前でもある。
人間なんていつかは死ぬんだけど、それが明日かも知れないし、数年先かも知れない。
それこそ今が人生の折り返し地点だったら、あと40年あるわけだ。
人生ってのは短いかもしれないし長いかもしれない。

もしも人間の一生が短かった大昔のように、30年か40年も生きれば長いほうだったら・・・
まぁ、そんな気分になる。
明日死ぬかもって思っても死ななくて、明日の夜には明日死ぬかもって思ってる自分が居るかもしれない。
お気楽にこのまま「死ぬまで生きる!」なんて言って、独りで納得して寝たら朝にはあっさり死んでるかも知れないのだ。寝床に隕石が直撃したりしてね。或いはダンプカーが突っ込んで即死なんてことも無いとは言えない。

オラの顔見知りのスズメどもがどんどん居なくなっているから死んだんだろうな・・・と思ってたら実は生きてたなんてことも多々あった。人生もそんなもんだと思えばスズメだろうとカラスだろうと、ニンゲンだろうと、生きているのと死んでしまうってのはそんなに大差ないのかも知れないのだ。

死後の世界があるかは誰にも分からないんだし、死んだら無に帰すか、意識が肉体から離れるだけかも知れない。そんな肉体の有無だけで生死の違いが片付けられるのなら生きてても死んでいても大差ないとも考えられる。死んだら何も残らないと考えるのなら死というものはある意味で怖いのだが、その辺は個人の考え方次第。消えて無くなりたい人は亡くなるのは無くなるのと同義語なのだろうが、死後の世界があると考えている人にとっての死ってのは何だろう?

宗教と科学は対極であり密接であるとも言われるし。

宗教を持たないスズメやカラスなんかは死というものをどう考えているのか聞いてみたい。
まぁ、顔見知りのカラスが夢に出て、翌朝に散歩で海岸に行ったら死んでたってこともあるから彼らにも死後の世界という考えがあるのかもしれない。
現世での縁と来世での縁。現世からあっちの世界に旅立つときに、現世の知り合いの夢に出る。
それがたまたま人間じゃなくてカラスだったってことだけ。
そいつは特に人語でアリガトウとは言わなかったが、言葉ではないアリガトウは聞こえた気がする。

寝ている間は死んでいるという考えもあるようだし、夢とは死後の世界かも知れないし。
死後の世界ってのはある意味で永遠に続く夢みたいなものかもしれない。
そう解釈することもできる。
だとしたら・・・夢を見ない人には死後の世界が無いとか、夢を見る人には死後の世界があるかもしれないという解釈もできるのかな?

( ´(Д)`)y━~~~ ・・・ うーむ

2010年9月6日月曜日

スズメに敵視される

地図を作るために中里町(現:中泊町)に行く。
A3用の手板を持ってウロウロしてたら頭上から「ジジジジジ・・・ジジジジジ・・・・」という声。

(* ̄(エ) ̄) む?スズメの警戒音か?ヌコでも居るんだろうか。

キョロ(゚(Д)゚*三#゚(Д)゚)キョロ

(* ̄(エ) ̄) いねーよ・・・?

と上を見る。どうやらオラを見て威嚇しているらしい。すぐにスズメ語で挨拶。
警戒音はすぐに消える。

オラがそこから離れるとスズメが家の軒下に入り、すぐに「シュリ・・・シュリ・・・シュリ・・・」という声。
ああ、オラの頭上に巣があったのか。

それにしても久しぶりだ。スズメに警戒されたのはもう5年も前。
その時はスズメ語もマスターしていなくて、こういうときの言葉も知らなかった。
今ではこのように警戒を解かせるのも容易だし、これでパン玉でも持っていれば1分でお友達なのだがパンも持っていなかった。

敵意は無い=食べ物を分け与える=手土産持参

昔、野生の王国なんかで原住民の部落を訪れるとき、一番手っ取り早い方法のひとつとして、手土産を持参することと、原住民のもてなしを受けるという2つが定番だったのを思い出す。
言葉は通じなくとも大抵はこれで敵意が無いと相手に伝えることができる。
人間も動物も大して変わりはしない。誠意が伝わるかどうか。
スズメだろうと、カラスだろうと、カモであろうと同じだ。

まぁ、あハトとカモメは馬鹿なので交流も意思の疎通も難しいのだが。
ヤツらの知能の個体差は認められるが、スズメ目とカモ目は知能指数の開きが大きすぎる。
実際のところ人間もそんなものだけどね。
スズメでさえ並みのも居れば、カラスを凌駕する感情表現が可能な個体も居る。
カモ目自体は大差ないのだが、あいつらは食べ物をくれる=下僕とでも思ってるのが多いから、食べ物を貰えなかった時の逆切れもオーバーリアクションだ。まぁ、カモメよりは随分と平和的ではあるが、知能は大して高くは無い。

