1対15の格闘訓練
別に良いのではないでしょうか。
そういったことがあるのは実戦では有効であると思われる。
映画の世界でも大抵はやられ役のその他大勢を、凄い勢いでやっつける主人公というシーンも珍しくは無い。セガール、ジャッキー・チェーンなどの見せ場によくある。
ただ、訓練中とはいえ、「思わず食らってしまう」場合は充分にあり、オラが剣道の現役時は30分掛かり稽古という全員を相手に30分休まずに打ちまくるという肉体の限界を超える伝統行事をやったものだ。
今の若者の基礎体力がそれだけ低いのは認めるが、急所である顎に食らって脳震盪を起こした場合は一時停止して様子を見るか、すぐに病院に搬送すべきである。
オラも剣道の稽古とは関係が無いが、プロレス好きの先輩による超ハードな運動と実戦さながらのプロレスごっこをやり、顔面にかかとを食らって顔面骨折した事がある。
その時は死ぬほどの激痛はあったものの、患部のみの打撲だけであったため病院には行かなかった。
十年くらい掛かってその陥没した部分は修復されたが、時にはそういったことが経験として必要だと思う。
その経験があればこそ、今でも複数の不良に囲まれたとしても負ける気はしないほどの精神的余裕はあるばすだ。
今回の事件はリンチとなっているが、普通の高校の武術・格闘技系の部活動では未だに部の伝統として残っている可能性もある。
何も自衛隊や、社会人・プロ選手などにも限った事ではないはずだ。最近のマスゴミはそういった点を無視して騒ぎ立てる大げさな報道が多く、実際に世論を操作しているのはマスゴミにも大半の責任があると思われる。
今回の事故の被害者の方にはご冥福をお祈り致しますが、今回以外のケースでの自衛官の死亡事故や自殺の件数に比べると遥かに少ないケースではないかと思うし、同様の伝統的耐久レース的な訓練など、自衛隊だけにスポットを当てる価値は無い。
どんなところにでもそんな集団暴行を想定した訓練は存在するし、それに耐え、乗り越えた人間の精神力は、集団による暴力という理不尽な状況下に陥っても、それを回避・対抗できるだけの精神力を得ることができる。
ただ、今回は、怪我をしたあとの処置が悪かった。
それだけだと思う。