野良猫に野鳥が警戒している
鳥が玄関まで来ない。
ここ1週間ほど玄関にネコの足跡がある。
つまり、食事中に襲われるのを警戒して来ない。
さっき、犯人を近くで見かけた。
茶トラの中型ネコだった。
隣ん家の黒猫は最近見ないし、灰色のも居なくなった。
まぁ、猫の世界も生存競争が厳しいということか。
道路に飛び出すからなぁ。
目が正面についている動物には多々あることだが、同じ正面近くにに目がある犬は滅多に轢かれない。
やはり生物としての習性で猫は目標しか見ないからということか。
猫といえば左右確認して道路を横断するやつを見た事がある。
これは経験の差ということで理解できる。
真横に目がついている野鳥や草食獣は轢かれる事が少ない。
これは襲われる側の特徴だろうと思う。
これは知っているかな?
ハシボソガラスは正面を見る事に慣れているし、そういう構造になっている。
ハシブトガラスは正面を見る事が非情に苦手で、直視するよりも左右どちらかの目で対象を見る事が多い。
スズメはどちらかというとハシボソガラスのように正面を見る事が可能だが、普段は左右どちらかの目で対象を見る。
この違いは、広い視野を確保できると同時に、地面に落ちているエサを拾うために正面に焦点が合わせられるということ。
性格による違いは構造的違いに比例すると同時に、正面を見れる野鳥は目の周辺の筋肉の付き方が違うと思われる。
目尻の筋肉が眼球を内側に押し出すか、目元の筋肉が眼球を中央に引っ張るのかは分からない。
だけど、目元を見ると眼球の回転だけではなく、目尻のところが目の動きに合わせて動いている。
普通すぎる事だけど・・・
正面を見る事ができるのは2つの目で1つのものを見るから立体視が可能で距離を理解できる。
正面を見づらい。または見れない動物は距離や立体的な把握よりも視野の広さを重視する。
単独または夫婦で暮らすハシボソと、集団で居ることが多いハシブト。
集団よりも単独または夫婦で暮らすハシボソはハシブトよりも生物学的には強いのかも。
そして、肉を好むハシブトは、動物の死骸を喰うことに適したクチバシを持ち、一見頑丈そうで大きな体のように見えるが、ボディーはハシボソより意外と小さくみえるハシブト。
どう見たってハシブトの方が強そうに見えるが、喧嘩をするとハシボソの方がいつも勝っている。
鳥目という夜になると目が見えにくくなる例えだが、フクロウは夜でもちゃんと見えているし夜行性の野鳥。
カラスも見えているし、カモ(カモ、ガン、ハクチョウ)も見えている。
スズメは薄暗くなるとどこかの隙間に入り込んで寝ちゃうから夜は活動しないけどね。
煙突で寝ているスズメが時々、カツカツ・・・カツカツ・・・って動くのを感じる事はあるけど。
猫は寒いのが嫌いといわれているが、こっちの野良猫は別に寒さに弱いなんてことは無い。
真冬でも平気で外をうろついている。
そういや、猫と言えば昔はシッポが短い野良猫を良く見たものだが、最近は余り見なくなったね。
何でだろう?。
その辺に居る人間以外の存在ってのは、地球には色んな生物が居るってのを実感させてくれるけど、最近は本当に見かける数が少なくなったなぁ。
なんだか少し寂しい感じもする。
野生の動物が住み難い世の中になっている。
冬みたいにエサが不足する季節くらい少しは彼等を援助したって良いだろうと思うのだが・・・