幸いなことなのか不幸なことなのか、オラの知り合いのスズメやカラスやカモからはおもてなしを受けたことが無い。つまりヤツらから虫の死骸とか、動物の死骸とか、藻や水草を貰ったことはない。
過去に一度、玄関前に巨大ゴキが置かれていたこともあるが・・・誰だよ、アレ置いたの・・・

( ´(Д)`)y━~~~やつらのフワモコを間近で見られるってだけで幸せなんだよけどね。

ああ、そういえば、手酷いおもてなしを受けたことがあったな。
後頭部への一撃事件とか、ウンチ爆弾とか・・・
ウンが着いたと思えばかわいいものだが、カモメとハシブトのウンはビチャーーーーーーー!って感じでとても笑って許せる程度ではないのだが・・・

2010年9月1日水曜日

公園にて

今日も死ねるほど暑かった・・・
毎日が拷問のように暑い・・・
つうか、普通に汗達磨になれるくらい暑い・・・

公園は少し涼しいかと思って行ったのだがやっぱり暑い。
この暑いときにも関わらず、毛玉共はフワモコだし、黒い連中は全員クチを開けっ放しだし。
いつものように白パンを圧縮し、スティックジャーキーとドーナッツをポケットに。

今日は何も呼ばずに公園で立ち止まってみた。
公園は草刈した後のようで刈り取られた雑草がそのままにされてカラカラに乾いている。
一番初めに気づいたのは西ボスの奥さんと子供。次いでチュン1羽。
やはりというか、普通に集まってくるところを見ると、そうなのだろう。
普通にオラがという人間が同定できるということだ。

今日も何もしないチュン子がチョン・・・チョン・・・チョン・・・とおっとりした動きで寄ってきて、パンには見向きもせずにオラの顔を覗き込む。
そして、何も食わずに去っていく・・・ヾ(≧(∇)≦)シ意味分かんねーよ!www

チュン軍団が集まると西ブト一家の5羽が来る。それを見た西口ブトと西2ボソ家族が寄ってくる。
もうチュンとカラスだらけ。
オラは西ボスには大きな恩があるのでこの家族三羽には優先的に食べ物を上げる。圧縮したパンをひと飲みにできるくらいにして3個ずつと、ジャーキーを旦那5本。奥さん3本。子供2本。

西ブトにはそんなに恩は無い。だが、この家族には毎年必ず変な子が出現するらしい。
今日も、ハシブトガラスのクセに「に”ゃーご・・・に”ゃーんご・・・」とカラスらしからぬ鳴き声を発していた。
いったい誰の真似をどんな理由で発しているのやら・・・
去年は「ぉわん!ぉわん!」とか「ぷし!ぷし!」とか犬みたいな声で鳴くのが居た。
どうやら、この家族には必ず芸人が生まれるらしい・・・まぁ、喧嘩もせずに居たので、みんなに一口ずつやる。それだけ。無いよりマシだべし、やりすぎるよりは良かんべ。

騒げば「しーーーーーーーーーーーー!」で黙るし。基本的に「煩い=食べ物無し」を条件にしている。

チュンはチュンデレのやつだけ。最近、ホバリングチュンと、足元チュンの2羽が見えない。
もしかしたら食われたのかな・・・股関節骨折チュンと股関節脱臼チュンも居ない。
どうしたのだろう。居なくなると寂しいものだ。
飼ってた鳥が死んでからはオラは生き物を飼うのをやめた。死んだときのショックがでかいからだ。

だから野良さんを相手にするのが一番いい。
基本、やつらは自由だし、顔見知りと言うことで野良のやつがオラを見つけて一目散に飛んでくる(走ってくる)のは楽しい。
居なくなっても寂しいと感じるが、基本的に自由。一生懸命生きて、そして死んで居なくなるという流れは諦めもつくからだ。

毎朝、同じ場所で見るハシボソが車に轢かれて死んでいるのを見ると少しは悲しいが、それはそれ。
ああ、あいつ死んだのか・・・そうか。それ以上でもそれ以下でも無い。
それでいい。やつらもそれでいいし。それが当たり前のことだから。

西ボス一家が満足したのか根倉に帰る。
もう充分なのだろう。

西ブト一家はキリが無いので無視して移動。
アヒルのところに寄って白パンの耳の部分を千切って進呈する。
すかさず動物園ボスの奥さん登場。しかし、ハシボソガラスのメスはビビリなので下りてこない。
旦那は東屋の真ん中で待機していたので白パンを丸めてあげた。
そういや動物園ボスの旦那も随分と縮んだよな・・・もう歳なんだろうな。
残りの白パンは顔見知りのチュン1羽にポチっとあげたあと、塊を千切って丸めて動物園ボスに進呈。
西口ブトの邪魔が入るものの動物園ボスの旦那にこっぴどくひっくり返されてた。
老体のクセに強いぞw

