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2014年3月22日土曜日

肥後守ベルトホルダーの作り方

今の形状がデフォルトとなりましたが、まだ縫い方などに工夫の余地がありそうです。

如何に早く綺麗に、かつ強度を保つかが課題です。手縫いなので大量生産は無理ですが、素材は既にカットして大量に用意してありますから、オーダーに合わせてベルト通しは幅の調整ができるように縫えます。
とはいっても、まだ商売するレベルじゃないので現状はマイミク限定で欲しい方に手渡しまたは郵送という形を取っています。ネット上ではリアルを知っている方限定で。

素材はバックの持ち手部分ですから摩擦にかなり強い素材を使用。糸はポリエステルの太目のものを使用しています。針穴に糸が通らないので刺繍針を使い、ラジオペンチで針を掴んで縫ってます。
ちなみに素材が同じものでも色で針の通る抵抗が異なることもあります。最初は完全なポリを使っていましたが、新しく買ったものは綿が混じっていますので厚く、ライターで炙っても燃えるギリギリまでなかなか溶けません。

糸も終端は溶かしてから指で押さえつけて(熱っちい!)あります。縫うときの抵抗はかなりありまして、ラジオペンチが必須です。なので、1つ縫うのに最低2時間。気合を入れて縫い幅を細かくした場合は5時間ほど掛かりますので、朝から縫っても簡易式のものでも2つ作れば、昼にはもうお腹いっぱいです。
※手と目が疲れるので細かく休憩を入れて2時間

ミシンを使えれば良いのでしょうけど、厚手の素材で2枚重ね(約3mmから3.5mm)の端っこギリギリ(1mmまたは2mm)を縫っていますのでたぶん無理。※ミシンの達人を除くw
加えて針を通す抵抗が強いので、たぶん、家庭用レベルのミシンだと針が折れるかもしれません。現状、20個作って針は既に5本折れるか曲がるかしています。縫う間隔が狭いほど縫い付ける抵抗が高くなります。

以上、これから始める人の為の簡単な説明。次に買ってくるもの。

<レシピ>

肥後守 中 大 本体 30mm(長さ30cm)/ベルト通し部25mm(任意※5から8cm)
肥後守 特大 本体35mm(長さ35cm)/ベルト通し部30mm(任意)
※各1mあたり300円以下
ポリエステル100%糸
(#20の2本縫いまたは#5の1本縫い)
スナップ大・中
(大きい方が良く、縫い付けるタイプ。ハンマーでつけるのは裏地に金属部分が出て肥後守本体に傷が入るので却下)
フランス刺繍針
(消耗品/短いほうが扱いやすい)
ラジオペンチ
(先の細いペンチで100円ショップにも売ってるもので十分)
根性
(暇つぶしにはもってこいですが・・・寝てるとき以外は何かしていないと死んでしまう人間には良い趣味でしょうね。)
多少の器用さ(男子に裁縫の時間が合った時代。料理も裁縫もできて家庭科5(最高得点)なオラには面倒くさいだけで全然大した手芸ではない感じ。小学校のときはビーズも含めて姉と色々やってたし、裁縫の経験値が最初からあったという感じ)

材料を安く買えればベスト。地方なら初期費用に1500から2000円程度見れば良いです。少なくとも最小単位の1mで買っても3本作れます。


縫い方

頑丈に縫うなら本返し縫い。糸を太くしたり2本重ねの場合は波縫いで結構。
縫い幅を細かくすると素材が厚いので仕上がりの長さが短くなります。つまり縮みます。
その辺を考慮してください。
スナップの取り付け位置などは手持ちの肥後守に素材を巻きつけて位置合わせしてください。
つまり、手元に肥後守が無いとスナップ位置がかしめ(リベット)に干渉します。
上のスナップは縫いあがってから最後に位置を決めます。最初に付けてしまうと位置が合わなくなる可能性があります。

以上

( ´(Д)`)y━~~~ ぬはぁ・・・

さて、ここからが本題。



材料を買ってくる。作る手間と時間。不器用な人は恐らく何個も作ってみないとコツが掴めないんで失敗作が沢山できる筈。知り合いの器用な人に頼んで御礼にメシをご馳走するにも材料込みで1個作るにもそれなりに初期費用が掛かる。作るには現物が必要。後で肥後守を買ってくるわけにはいかない。

そう考えた場合、出来上がりのこれを幾らだったら買うか・・・多分、かなりの強度があるので使用頻度にも寄るけど肥後守と同じ程度の寿命がある。

<売るなら幾らが妥当か>

①ベルトホルダー単体なら幾らで売れるか。
②ベルトホルダーに肥後守(基本的に大か中の真鍮鞘は同じ値段)をつけて幾らで売れるか。
③肥後守のガタつきを直す動画はYouTubeにアップ済み。②に当て布とペンチをつけていくらで売れるか。
④更に③の肥後守を研いだ状態でつけると幾らで売れるか。

希望価格を書いてみる

①3000円
②4800円
③5000円
④刃付けのみ ③+1000 / まじ手研ぎ+刃付け ③+5000円

できればオラは個人情報を出したくない。
ネットで売るにはどうするか。まず、住所はオラのメルアド(G-Mail)で十分だ。
こちらの住所を明らかにしない方法①私書箱②口座を作る③ウェブマネーだな。③が簡単だ。コンビニで買ってきてスキャナかデジカメで撮影。購入者はそれを破棄すればいい。詐欺るつもりで残金ゼロのウェブマネー送ったら送付先の個人情報を晒せばいい。 ウェブマネーだと端数は処理だな。そうなると②は無しで③に統合。

<送付方法>

ゆうパックの350円のやつかな。ああ、4月から360円か。荷物の追跡ができるし、これならOKだ。送料込みにしても痛くない。


ちなみに肥後守も入手に代引き手数料やら送料が掛かるからこれでも損得は無いはず。研ぎも自分でやるには砥石を揃えたり研ぐテクニックやら労力と時間が必要。自分でやるよりは金払ったほうが安上がり。

まぁ、オラが無職なってからの事だけどね。それまでは身内だけでのやり取りになるかと。もちろん実費を切らない破格値でw

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