体はアッチ。顔はコッチ。
(o`θ´o)はチュンデレである。いや、ツンデレか。
いや、ハシボソガラスもだけどさ。
何か言いたいんだけど、「アンタなんか気にして無いんだららねっ!」って態度のクセに、頻繁にコッチをチラチラ見てる。体はアッチ向きなのにね。
もうね、「コッチ見てよっ!」な態度。
で、ブツクサ(チュイチュイ)言いながら、しきりにコッチに視線を送る。
で、チュイ?と言うと「エサー!!!」(チュルルルル)と言いながらすっ飛んでくる。
で、今朝は会社の向かいのお宅の植え込みに居なかった。
どうせ、駅の南側の食堂の前か、北側の公園で羽繕いでもしているのだろう。
ここ2日ほど暖気で雪がゲチャゲチャになってしまった。
駐車場で埋まる人が居るわけだが、今日は2台救出。
今日は3回汗だくになってしまった訳だが、クマは風をひかない・・・じゃなくて、何だか知らないけど風邪と縁が無い体になっている。
多分、風邪菌よりも性質が悪いもんに軽く感染しているのかも知れない。
なにせ、先に体内で繁殖した菌が他の菌を退けるらしいからな。
まぁ、どっちにしてもオラ的には苦しまない方が良い、
さて、駐車場から戻ると・・・居た・・・5羽もいる。
いつもの3羽はすぐに飛びつくが、残りの2羽は様子見している。
でも、他の(o`θ´o)が物怖じしないから真似してパンを貰いに来るテスト・・・
こっち見てるが来ないので自販機でスポーツドリンク買ってたら、足元に来てるし・・・
1cmくらいに千切ってポイっとパンを放る。
それを拾ってすぐに茂みに隠れる。
なんか大きい気配を頭上に感じて見上げると、ここのボスのブト♂が挙動不審モードでキョロキョロ。
欲しいんか。欲しいんだな。欲しいけど鳴いたら怒られるから鳴かないんだろwww
知らない振りしてパンクズを落とす。
「オレんだー!(俺のだー!)」と(o`θ´o)を蹴散らしてヒット&ウェイ。
まー、その一口がデブの元・・・はオラぢゃんか。
ええと、その一口が命を繋ぐ・・・ということか。
良かったね。食い物がゲットできて。
ニンゲンなんてもう喰えねぇ・・・とか平気で食い物を残して捨てる。
でも、やつらにとっちゃ腐ってても硬くなって美味しくなくても食べなきゃ死んでしまう。
街路樹は野鳥たちにしてみりゃ嬉しくないものばっかり植えられて、空き地は雑草が美観を損ねるとかで除草され、鳥たちが食べて排泄した木の実によって生えた幼木も草と一緒に駆除されてしまう。
みんなニンゲンの都合。かなり迷惑なことですよ。
うちの会社の駐車場なんか草ボーボーだから、(o`θ´o)たちも雪が積もるまでエノコログサ(ネコジャラシ)の穂に捕まってプチプチ喰ってる。
彼等にとって雑草なんてものはない。隠れ場所であったり食料であったり。
雑草があればその中で幼木は根っこの乾燥を防げて育つ。枯れた草は腐って土になリ木を育てる。
自然のシステムってのは本当に上手くできるもんだ。
その一連の流れをぶった切ってるのがニンゲンなんだよね。
食料が極端に不足する冬に迷惑料(エサ)くらい払ってもバチは当らないべ。
繁殖期にも子育てでエサがたくさん要る。子育て支援したって別にいいでしょ。
彼らも生き残りや子孫を残すのに大変なんだよね。
寿命は短いし。
短い寿命だから、(o`θ´o)に至っては孵化してからのたった2週間ですら途方も無い労力と時間。
自分の食事と、ハラヘッタと騒ぐ子スズメの分。いつもの2倍以上の食い物探し。
そんな時、大変ですねぇ・・・とエサを少しあげるくらいはねぇ。
ニンゲンだって「まぁ、ちょっと上がってお茶でも飲んで行きなせぇ」とかあるじゃん。
最近は田舎の高齢者でもなきゃ、そんな見知らぬ誰かと茶でも飲んで世間話をすることも無いでしょうから。
時代がそんな余裕を無くしたのかな。
庭に柿や栗の木を植えたりする人も減っただろうし。
うちの実家はブドウの木が何本もあるからヒヨドリも食いに来るけどね。
スズメバチも食いに来るけど・・・(((゜(Д)゜)))ガクブル
まぁ、オラ的にコイツら相手にするのは「まぁ、ちょっと煎餅でも齧りながら茶でも飲んでけ」程度なんだよね。
ニンゲン、下ばっか見てて空を見上げる余裕が無くなったのかね。
ちょっと視線を上に向けるだけでヤツらはいつでもコッチ見てるぞ。
そして何かを言ってる。たぶん、慣れないと何を言ってるか分からないと思うけど、10年くらいインコを飼って、20年くらい鳥さん萌えやってれば、ヤツらが何を訴えているか心の声で感じ取れると思うけど。
まぁ、一番手っ取り早いのは、スズメとカラスだべな。
公園とかに行ったら少し上を見てみよう。
スズメは木立で丸くなってチラチラとコッチ見てるよ。
カラスは見られるとコッチ見るから。
気にすると気にされているのが気になるんだよね、やつらは。
体はいつでも逃げられるようにアッチ向いてても、顔はコッチ見て。
もしも奴らがコッチを意識していたら、小さなパン屑をアンダースローでそっと投げてみよう。
コミュニケーションは案外ちょっとしたところから始まる。
ポケットにいつもパン屑を・・・
それは取るに足らないものだけど、空を見上げるきっかけになるのなら安いものだ。
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