まぁ、暗くなったし、チュンも呼んでも来ないので今日はオシマイ。

1週間ほど行かなかったので食いつきは良かったものの、やつらもそれなりに自分で採食しているので、それなりに食い繋いでいる。
オラのエサを完全にあてにしているわけでも無いし、「あわよくば・・・」な感じだ。
人間だってこんな暑い日はしっかり食って体力をつけたくなる。
ヤツらもそうじゃないだろうかってことで公園に行ったものの、前回よりはそれほどでもなかった。
それはそれでいい。

2010年8月31日火曜日

JAでドジョウの健康診断

というテレビCM。

画面を見るとドジョウではなく土壌だった。(何

アグネス・チャンが霊感商法

アグネス・チャン“霊感商法騒動”、ブログで全面謝罪
「薬事法抵触知らなかった」アグネス・チャンを大槻氏がさらに追及

コンビニで「日本ユニセフ」の募金箱を見ることがある。
日本ユニセフは募金を集めてその何割かを運営資金として懐に入れているのは周知の事実だ。
だから募金は募金の使われ方を知らずにすることはしないし、善意を食い物にしている団体に募金をするつもりもないオラは募金そのもののあり方に疑問を感じて募金をしないことにしている。

なぜここで日本ユニセフなのかというと、アグネスが関係者だから。

まぁ、今回は大槻教授。(* ̄(エ) ̄)b グッジョブだぜぃ!

トロイカ+1(トロイカプラスワン)とは

握りのトロとイカにもう一貫好きな寿司を選べるすし屋のメニューです。

2010年8月30日月曜日

真似るな危険:扇風機ダイエット

金曜の夕方から月曜の朝まで、小説を5冊読んでは食って寝るを繰り返していた。
部屋には外気を取り込むサーキュレーター。体には首振り扇風機の風を当てて。
水分もしっかり摂った。食事も麻婆豆腐と中華丼のレトルトと炊きたてご飯。
一度に1合または2合食べる。

ご飯は金曜夜から4回炊いたな。1合につきレトルト1袋。またはレトルト+納豆1パック。
とにかく、暑かったから体に扇風機の風をゴーゴー当ててた。
水分も起きたらすぐに補給。紫蘇酢やスポーツドリンク+クエン酸+砂糖の特製ドリンク。

扇風機に当たりすぎると下手すりゃ体温が下がりすぎたり脱水症状を起こすかもしれない。
オラは暑がりで、真冬に帰宅後下着だけで30分か1時間くらい平気なオラ。
部屋の温度は15度が適温だし、オラ自身、物凄い発熱量なので冷やせばどんどん脂肪を燃やして体温を上げてしまう。
だから体調不良を起こさずに居られるのかも知れない。
とにかく、暑いのは我慢ならないが、寒いのは寒いけど暑いより100倍マシ。

( ´(Д)`)y━~~~ 寒ければ重ね着すりゃいいぢゃん

2010年8月24日火曜日

雨降った カラス喜ぶ クマも喜ぶ

地面が蓄えた熱が上昇気流を呼んだのか、雷雲が立ちこめて一気に落ちる雨と雷。
カラッカラに乾いてひび割れたカラスの風呂もものの10分で満タンに。
当の本人はずーっと向こうのビニールハウスの屋根で、降り注ぐ天の恵みを全身に受けている。
基本的にカラス共は綺麗好き。ヒマさえあれば水浴びしている。
臭くて汚くてヒマさえあれば喧嘩していて、呼んでも居ないのにチュンを蹴散らして当たり前のようにエサを食い尽くすハトが平和の象徴として愛され、賢くて社会的で綺麗好きで空気を読んでスズメに気を使うカラスが嫌われる変な世の中。

じーっと見つめると真っ黒なカラスは真っ黒で丸い瞳で見つめ返す。
全ての事象を吸収するかのような好奇心旺盛な瞳で見つめ返す。

(* ̄(エ) ̄)ノ やぁ!カラス君。お腹空いてない? お話ししましょっ。

さて、昨夜は深夜の3時に寝たのだが

今日も暑いなぁ・・・シャワー浴びたのにもうびっしょり汗をかいている。
もう既に3回もシャツを取り替えたよ。

汗で湿ったシャツもそのままにしておくと臭くなるから毎晩洗濯して干している。
こりゃーマジで全自動洗濯機が欲しいぞなもし・・・

夏の夜も更けて

月と人工の光で白んだ夜空で、微かに光る星と星との間を見つめると、新たに星が光りだす。何も見えないところにも次々と星が見えはじめ、夏の終わりの星座 たちが、我も我もと名乗りを上げた。真上を見上げることを忘れていたオラの脳裏に、子供の頃に買った望遠鏡が浮かび上がる。

部屋で聴こえる機械音。換気扇と冷蔵庫とパソコン。まるで暖房のような熱気から逃れて夜空を眺める。時折頭を掠める黒いヤツ。洞窟なんて無かろうに。必死 に生きてるんだなコウモリよ。子供の頃、当たり前のように見かけた生き物たちも、気づけば記憶の奥底に。これからどれだけのものが記憶になって行くのだろ うか・・・

