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2010年1月11日月曜日

公園4時間ウォーク












浅いところで15cm。最も深いところで70cmの雪が積もっていた近所の公園。
人はまばらで、歩くスキーを楽しんでいる2家族と、散歩が2~3人。
もちろん、ここ2~3日で降った雪は歩道を埋め尽くしている。
歩けるところもほぼ決まっていてオラ的には人が歩いたところは歩きたくないこともあり、雪の中を漕いで歩く。
上下ウインドブレーカーと長靴で完全防備しているので、多少濡れてもインナーを着ているし寒くない。

公園に入ると動物園の辺りに居る黒い連中は一斉にオラの顔を見て寄ってくるが、やはりマスクしてようがヤツらには分かるらしい。
人間でも見分けが難しいってーのに大したもんだよヤツらの識別能力は。

とりあえず、雪を掻き分けて東屋まで道を作る。
ここは積雪50cmで、10m道を作るのに10分掛かった。
まぁ、半分は息を切らしてゼェゼェしてたんだが。
その間も黒い連中は今か今かと周囲の木に集まってくる。
まぁ、ここでエサをやるわけにもいかんので無視。
ようやく東屋に到着し、椅子の雪を払って腰をかける。

既に回りは真っ黒になってるのだが、一服するのが先だ。

(;´(Д)`)=3 ああ、しんど・・・

オラが10分かけて作った道を犬の散歩の人が30秒も掛からず通っていく。
楽だろうな。歩くの・・・
せっかく作った道も犬のションベンでまた嫌な感じに・・・
雪が真っ白だとさ、犬のションベンって目立つんだよ。
黄色とかオレンジのションベン跡が彼方此方にあってさ。
それにウンコ埋めても色が浮き出てくるし、犬のウンコだけ熱を吸収して雪から顔を出してくる。

さて、1本吸い終わったので大きく溜息。30分も経っていないのにもうしんどい。
周りの黒い連中もオラがエサを出す気配が無いので各自遊び始める。
そうしているうちに公園ボスが登場。
コッチをイガイガしながら見てるのでボスを見分けるのは楽勝だし。
とりあえず、所場代を払う。払わないと煩いし。
あとはポチポチ寄って来るやつの口に放り込む。
圧倒的にボソ子が多い。口の中がピンク色だしな。
ギーギー鳴くから子供だってすぐに分かる。

一息ついて今度は東屋から西に向かって池沿いに道を作る。
吹き溜まりが多いので、最大で70cmの深さがある場所も。
雪は漕いで行くよりも池に落とした方が半分の力で済む。
ここは30mも道を作らなきゃならない。
3m置きに休憩しないと眩暈を起こして池に落ちそうだ。

歩道に出て一息つく。
黒い連中もついてくるが無視。
ついてくるのは勝手だが騒いだら叱るの分かってるから大人しいものだ。
そのまま分岐点まで進んで木の下を歩く。
何せ、木の下は雪が浅いからな。
海の東屋までのしのし進む。

東屋に到着。
ここでもベンチの雪を払って一服。
結構な汗だ。西ボスを待っていたのだが、声は聴こえども姿は見えない。
アホだな。今の内に来ればいいのにさ・・・

そこから一旦、東に向かい、ベンチが並んでいるとこに道を作る。
ここは50mあるが、海沿いなので20~30cmしか積もっていない。
楽勝である。
後ろからヒ西ボスが「どこ行くんぢゃ-!」とか騒いでいるから戻ったのだが降りて来ないので無視して道を作る。
西2ボス登場。こいつも降りて来ないから無視。
藤棚のベンチまで雪を漕ぐ。
カモ居ないし・・・

で、海まで便所を経由して出る。
オラに気づいたカルガモとマガモ。カモメが飛んで来る。
ちょっと向こうにはコクガンが1羽だけ。あれ?今年はお1人ですか?
それを見てまた黒いのが集まりだす。
もう足の踏み場が無いというか踏みそう・・・

今日はちょっとだけリッチに魚肉ソーセージも持っているので少しずつ分ける。
顔を見て重複しないように分配する。
それも無くなったので元来た道をまた踏みしめながら公園を出る。
公園から先はもう付いてこない。

