「真似をする人が出てきたら肝炎になる危険が・・・」とか。
普通は真似するどころか捕まえるのも難しいでしょ。
そもそも捕る手段はどうするの?
無許可で飛び道具を使えないし、狩猟も休猟区やら禁猟区もある。その前に逮捕だよ。住宅地や公園でボウガンもスリングも使っちゃ駄目。それに最近じゃボウガンやスリングも所持禁止っしょ。
それに捕まるのは比較的若い経験値が少ない1歳未満のカラスじゃないかと。罠にかかるのも殆どが若い個体。歳を取るほど賢く疑い深くなるし、見極める能力も増す。普通は罠には騙されない。だから若いカラス。
多分、それだと肉は柔らかいかも。
調理するならきちんと消毒してから解体をしないと表面や内臓にどんな病原体を持っているか分からない。内蔵を傷つけずに解体とかもね。カラスに限らずスズメやカモ、キジやヤマドリもそうだ。
カラスじゃなきゃ良いの?
以前、TVで(って言ってもTV見てたの十数年前だろうけど)野鳥の内蔵を塩辛にして食べてたのを見たよ。やってることはそれと同じじゃないかな。今回は掃除屋のカラスだったわけで、色んな動物の死骸を食ってる(共食いもするよ)から、野鳥が持っている病原体以外も保有している可能背がある。
カラスは何でも食う
カラスにとって動物の死骸は等しく肉であり、種類は関係ない。犬、猫、ヘビ、タヌキ、アナグマ、キツネ、ネズミ、ハト、スズメ、カモメを食べているのは見てる。虫の死骸も食うし、ミミズも食う。死んだ魚も食ってる。死骸に湧いたウジを食ってるのは見たことはないけどね。流石にカラスでも気持ち悪いんじゃないのかな。
カラスにとって餌は餌であり、生ゴミだろうが、犬の糞だろうが、人のゲロだろうが何でも食う。ハトだってスズメだってゲロ食ってるの見たことがある。
そのカラスを食おうって言うんだから恐れ入るよ。カラスの食事風景を見たこと無いのかな。食おうなんて思わなくなるよ。普通は。
カラスを単なる野鳥として見ているのか、彼らの生態を知ってても食うのかは知らないけどね。文明人なら食わないよ。
頭の良いカラスは構うと面白い生き物
オラ個人としてはカラスはコミュニケーション可能な鳥の1種だから、食わないの一択しか無いけど、これが仮にオラに危害を加えてくる動物だったら何だろうと食えそうなものは食う。食い物がなかったらの話だけど。
そういう区別がついているので、食うに困っている訳でもないのに無理して食おうとは思わないし、そもそも殺傷できない。
オラ的には殺生は極力避ける
趣味や余暇。スポーツなどと称し、殺生を楽しむ趣味はない。
基本的に自分に害や不利益のある生物以外は殺しの対象外であり、虫だって何も悪さをしなければ自分にひっつこうとも優しくその辺に逃がす。やはり食わないのに殺すってこともできないし、食うに困っていないのに殺すもできない。意思疎通のできる相手は人間以外でも顔見知り認定だし、交流を持とうという相手を殺すこともできない。
ただし、
で、上記を除く敵対生物は、全部躊躇なくKILLできるとも言える。だからカラスに襲われたらカラスは殺すけど、大抵はそうならないから「ちょっと話そうや」って感じで済む。クマだってこれまで襲われたことがないので、戦闘になったことも無い。ただ、人間だろうがクマだろうが、戦闘になったときのことは想定しているというだけ。
カラスは野鳥だから勝手に狩ってはならない
カラスを獲って食おうというのは、カラスだから殺して良いとかいう考えであればやめたほうが良い。野鳥だらからね。存在自体は法律「鳥獣保護法」の対象だ。無闇矢鱈と狩ってはいけない。彼らの行動は生きるために行なっているだけで、外にあるものは食って良い。それが人間のものだから駄目というなら食えないようにすれば良いだけ。外にあるものは彼らは自由に食っても良いと思っているに過ぎない。全て人間基準で考えるから意思の疎通ができないのであって、彼らの思考パターンや立場から考えて対処すれば衝突は起きない。
襲われても知~らない
勿論のこと、話が通じないこともある。巣から落ちて道でへたってて危ないからカラスの雛を退避させた時なんか頭にボディーアタック食らったし、溺れそうな雛を堰から拾い上げた時も親にめちゃくちゃ怒られたこともあったが、助けた雛からはその後、何度も顔見せに来てくれた。
知性もあるし、喜怒哀楽の他に心配する。陳情する。頼み込む。命令する。察しろと全身でボディーランゲージを送ってくる。信用する。だが断る。ツンデレな態度をとる。見てて笑える。意外と高度な感情を持つ。だが、生物の基本は的か味方かそれ以外の判断をする。
人を全面的に信用するほど心を読める
鬱ってた時は人間の数十倍も野鳥と話してたので、一時はオラが公園に行くと託児所状態になったこともあったし。子供置いてちょっと休んでくると居なくなったり、子供預けてイチャついたり。桜まつりで飲んで公園で寝てたら側に居て見張ってたりと律儀な面もある。
鳥ってかなり特殊な生き物だと思う。脳は小さいのに犬猫よりも実は遥かに頭が良い。流石、一時は地球上を制覇した恐竜の子孫である。脳の大きさで知能を測れない恐ろしいやつ。でも、基本的に構ってちゃんでもあるし、人間と知り合いってだけで自慢しているような面も見られる。そして、自力で空まで飛べるのに頭も良いとかかなりチートな生き物である。カモメとかは知能は低いけど陸海空を自由に移動できる点では海鳥は最強かも知れないね。カラスは泳げないから溺れるけど頭だけは鳥類最強。
色々と知ってるとスーパーで売ってる鶏肉しか食えないんだよね。実は鶏も興味深いんだけど。鳥頭とか言うけど、鳥の記憶力の凄さを知ったら驚くよ。
鳥は知れば知るほど面白い
だから捕まえて食べようなんて考えは基本的に起きない。特にカラス、スズメなどのスズメ目はハクセキレイにヒヨドリなども含めて面白い個体が多いので。
あ、白鳥よりもカモの方が頭が良いので白鳥よりもカモを構ったほうが良い。小さい子には白鳥は危ないからね。シャーシャーと猫みたいな唸り声だしていきなり噛むから。オラは子供の時に弘前城の西堀の桜のトンネル歩いてて股間を噛まれたトラウマを持つ。
野鳥は食うよりも遊んだほうが楽しい
個人的意見としては、食べて舌で楽しむよりも野鳥との駆け引きで楽しんだほうが面白い。
スーパーで食品ロスとして廃棄される鶏肉を減らすことで無駄な殺生を控えるとかね。
死んだ後の世界なんて分からないし、あの世が在るのかさえ分からない現世を生きている。
食べるために他の生き物の命を頂くことはある。でも、奪わなくても良い生命を奪うのは極力避けようと努力することは大事だと思う。
動物は人間よりも生きることに一生懸命だ。その姿勢を見せてもらうことは人間に生きる意味や一生懸命さを教えてくれる。野生の生き物ほど生きるという執念や努力は見ていて教えられることは多い。
その辺に居るカラス1羽、スズメ1羽でさえもね。オラのうつ病を治してくれたのもカラスやスズメ、カモだったりする。
鳥を見ると幸せを感じるというのはオラにとっては日常的過ぎてネットで記事が出ても「普通でしょ?」という印象。それほどオラにとって鳥と目を合わせて意思疎通をするのは非常に有意義な時間でもある。捕まえて食べるという対象ではない。