機械熱と小虫に纏わりつかれ、出たり入ったり忙しい。湿気が雲に変化してカブト、クワガタ、万歳してる子供。見送る先で雲は消え、元の湿気に返ってく。朱 色に染まった街の夜空と、青く明るい月と空。そして間に闇と星。視覚と聴覚がごっちゃになって、静寂なのに騒々しい。

宇宙線と太陽風。地球を取り巻く大気と磁場。ぶつかってできる命の壁。悪戯好きの壁さんは、電波を曲げて地上に戻す。遠くの故郷(くに)の放送が皆の頭上 に降り注ぐ。夜を待ちわびたリスナーは、壁さんの悪戯に感謝して、今か今かと待っている。自分のハガキを読まれるのを待っている。

虫の声が涼しげで外に出ては夜風に当たる。月もすっかり黄色くなって、ススキが似合う様になる。時折聴こえるロケット花火。煩いながらも夏の音。近くで鳴 いてる虫の声。オラの放屁で鳴くのを止めた。ロケット花火はムシなのに・・・

2010年8月23日月曜日

外は涼しいのに

どうして部屋の中はこんなに暑いんだ ヾ(`(Д)´)シ 寝れねー!

2010年8月22日日曜日

青森県の自殺者数は全国2位

1位は秋田県で3位は岩手県。

Σ(゚(Д)゚ )北東北で全国制覇!?

( ´(Д)`)y━~~~ まぁ、オラも鬱ってた時には色々と考えたよ。一番多いのは歩道橋から飛び降りるだったな。次に睡眠薬の一気飲み。

いま、青森県の自殺対策ってのをやってるが、あんな無駄な会議が何の役に立つっていうのか。
根本にある一番深刻な問題を解決できなければ意味がない。
それにケアだけど、人付き合いで疲れているんだからタイミングを間違うとキレるよ?
一番いいのは動物だろうな。人間のようなやましさとか無いし、偽善(たぶんうつ病発症している本人はそう思ってる)とかで近寄ってくるやつはいないから。
動物はあくまでも純粋な理由で近寄ってくる。殆どが食い物だが、興味本位というのも幾らかある。
人間との付き合いに疲れたら動物と会話するのが一番だ。

オラがうつ病から復帰できた最大の貢献者はスズメとカラスだ。
彼らが巣立って親と一緒に居るとき、最高の癒しと元気を貰えた。
一生懸命にエサを強請るヒナと、一生懸命にエサを運んでくる親鳥。
本当に一生懸命に生きている。凄く自分が惨めに感じた。
何が人間だ。何が地球上で最高の知能と力を持った生物だ。何が最も反映した生物だ。
冗談ではない。知力に頼らなければこれほど脆い生き物はない。
スズメやカラスだってあんなに一生懸命に生きているではないか。
しかも自分の周りで。

そう思ったら馬鹿らしく思えてきた。
そこから抜け出すまで2年掛かったが、1年は会社に放置プレイ食らったせいだが、確かに人前に出るのに帽子とサングラスは欠かせなかったよ。他人の視線が嫌でね。月に一度総務課長と会うのだが、それすらも嫌だったってのも今思うとあるよな。

でも、それが返ってオラに火をつけた。
自分の意思をハッキリと人に言おう。そう思うようになって完全に抜け出せた。
でも、これは根本にあるその人のパワーによるものが大きい。
もともと自己主張が無いまたは少ない人間には復帰は難しい。
体力面での疲れが取れたときに引っ張ってくれる人間が必要だ。
言い換えればパワーのある人間にパワーを分けてもらうことかな。

あと、本人に鬱積している愚痴を聞いてやること。それに対してはぐらかさずに自分の意見をぶつける。
これには客観的な思考を持つ人間が最適。知識が浅かったり一般的なことしか言えない人はダメだ。
精神科医だって人間だ。いくら精神病を専門としても机上で考えられるほど人間の気持ちと言うのは簡単ではない。それにはカウンセラーが持つ広い視野と知識と読心術および言葉の強さが必要だ。
ケースバイケースで相手の気持ちに同調し、自分の言葉で相手の気持ちを揺さぶる。

あくまでも同情ではない。あやふやな返事ではない。プラスなら後押しを。マイナスなら引いてから押す。
振り子に勢いをつける感じで揺さぶるのだ。狂った自律神経を湯治で揺さぶりをかけるように、精神に揺さぶりをかける。

自律神経も精神も似たようなものだ。
自律神経が狂えば体調が悪くなるし、精神が狂えば正常な判断ができなくなる。
そしてオラの考えだが、自律神経と精神は密接な関係にある。体と心の関係だ。
うつ病を緩和する薬は「ほろ酔い状態の精神状態に近い状態」を作り出す。
だけど、アレに頼るようになってしまうと自分の芯は細いまま。風が吹けば流されてしまうし吹き飛んでしまう。だったら自分の芯をちょっとやそっとじゃ揺らがないようにすればいい。
ビニールハウスで育った野菜は風に当たらないから自分を支えられる力が弱い。
でも、外で育った野菜は風雨に晒されて自分で立つことができる強さを持つ。
人間の体と心もそれに似ているかもしれない。