彼らのルールでは、まず、縄張りを持ってる個体がそこの最優先順位。
次は公園内を昼のエサ場と決めているグループ全体。
そのグループ以外の個体が進入すると全員で追い出しに掛かる。
やっぱり顔見て分かるんだべな。すげーよ。
最近じゃ滅多に公園に行かなくなったものの、カラスもカモもカモメもハトもスズメも顔を見てちゃんと飛んで来る。
やっぱり人間が友達の顔を見てすぐに誰だか分かるように、彼らの識別能力は非情に高いのだろう。

服装の違いとか帽子の違い。マスクやサングラスの装着でさえあまり変装の意味を成さない。
近所のスズメも歩道を歩いているとどんどん集まってきて、玄関に着く頃には山盛り居るしな。
人間の脳には使われていない部分がたくさんあるようだけど、鳥類の脳というのは体積に関わらずかなりの部分が機能しているんじゃないかと思うよ。

2 件のコメント:

  1. 巨大ブト氏の近影、ありがとう!

    "生存確認"で、(* ̄(エ) ̄)ノさんが鳥の衆の飢えに支援物資を供給している努力を知り、アリも合浦の衆のために、何かしたいと思い、青森市のホムペの「市民の声」に働き掛けてみました↓。

    ぐるぐる回る。いいもわるいも。回る世の中。

    **
    件名 「合浦公園のアカシア等の巨古木に巻き付けられた赤いテープに関する照会」


     青森市には、ますます、ご発展のこととお喜び申し上げます。

     さて、合浦公園には樹齢の古い、貴重なアカシア等の巨木があります。また、鳥類のスズメは木の寄生虫をこのんで捕食する性質があり、都市森林で木に付く虫を捕食するなど、森の健康をま守るうででの生態系に重要な役割を果たしていますが、日本全国的に近年その個体数が激減していると報告されています。
     その原因は、営巣ができないような構造の家屋が多くなっているのではないかなどの推測がされていますが、青森市においては、合浦公園のアカシアなどの巨木にできた洞がそのような鳥類の営巣地になっています。

     さて、合浦公園では、昨年、鳥が営巣していた巨木が伐採されましたが、スズメの若鳥の数がこの数年で半減したとの観測があるようです。また、都市公園における古木・巨木は財産ですが、特に、合浦公園の巨木は青森県内では珍しいと言われています。。

     今年も、アカシアなどの巨木に赤いテープが巻きつけられましたので、そのテープが、伐採予定ではないかと懸念しています。

     そこで、以下の2件に着き照会いたします。
    1.合浦公園の伐採等樹木を管理計画を作成する担当部局をご教示願います。
    2.巨木は、観光資源として景観に大きな寄与をしている以外に、鳥類の生態系にも大きな作用を担っており、伐採行為はその復元が極めて長い年月を要します。公園の整備計画作成・施行には、生態系維持の専門知識や監督者が必要と思われますが、現在、公園整備計画作成に、観光資源や生態系担当の責任部局は関与しているでしょうか?

     照会は以上ですが、もし、巨木の赤いテープが伐採予定を示すものであるなら、是非、減少鳥類の保護、観光資源保持の観点から再検討をして頂き、受注業者が巨木を伐採しないように指導・監督されるなど、青森市の宝である合浦公園の巨木・古木を是非、大事に保存して下さるようにお願いします。
    ***

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  2. アカシアの巨木は一昨年に1本、去年2本切られちゃってますよ。
    残っているのは十本程度と思われ、一部を除いて殆ど切られると思われ。
    切られる理由は、アカシアが「成長が早く根が浅いため強風で倒れる危険がある」というもの。
    それは分からなくも無いけど、松と桜と混ぜて飢えている箇所については問題無いものも多いんですよね。
    樹木医は何と判断したかが問題であって、切ること自体は仕方が無いとも思う。
    ただ、既に切られた3本については、スズメの営巣中ということもあり、雪が残る早春か、営巣が無い晩秋にできなかったのかということ。

    で、切るのであれば代わりになる巣箱などの設置および、自然のシステムを上手く利用できるよう、もっと野鳥たちの言い分も聞けばいんじゃないかということ。

    今の公園の管理を見る限り、人間側の都合ばかりで、管理されている感じがしますね。

    まぁ、メールしちゃったみたいなのでもう遅いですが、アカシアの伐採については過去の日記でも散々書いているので読んでくれれば分かります。

    いま、赤いテープを巻かれているアカシアで毎年スズメの営巣を確認しているものもあるし、切るのであればスズメの巣になるものも用意してくれれば文句など無いけどね。

    盛岡市で大発生したマイマイ蛾が青森市に大発生したらスズメやカラスに世話になることも有ると思うんだけどね。

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