そうだな、動物がダメなら野菜を育ててみるといい。
作物を育てることも、動物に触れ合うことも、一生懸命に生きているという点を学ぶには共通点がある。
ただ、即効性があるのは、やはり身近に居る野生動物と触れ合うことだろうな。
感情が分かるという点では野菜よりも読みやすいし、自分が引かなければ相手は逃げる。
相手に合わせれば相手も気を許す。そうして自分を認識して、そして他の生き物を理解することができる。

精神状態が不安定で何かに縋りたいと思ったら宗教に捕まるケースがあるだろう。
勧誘に来る連中を観るとどうにも逝っちゃってます。
他のことが見えていません。それ以外を否定します。そして自分が正しいし、自分が救われたから貴方も救いたいだとか意味不明なことを言い出します。
そういう点ではNHKの集金人(絶滅種)も宗教の勧誘も似たようなものだけどね。

はっきり言うけど、ああいう考えが偏った人間に接するだけで救われるどころか巣食われますよ?
心が弱い。自分の意思を持たない。知識が無い。騙そうと寄ってくる人間ってのはそういうところに付け込んできます。
オラは見たこと感じたこと以外、よほどの説得力とつじつまが合わなければ退場を宣告します。
相手が付け込んで来る話術の矛盾を突いて根底からひっくり返します。

うつ病になる前のオラよりも、ハッキリ言ってうつ病を克服したオラの方が考え方が深くなりました。
ある意味でどん底に到達したらあとは這い上がるだけです。
それのきっかけを作るのは自分以外の誰かの存在だったり、人間以外の何かだったり、自分が感じた何かかも知れない。

もしも死のうと考えたら、自分の持っているもの。人間関係だとか財産だとか全部ぶん投げて自分の人生をリセットすりゃ良かろう。そう考えてみるのも決して悪いことではない。
何も無いから何にも縛られない。そういうしがらみを切るには勇気も必要かもしれない。
でも、死ぬ勇気があるのなら、そっちのほうが良いに決まっている。

全ては考え方ひとつだと思うのだ。

野鳥のヒナが多い年だから天変地異でも起きるのか?

今年は暑い。物凄く暑い年だ。
だからか分からないがスズメもカモもヒナが次々と生まれている。
カモとスズメに限定すれば例年よりも多い。
これから何かが起きるから、子孫を一気に増やして絶滅を逃れようとしているのかも知れない。
そう考えたってあながち間違いでは無いかも。
異常気象で今年は市街地に10mくらい積もるかも知れないし、それ以上の災害。つまり氷河期が来るかもしれない。

2010年8月21日土曜日

キャンプ場事故:1歳男児、車に巻き込まれ死亡 山梨

これはさ、親が悪い。車の直前に居たら見えないんだし、ボンネットがある車なら特に見えない。

オラは車に乗る前に1周してから乗るけど、確認してから発進しても轢いてしまったらどうなるのだろう。
こういうニュースってその後どうなったか分からないよね。
いくら歩行者が交通弱者でも、いきなり走り出したり危険を分からず車の前に飛び出す幼児とかは車に責任があるのかどうか。
何でもかんでも車のせいにしたら、親の責任なんてなくなってしまうだろう。
そうなったら益々無責任な親が増える。

過去にスーパーの駐車場から道路に飛び出した幼児が轢かれた事件があった。
軽症で済んだしそのときは親の監督不行き届きでドライバーは無責となった。
あれは当然である。ドライバーは事故を予測していつでも止まれるようにしなくてはならないが、親が幼児を捕まえておかなければならないのは勿論こと、親は子供に交通ルールを教えなければならない。

車で走っていると自転車でも歩行者でも傍若無人なやつが多すぎるのだ。

自転車通行OKの歩道の標識って見たことがあるでしょ?
あれは自転車も走っていいのだ。その標識がある場合はそっちを走る必要があるのに、車道を走ってる馬鹿自転車が合浦公園付近から青森ベイブリッジを通過してフェリー埠頭まで朝7時前と17時前ころ走っている。
ロードレーサータイプの自転車で野郎で20代くらいかな。
こいつの交通マナーは最悪で、マジで頭にくる。

知らない人も居るかもしれないが、自転車に乗ったら道路交通法が適用され、交通違反で罰則があるのだ。

自転車は左側通行。歩行者は右側通行。これにもちゃんと合理的な理由があるし、自転車が信号無視、右側通行、夜間の無灯火走行、雨の日の傘、ヘッドホンをしての走行、複数の並走(横に2台とか3台とか並んで走るやつね)したら罰金を請求されても文句を言えない。

まぁ、歩行者はどうだか知らないけど、もちろん、交通ルールを守らなくても良いなんて理由は無い。

東口ボス(東口ハシボソガラスボス♂)

既にモモヒキまで羽毛が抜けちゃってヤバイのなんの・・・こりゃ今年の冬に凍死するだろうな。
白チョッキならぬ丸ごとチキン状態だ・・・マジで彼専用のチョッキを作って着せてやりたいよ。
今年でお別れかも知れないと思うとちょっとエコヒイキしてやりたくもなる。
多めにジャーキーを与えたが、中央2ボソボスが怒って襲い掛かった。
半分取られたのでオラに陳情に来た。取られちゃったよー・・・もっと頂戴って。

この中央2ボス。以前の西ボス並みに巨大化してた。
ホシボソガラスのくせにハシブトガラスほどの大きさ。
しかも重量感たっぷりで、オラが地べたにしゃがんで待ってると、ドスドスと音が聞こえてきそうな感じで走ってくる。半年くらい構っていないのに顔を覚えて居るんだよな・・・やっぱりカラスはすげーや。
中央2の奥さんはそんなに大きくないのだが、旦那よりも前に出る社交的なヤツ。
旦那は奥さんに取られまいと投げたジャーキーに飛びつくが、奥さんがコンマ数秒速かった。
っていうか、ほんと、ハシボソガラスって夫婦でもエサだけは取ったもの勝ちなんだよな・・・
ハシブトガラスは旦那が奥さんに口移しでエサを分け与えるのに偉い違いだ。

東口に寄ったついでに東ボスを見に行く。
彼は外灯の上で佇んでいた。
顔を見るなり威嚇してくると思ったら平然としていた。
もしかして顔を忘れたか?。まぁ、そんなはずは無いわな。
街頭の下を通り過ぎるとき、ジャーキーを3本見せて落とす。
落とした音の後にすぐ着地。振り向いたらもう咥えていた。
どんだけ速いんだか・・・
奥さんは山の影に居たのでそっと山の上に上って奥さんの向いている方向の2mほどの位置に投げる。
すぐに食べ物と分かるということはやはりオラの顔を知っているとしか思えない。
まぁ、今度寄ることがあったらまた相手してやるよ。

東2ボスに会いに行く。
ここは人懐っこい子供が居る。
どれだけ成長したのか気になったので挨拶にいく。
子供はすぐに近寄ってきてパン玉をひっきりなしに拾う。
まるで千本ノックである。
親が誰よ?とオラの顔を見に来る。ああ、オマエか・・・という態度。
子供に近づいても親は何も言わない。
一昨年、オラの後頭部に体当たり食らわした本人である。

西ブトを見に行く。
すぐに子供が3羽飛んでくる。
ハゲの長男はちゃんと頭に毛が生えたw
妹は相変わらず気が小さい。
弟は足の怪我が治ってちゃんと飛び跳ねていた。
ハゲ兄貴は調子に乗って西ボスのエリアに侵入して西ボスにあげたジャーキーを強奪。
西ボスにひっくり返されてびっくりしてた。
アハハw、西ボスよ、ちゃんと手加減してるじゃんかw
西ボスにはドーナッツを差し入れる。
転がしたら倒れる前にキャッチした。
ジャーキーではあまり急がないのだが、ドーナッツには目が無い。
反応も他のエサよりも速いのだ。

今年生まれたカラスの子供。

西ボス1羽→たぶん死亡→生きてた!ヾ(≧(∇)≦)シ
東2ボス1羽→健在
西ブト3羽→健在
西口ブト3羽→健在

東ボス→ゼロ
動物園ボソボス→ゼロ
中央2ボソボス→ゼロ
中央ブト(隻眼巨大ブト)→隻眼死亡につき縄張りに空きあり
中央ボソボス→ゼロ
東口ボソボス(白チョッキ改め丸鳥チキン)→ゼロ

南口ボソボス→不明
南東ボソボス→不明

ちなみにスズメは3年前には及ばないが100羽ほどのヒナを確認。
3年前はその倍以上居たもんな。
営巣しているアカシアの大木が切られてしまってだいぶスズメが減ってしまったが、これだけヒナが巣立てば右上がりに転じるかもしれない。
オラとしてはスズメの集合住宅を作りたいのだがな。

スズメのヒナの中に変なのが居たな。
なんだかオラの顔を直視してどんどん近づいてくるのだ。
てっきりエサが欲しいのかと思ったが、そうでもない。投げるパン玉を全て無視している。
しまいにはオラの座っているベンチに乗り、オラの尻の隣に鎮座して休憩し出す・・・
ヒナ特有のMAXフワモコを維持してだ。
生き残ったら将来有望だなw
きっと、「ここが一番安全だ」・・・そう思っているのかもしれない。
確かに。オラの尻の隣は安全だろう。
誰もその距離まで来ないからな。

海パンに必要な機能を考える

(* ̄(エ) ̄)ノ ズバリ! これだ

①防水ポケット
②ホルダー取付け用ベルト

( ´(Д)`)y━~~~ 後はイラン。

つまりだな。
荷物を置いたまま海には行けないだろう。
特に貴重品と車のキーなどはな。
あとは海パンのままヤキソバとかジュース買いに行くにしてもサイフを持ち歩くわけにはいかん。
だから小銭も持ち歩きたいし色んなものを携帯するには必要だ。
それに浸水しない構造のポケットがあれば色々と便利だろうってこと。
携帯電話も含めてな。首からぶら下げて泳ぐ訳にもいかんしな。

これだと家から出るとき、海パンとTシャツにサンダルだけでいい。
ポケットとホルダーに鍵と小銭さえ入ればそのまま海に飛び込めるし、そのままの格好で売店にも行けるし家にも帰れる。

バッチグーだな。

ループアンテナ的メモ

オラはループアンテナの巻き枠に適当なものが無いか常に意識している。

東青森駅の近くに太い塩化ビニルのパイプを取り扱っている会社があるのを見て、これを輪切りにしたらいくらでも作れるではないか・・・とか。
いまも自分で好きなサイズの巻き枠を作るには何が使えるだろうかとか考えている。

好きな型枠に布を張って塗ると硬化するFRPってどこに売ってるのだろうか・・・とか。
布を裁断するのか面倒なら包帯があるではないかとか。
いっそのこと、紙に染み込ませて型枠に貼り付けて乾かしたらそのまま硬化してくれる樹脂が無いかとか思ってる訳ですよ。
いまは3000円くらいでループアンテナを買える時代ですからそれよりも自由に作れるものが価値としてはあるし、大きいほど良い。それに何かを利用することによりループ直径に縛られるよりも、素材を探して自分で好きな大きさのものを作れるほうがいい。
大抵は30センチ以下のものになってしまうし、ミズホのそれは巻き枠を自分で探すか、70センチ級の大型ループまたは20センチ級の小型ループのいづれか。

オラは30センチ級のループアンテナを安価に。容易に作りたいので、材料も容易に入手できるものにしたいが、普通では面白みも無い。
7号までは自分で作って写真もアップしているが、8号は案のみ。9号以降は脳内に設計図があるが、図面にすら起こしていない。

小型であれば望ましいが、小型では性能が出せない。大型であれば受信性能は上がるが、材料を探すのに苦労する。

さーて、停滞しっぱなしのループアンテナ作りではあるが、どうしたものか・・・

最近アレ使って無いなぁ・・・

安くも無いし、それなりの金額を出して買い、そのときは本当に欲しかったから散々使ったのだが、そういや最近使ってないというものはあるだろう。
たぶん一般的な人にもそれなりにあるだろうが、オラのように趣味が10や20じゃ済まないヤツなら押入れの奥とか、RVボックスの中に分類されて積み重なって放置なんてことも。
或いはその辺に埃をかぶってしまっているなんてものも沢山。

中には「うーん、何でオラはこんなものを買ってしまったのだろう」というものもあったり。

まぁ、それはさておき、あれば便利でいつでも使えるってものもあるし、今でもたまには使いたくなるものもあるが、それに及ぶ行為自体が面倒だったりする場合もあるのではなかろうか。
今丁度それを不意に思い出したりして「そういえばアレ持ってたんだよな・・・」という気分なのだ。

(* ̄(エ) ̄)ゞ そういや、キャンピングバーナー(携帯コンロ)を持ってたよな。それも3つも4つも・・・

暑さも過ぎ、山はもっと涼しいだろうと思う今日この頃。
どこかの湧き水ポイントでお湯を沸かし、アウトドア用のリクライニングチェアでラジオを聴きながら煎れたてコーヒーを飲む。そんなリッチな気分を味わうのも良いなぁ・・・単にそう思ったのだ。

でも、それらのアイテムを掘り出して車に積んで出かけるのも面倒だ。
出不精になっているとも言えるし、年でテンションが下がってるというのもあろう。
昔は休みの日には随分と彼方此方に出かけて行ったものだ。

今はそれらが面倒だったりして、シンプルに自宅でビデオを見てたほうが楽と感じてしまい、の行為に及ばないのだが、気持ちとしてはそういう感じだし、それを直ちに行うだけの足も道具もある。

( ´(Д)`)y━~~~ うーむ

2010年8月20日金曜日

西ボス子が行方不明

昨日から公園を歩いているのだが、西ボス子が見えない。
草むらでシッポをウニョウニョしてたデブぬこ。
もしかしたらハシブトさえ襲うヤツに捕獲されてしまったのかも知れない。

西ボスは今年、1羽しか育てなかったのでもう子育ては諦めたようだ。
夫婦ともに羽がホロボロで、黒いカラスが白黒のまだら模様に。
羽の修復にはしばらく掛かるようなので犬用ソフトジャーキーを毎日差し入れている。
ドックフードはカルシウムが多いので
子供が居なくなった西ボスのエリアに、隣の西ブトは子供を3羽引き連れて入ってくる。

西ボスの旦那は怒ってはいるものの追い出すまではせず、エサも譲っていた。
まぁ、西ブトのところに西ボス子が遊びに行ってたとき、面倒を見てくれていたからだろう。
やはりカラスはハシボソとハシブトでは性格が違うし縄張りの侵害には煩いものの、場合によっては協定を結んで互いの子供の面倒を見る事もあるようだ。これで4年連続で互いの子供に干渉しなかったので間違いないと言える。

まぁ、今年は暑かったし、県南地方ではブロイラーが2万9千羽死んでるから、場合によっては熱射病で死亡とも考えられるが、今年はカラスの死骸を殆ど見ないので、それなりに日陰でおとなしくしていたのだろう。

2010年8月17日火曜日

じぃーーーーーーーっと地面を見つめるハシボソ

アスファルトの上なんざぁいくら目を皿のようにして見たってエサなんて落ちてねーよ。

通勤途中。幹線道路の歩道を口を開けたままのハシボソガラスが、元気無さそうに下を見ながらモソモソ歩いていた。よほど腹が減ってるのか。急に立ち止まり小石くらいのものを拾い上げて飲み込む。
たぶん死んだ虫を見つけたのだろう。
飲み込んでからコッチを見て溜息のような仕草をする・・・(* ̄(エ) ̄) ん?

ひもじそうにしているヤツを見ると、それが何であれ可愛そうに見えてくる。
犬や猫はよほどガリガリに痩せてでも無い限り、腹減ってるのか構ってほしいのかぜんぜんわからん。

カラスの場合は一般人には分からないとは思うが、本当に腹が減っているというオーラを撒き散らしながらトボトボと歩いていることが多い。
それに、あからさまに人が何か食べているとトム&ジェリーのようなオーバーリアクションで舌なめずりしながら真っ直ぐにこちらを凝視してくる。おあずけ食らってる犬かよオマエは・・・

ハシボソガラスの場合。
「それすごく美味しそうですよね。もし、もしですよ。貴方がそれをもう食べないなら私にくれませんか?」
そんな感じ。

ハシブトガラスの場合は違う。
「よぉ!、にーちゃん、何か旨そうなもん食ってるね。オレ、腹が減ってるんだけど、それくれないか?」
そんな感じ。

ハトの場合。
「はやくゴハン。はやくゴハン。はやくゴハン。はやくゴハン。はやくゴハン。はやくゴハン。」
貰えて当然という態度。家禽だからしょうがないのだが。

カモメの場合。
「じーーーーーーーーーーーーーーーーーーー・・・なんでオレに食べ物くれないの!」←逆切れ
という感じ。

スズメの場合。
「きたよー!、おぢちゃん!たべものちょーだい!ちょーだい!ちょーだい!」
か・・・かわいい・・・(*´Д`)=3 ←ダメニンゲン

ということが頻繁に。日常的に。日課のように。普段の生活のごく一部であるかのように・・・である。

外を生身で歩いていようものなら鳥まみれである。
だから、最近は外をなるべく歩かずに帰宅後は車で外食するか家に篭っている。

それでも玄関前には稲荷寿司の大群と、黒い大きなお客さんが来る。毎日2合の米と、50gのジャーキー。スズメ1羽がどんだけ食うのか分からないけど、50羽は来るな。ハシボソはAボス♂か、Aボスの夫婦。たまにCボスの♂。そういえば最近3歳ブト♂を見ないや・・・。

鳥ってーのは意外と特定の人間の無害さを見分ける能力がある。
今朝も車を止めたらハクセキレイのヒナが飛んできて、車の下を歩いて通過し、運転席側のドアの下から現れた・・・

Σ(゚(Д)゚ノ;)ノ ええええええ!?

一応、こっちをチラ見してたけど。
いったい何を考えてるのかよく分からない行動をオラの目の前でやってくれる。
凄く身近に来てくれるし、凄く意味深な態度を見せてくれるし、何かを訴えるかのような目をしたり態度を見せたり。

はらへったカラスもそうだけど、ヤツらの仕草を見ていると、人間に何かを訴えたいとしか思えない行動を取ることが多い。

以前、クチバシに釣り糸が絡まったオナガガモが、しゃがんでいるオラの目の前をチラチラ見ながら単独で通過したので釣り糸を取ってやろうと提案したけど、らわざとらしく急ぎ足で逃げた。でも、こう思ったのかも知れない。

通ったときに人間が自分を強引に捕まえて釣り糸を取ってくれたらラッキーだな。。でも、あからさまに人間に捕まるのは仲間に何て思われるかわからないので、いきなり捕まったみたいな感じなら、開放されたときに仲間に自慢できるし、釣り糸も取れて良いかも知れない・・・

そこまで計算高いのかどうか分からない。でも、時々見せる鳥たちの仕草は、本当にわざと人間にアピールしているような態度である。
それが分かるオラにしか、そう見えないのかも知れないし、オラみたいな鳥に過剰な信頼を得ている人間にしかそういう態度を示さないのか分からない。

きっと鳥にしか見えない何かのマークがオラには付いているのだろう。
顔に書いているかも知れないしな。